APD 聴覚情報処理障害という難聴について
こんにちは。ディーキャリア春日部オフィスです。
本日はご利用者のT様の3分間スピーチを紹介します。
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お願いします。
今回はAPD、聴覚情報処理障害という難聴について。

今回APDというテーマを選んだ理由として、発達障害、
特にASD(自閉スペクトラム症)との併発率が高いと言われている。
私もASDの可能性があるため、現在病院で検査を受けている。
ただし、この傷害は知名度が非常に低い。
しかも「自分は聞こえが悪いのかも」という自覚症状を持ちづらい。
気づかずAPDで苦労している方も多いので、今回のテーマに選んだ。

通常の聞き取りは問題ない。
健康診断の聴力検査でも、聞こえは正常と出る。
ただし…

言葉(発音)の聞き取りが困難。
=声は聞こえるが言葉を聞き取れない。
「Aさんが喋っているのは分かるが、何を喋っているのか分からない」ということがありがち。
どういう場面で苦労するかというと…

1.雑音がする場所
(街中、オフィス、家事など)
家事でも水道や電子レンジを使って音が出ると、
話し相手の方の声がかき消されてしまい、
上手く聞き取れなくなることがある。

2.早口、あいまいな発音
早口だったり、はっきり発音されない方だと、
何を言っているか聞き取れないことがよくある。

3.電話
電話で声が電子音に変換されると、聞こえが悪くなる。
聞き間違いや、聞き返しが多くなる。

つまりAPDは、
静かな場所
ハッキリとした発音
対面
以上の条件がそろわないと聞き取りに苦労する。
うるさい環境で聞き取りにくくなるのは誰にでもあるが、
APDだとその程度が他の人よりひどい。
周りの人は普通に会話できているが、
自分だけよく聞こえていないということがある。

2021年から学会で取り上げられ始めた難聴。
診断できる専門医が国内にほとんどいない。
いたとしても、紹介状の必要な大学病院が主。
さらに治療法がない。
聴力は正常なので、補聴器で音を大きくすれば解決するわけでもない。
そのため診断を受けても、お医者さんのお墨付きが出るだけになってしまう。

APDの基本的な解決策は、
A.環境を整備する→静かな環境で仕事する、など
B.周りからの配慮をもらう→メールやチャットで連絡を取り合う、ゆっくり話してもらう、など。
障害者雇用だとこの辺りの配慮をもらいやすい。
APD(聴覚情報処理障害)
同じ意味だが、LiD(聞き取り困難症)という病名もよく使われる。
当てはまっていそうな方は、一度調べてみてください。
(スライドおよびスピーチ要約はここまで) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ディーキャリア春日部オフィスでは今回のT様のように、
ご自身の取り組んでいること、調査したこと等をテーマに取り上げて、
3分間スピーチとして発表し、利用者の皆さんで共有しています。
いつものことながら、T様の3分間スピーチは、
とても分かり易い画像を差し込み、聞きやすいテンポでの説明でした。
予め伝えたい骨子と構成をしっかり組立てた上で説明を具体化していること、
緊張の中でも落ち着いてゆっくりと皆に言葉を投げかけていくことが、
この分かり易さ、聞きやすさにつながっているのだと思います。
今後も新たなテーマでの3分間スピーチ、期待しています。
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