いつまで走り続ける?蒸気機関車
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
秩父に来ると必ず立ち寄るところの一つに
三峰口駅近くのSL転車台公園があります。
今回は5月に行った、この観光スポットを紹介したいと思います。
私は“てっちゃん”ではありませんが、
老体にムチを打って動き続けている蒸気機関車に
自身を重ね合わせて親近感を覚えています。
週末の土日に1回ずつ往復するSLパレオエクスプレスは、
この三峰口が発着点になっています。
三峰口の駅に到着したSLエクスプレスは、
蒸気機関車と客車が切り離され、
蒸気機関車のみ引き込み線の転車台の方へ移動します。
転車台と引き込み線は以前からあったのですが、
今から3年前に転車台公園として整備され、
週末になると蒸気機関車マニアや親子連れが訪れる場所になりました。
(私は“マニア”ではありません)
https://www.chichibu-railway.co.jp/slpaleo/about/slturntable.html
まずは切り離された蒸気機関車に対して以下の整備がおこなわれます。
◆排炭作業…往路でたまった灰を捨てる
◆石炭ならし…炭水車の石炭を取り出しやすいように整備
◆給水作業…復路に必要な水を補給(往復に必要な水量は約9トン)
その後、蒸気機関車の向きを変えるための転車作業がおこなわれます。
この一連の作業を見ていると、
蒸気機関車の運行を続けるには、多大な手間と時間が必要とわかります。
電気機関車やディーゼル機関車の方がよっぽどお手軽ではないかと思いますが、
それでも蒸気機関車を運行するのには根強いファンがいるからでしょう。
蒸気機関車ファンに言わせると、
生き物のような躍動感を感じるところが最大の魅力らしいです。
おそらく煙を吐く、蒸気を吐く、汽笛が鳴る、独特の振動と駆動音等によるものでしょう。
方や、蒸気機関車を動かしている全国各地の鉄道会社では、
運転士や整備士の不足、維持メンテナンス費用負荷等の問題が出てきています。
(直近では、愛媛で運転士不足から「坊ちゃん列車」が運休となりました)
確かに、この蒸気機関車を懐かしいと感じる世代は高齢化で減りつつあり、
そのうち、純粋マニアか、その予備軍の子供達くらいしか興味を示さなくなってしまうかもしれません。
少子高齢化の問題のように後手に回らないよう、
然るべきタイミングで運行を諦める等、思い切った決断も必要かもしれません。
蒸気機関車の整備作業、転車作業を眺めながら、
そんなことをつらつらと考えて黄昏ていました。
先が見えてきている自身の社会人終着も重ね合わせながら、
その時まで自身の維持メンテナンスを何とか続けることを改めて決意しました。
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