2023年03月15日

ADHDあるある（当事者支援者が語る）パート２🌷🌷

皆様こんにちは～。(^_-)-☆

ディーキャリア春日部オフィス　支援員のSです。

今回も前回に続き、ADHDあるある（あった、あった！？）をお伝えしたいと思います。

嫌な事は楽しく振り返り、ディーキャリア春日部オフィスの訓練を受けて、

昔の事など、笑って吹き飛ばせる事は、吹き飛ばしてしまいましょう～ヽ(^o^)丿

またまた、自分に言い聞かせてま～す(笑)

私は、ADHDとASD、また、さまざまな精神疾患があります。

利用者から見たら、また、初めての人にお会いしたら、きっと、すぐには私が発達障害だと、中々受け入れられないかもしれません、、、。

だから、発達障害（神経発達症）で困るのです。見えないから、すぐに分からないから、そして、発達障害の認知度が低いから（高くなりつつあると思ってます）、当事者の人は困ってしまうのではないかと思います。

当事者の一人ひとりの心構えや、障害があってもできる事がある、と示してしていく事を世の中に発信する事が、社会の変革に関わるのかもしれないと、私は信じております。

ご存知かもしれませんが、発達障害（神経発達症）は社会性の障害と言われます。学校では問題無いように過ごせても、社会人になると躓いてしまう。長く働いていた部署から異動になると、急に上手くいかなくなってしまう。環境によって困り事が出やすい、出にくいがあります。主観ですが、困っていない発達障害のある方も沢山いると思います。

社会人になるまでは、おっちょこちょい、だらしないやつで済んでいましたが、社会に出るとそれが、問題に変わってしまいます。大人の発達障害などが、社会性の障害と言われる由縁ですね。((+_+))

前置きが長くなりましたが、当事者支援者Sの発達障害（神経発達症）の、あるある（あった、あった！？）エピソードを３つ程ご紹介したいと思います。これは、診断を受ける前の話です！

それは、私が大学生の時です。体育の講義で、スキー合宿がありました。もう明日だし、そろそろ準備しないとな～と思いのんびり起きました。（この時点でアウトですね）前日に友人に持ち物の確認をしようと朝電話をしました。繋がると、、、友人はスキー場にいました。先生も皆も集まっているよ～(・_・;)と言われました、、、。めまいがしました。即座に先生に連絡しました。一日遅れで参加、鬼の様なしごきを受けました。（今は感謝しております）何とかおまけつきで単位が取れました。スキー検定２級も取りました。当時はスケジュール帳（手帳）位しかなく、障害だと思っていない私は、スケジュール帳を使う習慣がありませんでした。

今はスマートフォンが普及して、リマインダーやカレンダーアプリがありますので、皆様は、有効に利用してください。

次は、会社員の時です、介護の施設の責任者として働いていた時です。その日は大事な事業報告の発表担当を任されていました。少し早めに到着、一服していた時です。あれ？社員の人が誰もいない(・_・;)、、、。明らかにおかしい、上司に電話してみると、今日は違う場所で会議だぞ！前回の会議で言っていただろう！！めまいがしました。そこから猛ダッシュです。会議室は現地から２キロ、いや３キロぐらいはあったでしょうか。遅刻して到着して参加するも、そこからは、ガタガタのボロボロです。緊張で発表が終わったらギックリ腰になりました。また、買ったばかりのビジネスシューズを履いていた為、靴擦れをおこし、血だらけになり、今もくるぶしに傷が残ってます。

人が聞き取れている事も、聞き取れていない、それは、発達障害の特性だったなと思います。

発達障害の特性がある方は、事前に（早めに）不安な事は、人に聞いておく事が大切でだと思います。カレンダーアプリも後で入れるのではなく、即座に入れる事を強くお勧めします。また、自分の予定に疑問を持つ事も大切かもしれません。

最後に、介護支援専門員（ケアマネージャー）の研修の時です。１週間ほどの連続研修の初日です。事前に１秒でも遅れたら資格は取れませんと言われてました。当然、早めに行動をして研修場所に向かいました。初めての場所です。人の波に乗り歩きだしてしまいました。地図も確認はしていましたが、、、。しばらく（１５分以上）列に沿って歩き続けると、皆さんが、宗教の施設に入って行きます！？突然、私一人になりました、、、。そこで初めて、研修場所と真逆に歩いている事に気づきます。またもや、猛ダッシュです。忘れもしません大雨の日です。結果、ギリギリアウトでした。本当は来年に初めからやり直しでしたが、研修事務局さんの計らいもあり、後期日程があったのでそこに誘導してもらいました。ありがたかったです。資格が無いと働けないポジションに異動が決まっており、血の気が引きました。

何事も、過剰に自分を信じずに、適度に少し疑ってかかった方が、特性のある方にはちょうど良いのかもしれません。決めつけて勘違いをする事が多い方は、注意ですね。

皆様も、さまざまなエピソードがあるかもしれません。後で考えてみると意外と、リフレーミング（認知を変える事）すると、重い話も軽い認知に変わる事があると思います。リフレーミングはプログラムにございます！

皆様も、私は発達障害かもと思ったら受診をしてみてください。

私が診断された時は半分は、ホッとしました、今まで人生でできなかったさまざまな事は自分の努力が足りないのではなく、特性からだと分かったからです。

残り半分は、さまざまな感情が入り交ざり、悲しみ、怒り、生まれ、成育、もっと早く知りたかった、何で俺が、親への怒り、悲しみ、、、、。咀嚼するまで時期を要しました。今は自分自身の特性を、大分受容できています。服薬をして仕事もできています。親には感謝の気持ちしかないです。自分の障害を愛おしく思える様になるのが、私の大きな目標です～。

どのような障害も、前に進むために、咀嚼して心の中で自己理解をする必要があると思います。（腑に落ちるという事です）ディーキャリア春日部オフィスの訓練は、自己理解の訓練があります。自分の理解が進むと思います。お勧めの訓練メニューです。自分の事が、腑に落ちると自分の考え方（認知）が変ります。

すると、心が楽になって行きます～。(*^^*)