【大人のASDあるある】腸内環境が乱れやすい|原因と改善方法について紹介
「ASDのある方が腸内環境が乱れやすい」
そんな情報を最近よく見かけます
大学の研究なんかでも
ASDと腸内細菌の関係が指摘されています
小児でも言えますが
大人のASDはこだわりを持っていることがおおく
偏食や食事のバランスが悪くなることで
腸内フローラのバランスが崩れてしまう
そして体調を崩してしまったり
感情のコントロールが難しくなってしまう
そんな腸内環境とASDについての研究があります
ASDだからだからという事ではありませんが
さまざまな病気の原因は実は腸内環境の
影響を受けていることが多いです
今回は「ASDと腸内環境」について
新しい研究があることをお伝えしていきます
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ディーキャリア柏オフィスの生活支援員で発達サポータの大松です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害のある方などが多く在籍されています
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
1.腸活で認知機能や心の健康を守る「腸と脳の深い関係」
2.ASDと腸内フローラの関係性とは
3.うつ病の改善に効果がある腸活
4.腸内環境改善のためのおすすめの方法
1.腸活で認知機能や心の健康を守る「腸と脳の深い関係」
食事と病気の研究は様々な研究があります
うつ病や自閉症といった精神疾患と腸内環境の
関係についても研究が進んでいます
うつ病の患者と健常者の腸内細菌フローラを
比較したところ研究対象者では
ビフィズス菌の量が健康者より有意に少なく
乳酸菌も少ない傾向が見られたという研究もあります
実は体内に棲む細菌の9割は
腸の中にいるといわれています
体の研究がさまざま進んでいますが
体内のシステムを脳だけが独自に判断しているわけではありません
それぞれの臓器にも状態認識機能みたいなものがあり
今いい状態なのか、あまりよくない状態なのか
最悪な状態なのかなど把握し
その情報を脳に伝達する事で
よりより形で体が健康にいられるよう
臓器自体からも積極的に情報共有をしているシステムがあります
2.ASDと腸内フローラの関係性とは
「腸内フローラ」というのは
腸内に棲んでいる細菌は菌種ごとの
塊となって腸の壁に隙間なくビタっと張り付いています
この状態は品種ごとに並んで咲く
お花畑に見えることから
「腸内フローラ」とよばれ
正式名称は「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と言われます
生命の維持にかかせない働きがあり
私たちの人間の腸内には
体内に棲む細菌のうち9割が棲みついています
数はおおよそ100兆から1000兆個で
種類は約1000種類になります
重さにすると1キロ~2キログラムといわれます
腸内細菌の形成パターンは
一人ひとり異なります
腸内細菌の種類
腸内フローラを形成している菌は
働きによって3つに分けられています
1つめ:体を守る善玉菌
2つめ:増えすぎると悪影響のある悪玉菌
3つめ:状況によって善玉菌の味方をしたり悪玉菌の味方をする日和菌
体には3種類すべて必要になります
悪玉菌が全くなくなってしまう事も良くありません
バランスとしては
善玉菌2割
悪玉菌1割
日和見菌7割
というバランスがいいと言われています
ASDと腸内細菌の関係も
世界で注目されている研究分野のひとつです
アメリカアリゾナ州大学の調査では
自閉症児の腸内細菌は非常に多様性が低く
腸がもろい傾向にあること
胃腸障害があるほどより
ASD症状が重いことが分かったと研究があります
腸内細菌叢(腸内フローラ)の治療を行ったところ
2年間で腸内細菌叢の変化に伴う
症状の大幅な改善が見られた
腸内細菌叢では多様性が増し
ビフィズス菌やプレボテラ菌の増加が顕著だったと報告があります
このように自閉症が改善したという研究や報告はいくつもあります
3.うつ病の改善に効果がある腸活
うつ病の発生には、末梢神経や中枢神経で
発生する慢性的な炎症が関与する場合があるという事があり
この炎症がビフィズス菌といった有用菌の減少や
