発達障害(神経発達症)とは。(二次障害編)② (*^^*)
皆様こんにちは!ディーキャリア春日部オフィスの社会福祉士・精神保健福祉士(当時者支援者 )の生活支援員Sです。最近は気温も上がり、湿気がすごくなりましたね。食べ物が傷みやすい季節です。体調はもちろんですが、食べ物の管理にも気をつけてくださいませ。
〇今回のブログは発達症害(神経発達症)の二次障害パート②です。
またまた、少しお堅い内容にはなってしまいますが、皆様ご参考にされてください。
〇以前のブログにも掲載しましたが、二次障害(精神障害)から発達障害が分かる事もあります。
発達障害の診断が無い方も、知識として認識していただけますと幸いです。また自分はASD、ADHD寄り(神経発達症)かも、と思ったら、対策を講じる、神経発達症の機関や病院に相談されると良いと思います。
〇神経発達症の二次障害の種類は、先週のブログにも掲載しましたように多岐に渡ります。
〇神経発達症(発達障害)の二次障害の種類 ・おさらいですが、神経発達症の二次障害には、不安障害・双極性障害(躁うつ病)・うつ病・パーソナリティ障害・愛着障害(アダルトチルドレン)・物質関連障害:依存症(アルコール・薬等の依存)・睡眠障害・生活習慣症・発達障害同士の併存・適応障害・強迫性障害・心身症・引きこもり(こもりびと)などがあります。
〇二次障害いくつかを抜粋させていただき、症状と対処法を記述します。(本当に困ったり、体調が悪い時は、すぐに病院に行かれてくださいませ_(._.)_)
〇うつ病:精神疾患である気分障害の一つです。一日中気分が落ち込む、何をしても楽しめないなどの精神的症状や、不眠や食欲がない、体重の増減、気分の減退などの身体的症状が継続して認められるとうつ病と診断されます。神経発達症の方は3割から、5割の方が罹患されます。発症される原因は、心理的なストレスと言われてます。神経発達症の方は、自分の特性とうまく付き合えない(受容できない、されない)と、自尊心・自己肯定感が低下しやすい為、上記の比率で高水準となっていると考えられています。治療は、認知行動療法・薬物療法となります。信頼できる方に相談をしたり、精神科・心療内科を受診したり、カウンセリングを受けたりされてください。適切な服薬をおこない、思考に働きかけ認知を変える事で、改善に向かうケースがあります。薬などでコントロールする事で、それまでと変わらない生活を送られている方もたくさんいらっしゃいます。
〇不安障害:不安障害の主症状は不安です。漠然とした恐れの感情で、はっきりした理由が無いのに、あるいは理由があってもそれと不釣り合いに強く、繰り返しあらわれてたり、いつまでも継続したりする病的な不安です。不安のあらわれ方はさまざまです。例えば不安障害の下位分類には、パニック障害があります。細かく知りたい方は、(パニック障害・不安障害)で厚生労働省のみんなのメンタルヘルスを検索されてください。)こちらも、治療は認知行動療法・薬物療法となります。信頼できる方に相談をしたり、精神科・心療内科を受診したり、カウンセリングを受けたりされてください。カフェインに気を付けたり、感情調整、呼吸法も有効と言われてます。
〇双極性障害(躁うつ病):昔は躁うつ病と呼ばれてましたが、現在では双極性障害と呼ばれます。軽い躁状態(軽躁)、軽いうつ状態が継続するものは双極性Ⅱ型といわれ、激しい症状態、重いうつ状態が繰り替えされるのが、双極性Ⅰ型と呼ばれます。どちらも生活に支障が無ければ良いのですが、生活に支障がある場合は障害となります。双極性障害は精神疾患の中でも、治療法や対処法が比較的整っている病気と言われています。薬によるコントロールで、今までと同じ生活を送るも可能です。しかし、放置してしまうと、人間関係や社会生活などで人生の基盤が損なわれてしまうので、早めの受診がとても大切になります。
〇適応障害:生活の中で生じる日常的なストレスにうまく対処することができない結果、抑うつや不安感などの精神症状や行動面に変化が現れて社会生活に支障をきたす病気です。世界保健機関の診断ガイドラインでは、原因となるストレスが生じてから1か月~3か月以内に発症し、ストレスが解消しても6か月以内に症状が改善するとされています。しかし、ストレスが長期間続くこともあります。適応障害の症状はうつ病や不安障害などと類似しています。また、適応障害とほかの精神疾患を受診時には明確に区別できない場合もあります。発症当初は適応障害と診断されても、経過を経てうつ病や統合失調症、不安障害など診断名が変わることもあります。
症状は多岐に渡り、情緒面の症状と行動面の症状に分けられます。情緒面は、抑うつ気分や不安感、感情の高ぶり、集中力の低下などが挙げられます。また、不眠やめまい、動悸などの身体症状が現れることもあります。 一方、行動面の症状としては、普段のその人らしからぬ発言や素行の障害(すぐに怒る、容易に感情的行動をとるなど情緒的安定さ)、摂食行動の異常、遅刻や無断欠勤など社会生活のうえで周りの人にとっても障害になるような行為が現れることがあります。
適応障害の治療でもっとも大切なことは、原因となるストレス状態の軽減です。まずは、ストレスの元から離れられる様に、休職・静養・配置転換などで環境や状況を調えていくことをおこなうようにします。そして、周りの人に理解してもらうことも大切です。しかし、自分自身のストレス耐性を上げる事も重要です。こちらも治療は薬物療法や認知行動療法など、カウンセリングをおこなうこととなります。
〇一部ですが二次障害について書きました。いずれの二次障害も早期に気付き、医師の診断を受けることが重要です。また同時に自身の病気を受け止め(受容)そこに神経発達症(発達障害)、パーソナリティ障害が隠れていないかを確認することも重要といえます。
〇ディーキャリア春日部オフィスでは、さまざまな国家資格や経験を持った支援員が、皆様の支援にをしています。お気軽に相談や見学にお越しください(事前に連絡を頂けると助かります)。訓練の見学もできますので、是非、お越しください~ヽ(^o^)丿
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