人生の受け身を身に付ける(足利学校)
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
今回も足利市街の散策の続編になります。
紅葉が見頃の「足利学校」や「鑁阿寺」を周り、
“相田みつを”の名言に感銘を受けたできごとをご紹介します。
https://www.ashikaga-kankou.jp/pamphlet/
【足利のわかりやすい歴史館】
ここはゆったりとしたスペースに
足利の歴史文化財を紹介する展示が多数あり、
メインな観光スポットを周る前におこなっておきたいところ。
トイレやソファーもあり、休憩スペースとしても利用できました。
【史跡 足利学校】
当日は偶然にも年1回の「孔子とその門弟を祀る儀式」があり、
無料公開日でラッキーでした。(本来は参観料480円)
まずはココの整備された紅葉や竹林が見事でした。
更に当時を再現した建屋や庭園も見応えがありました。
復元された方丈・庫裡・書院は中に入ることができ、
様々な学問に関わる展示を見ることができます。
その中に“相田みつを”の名言が展示されており、
それを一通り読んだとき、ふと考えさせられるものがありました。(後述)
【鑁阿寺】
堀で囲まれた外周の植木が整備されており、
堀を渡る入口から本堂に至る参道は紅葉に包まれていました。
とにかく、境内の紅葉が素晴らしい、赤・黄・緑のグラデーションが美しかった。
【“相田みつを”の名言「受身」から考えさせられたこと】
さて、足利学校の展示で目に留まった相田みつをの名言「受身-負ける練習-」を
私は今回初めてじっくり読みましたが、巷では結構有名なことばだそうです。
私の高校時代は、インターハイに向けて柔道に明け暮れる日々、
夕方から夜は部活終了後に近くの道場に通い、
早朝は電信柱にゴムチューブを巻き付け打ち込みをする、
そんな柔道バカ&脳筋だったので、
このような名言を感じることができない残念なヤツでした。
硬い畳に身体を叩きつけられても痛さを感じない受身、
周囲や投げる側を“気持ちよく決まった”と感じさせる受身、
これは柔道が上達すると同時に身に付くものです。
オリンピックなどの公式試合を見ていただくとわかりますが、
選手は相手から投げられる瞬間、
身体をひねって背面が畳に付かないように汚い投げられ方をして
正しい綺麗な受身を取っていません。
奇麗な受身を取ると一本や技ありを取られてしまうので
負けないために敢えて受身を取らない熟練の技なのです。
奇麗な受身(負け方)を身に付けているからこそ、
そうではない悪あがきの基本動作ができるようになります。
社会人を続けていくと、思うように物事が進まず、
最終的には断念せざるを得ない、様々な負けを経験します。
いつまでも自分の至らなさを認めず、悪あがきをして
悩んで苦しむことがあるかもしれません。
そんな時、自分の至らなさ、情けなさをキチンと理解して、
気持ちよく自分の負けを潔く認めて降参することで、
次の一歩を踏み出すことができることもあります。
オリンピックの大会と違って社会人人生は長く続いていきます。
時には悪あがきをし、時には潔く実力不足を認めてリセットすること、
これが社会人人生における各自の受身の取り方と捉えました。
そして自分の受身を上達させること、
これが苦難に対するリセット・再出発につながることを、
これまでの経験を振り返って整理してみたいと思いました。
就労を目指して春日部オフィス通所されている
ご利用者さんの参考になるようないい事例が見つかれば、
是非とも共有して意見交換ができればと思っています。
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