腸内細菌叢の乱れに起因する可能性もあるとしています
腸内環境が良くなればうつ病になりにくくなる可能性が高いという事です
腸内環境をよくすることで
精神疾患や発達障害に効果があるだけではなく
他の病気にもなりにくくなるというのは
医療的な視点としてはエビデンスがある内容となっています
デトックスなどの視点から言っても
体内の毒素を排出するためには
腸内環境を整える必要があります
体内の不要物質の80~90%は
腸を介して行われています
体内に不要な物質がゴミのようにたまってしまっていては
体内の臓器や栄養素が効果的に好循環になりにくいと思います
例えば腸内に宿便(腸内に長期間滞留している便のこと)が溜まっていると
腸内細菌叢のバランスが悪い方へ傾いてしまいます
そもそもそのような状態では
栄養満点な食べ物を食べても腸が正常に働かないので
栄養を吸収する事ができません
人によって異なりますが
便秘になっている方は宿便が「3~5キロ」腸内に溜まっていると言われています
考えてみるだけで恐ろしいですね
4腸内環境改善のためのおすすめの3つの方法
食生活とうつ病の関係性を調べた研究では
食物繊維を多くとっているほどうつ症状になるリスクが低いという結果がでています
またASD(自閉症スペクトラム)の子供たちに毎日乳酸菌を
摂取してもらったとことイライラや挑発行動が減ったという研究結果があったり
ADHD(注意欠如・多動性障害)の中核症状評価テストで
スコアに明らかな改善がみられたという報告もあります
発達障害や心の健康の為にも
腸にいい食生活を送っていくことがおすすめです
3つのおすすめの方法をお伝えします
1)食物繊維を摂取する
2)乳酸菌、ビフィズス菌などを摂取する
3)腸内環境よくする最強の食べ物を主食にする
1)食物繊維を摂取する
食物繊維というといろいろな食材がありますが
おすすめとしては「焼き芋」をご飯の代わりに食べると
食物繊維をたくさん摂取できます
根菜類もおすすめの食材ではあります
便通が良くなるとともに血糖値上昇の抑制
血液中のコレステロール濃度の低下など
さまざまな面でメリットがたくさんあります
現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分です
2)乳酸菌、ビフィズス菌などを摂取する
乳酸菌は発酵によって糖から乳酸をつくる嫌気性の微生物の総称です
腸内の悪玉菌の増殖をおさえ腸内環境を整えてくれます
ビフィズス菌は腸内細菌の約10%(成人の場合)を占めていて
乳酸菌の100倍の割合で存在しています
積極的に摂取する事で腸内の善玉菌が増えます
善玉菌が悪玉菌より多くなることで
日和見菌がよい作用にはたらいてくれます
3)腸内環境よくする最強の食べ物を主食にする
結論から言うと「発酵玄米」が最強です
腸活には茶色い食べ物を食べましょうとか
発酵食品を食べましょうとよく言われています
栄養成分的にも腸内的にも「発酵玄米」が一番いいとされています
「玄米」はダメですか?とよく質問を受けますが
発酵させた玄米の方が格段によいとされています
「玄米」だけだと消化に悪かったりします
いいものを食べているけれど、よい作用があるかどうかが別問題です
日本人には「発酵玄米」が一番良いとされています
玄米を発酵させているものになり
自宅で作るには「発酵玄米」専用の炊飯器などを使用したり
発酵させるための環境が必要になります
腸活には最適な食べ物になります
発達障害に限った話ではありませんが
腸内環境はすごく大切な要素になると言われています
ASDやADHDにも効果があるという研究もされています
腸内フローラを整えるためには善玉菌と悪玉菌のバランスが重要です
腸内環境が悪くなれば腸内で炎症を起こしてしまったり
宿便が溜まってしまって体に悪影響を与えてしまったりします
最近の研究では「リーガキット症候群」という言葉もあります
食事治療やプロバイオティクス(probiotics)という
視点でも体の内部から治療するアプローチもあります
さまざまな治療やアプローチがあるので
そういった選択肢をあるという事を知っていくと
今までとは異なった視点で物事を捉えることもできると感じます
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