神経発達症(発達障害)と記憶力について(*^^*)
皆様こんにちは!ディーキャリア春日部オフィスの社会福祉士・精神保健福祉士(当時者支援者 )の生活支援員Sです。無視暑い日が続いておりますが、皆様お変わりないでしょうか。
〇今回のブログは神経発達症(発達障害)と記憶力のブログです。悩みを抱えていらっしゃる方の一助となればと思います。お付き合いの程、宜しくお願い致します。
〇神経発達症のある方は記憶力に悩みを抱えている方がいらっしゃいます。なぜ記憶力に悩みを抱えてしまうのでしょうか。実は記憶力はワーキングメモリが関係していると言われています。
〇ワーキングメモリとは、短い時間、できごとや言葉などを脳の中に記憶としてとどめておける要領の事です。この記憶の容量は障害の有無にかかわらず人それぞれ小さい・大きいがありますが、ADHD(注意欠如・多動症)の傾向が強い方の場合、容量が小さい事が多いと言われれてます。ワーキングメモリはよく机にたとえられます。ワーキングメモリが多い方は大きな机、ワーキングメモリが少ない方は小さな机です。大きな机の方は沢山の物がおけますが、小さな机の方は沢山の物をおけません。多くの物を乗せると、処理がおいつかず忘れてしまったり、もれてしまいます。
〇しかし、神経発達症のある方がすべてにおいて記憶力が弱いわけではありません。ASD(自閉症スペクトラム障害)の特性がある方は、特定の物事に関して並外れた記憶力を発揮する方もおります。これは、神経発達症の方のこだわりに関した特性が関係しています。同一性保持の特性と言われる「変わらないモノやコトを非常に好む」「変わらないモノやコトに対する欲求が強い」という特性です。この特性から「特定分野への興味が」が生まれてきます。興味のある事に関心を向ける事で安心感や欲求がみたされます。その為、興味のある事に記憶力が発揮されるのです。上手く付き合えば得意に変わる部分ですね。
〇では、どのように対処をしたら良いのでしょうか。仕事でもプライベートでもメモを取る習慣を身につけると、対処がしやすくなり生活や仕事が楽になります。メモ帳でも良いですし、スマートフォンを活用する事が有効です。スマートフォンと仕事PCとのカレンダーを同期することも有効です。ここでの注意は、メモを取る際にメモが苦手だと、メモする内容の容量が多いとメモがもれてしまい、結果抜け漏れが生じてしまいます。仕事の場面では上司や仕事仲間に、メモを取る事が苦手なことを伝えておくと良いと思います。(合理的配慮ですね)
〇神経発達症であろうと、無かろうと困り事はまちまちです。まずは、自分自身の得意、苦手等の特性を理解して対策を取る事が重要です。
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