適応障害の人は仕事が続かない・・?
目次
【適応障害の診断を受けたAさんの場合】
Aさんは前職在籍中に適応障害の診断を受けました。
サービス業で、関東に支店が多くあり、自身の職場だけでなく現場の応援として
自宅から数時間かけていろんな職場に行くことが日常的にあり、忙しい日々を過ごしていたそうです。
元々穏やかな性格の為、お願いされると断ることもできず、
自身の私生活もままならない働き方をしていました。
そんな中、もともと苦手意識のあった同僚とのトラブルや応援先でのクレームを受け、
ある日突然出勤ができなくなり、ご家族にメンタルクリニックに同行してもらい診断を受けたとの事でした。
その後すぐに退職し、メンタルクリニックのデイケアに通いながら体調を整え、
デイケアのスタッフや主治医と相談し就労移行支援の利用を勧められたとのことでした。
Aさんは、就労移行支援の利用後、ディーキャリアの訓練を通じてストレスへの対処として
「相談先を複数つくること」や「自身の話を皆に発信して聞いてもらう」など発見し、
そのほかにも「金銭管理」や「運動」などにも取り組みました。
訓練で他の障害のある方と意見交換をし、さまざまな視点を知ることができたことも良かったと語っていました。
就職時にはさまざまな職種特に前職とは違う仕事にもチャレンジし、まったく違う環境や職種で今活躍を続けています。
【長く安定して働くためには自己理解&自己対処】
Aさんの例や治療の項目でもお伝えしましたが、適応障害の原因はストレスです。
しかし、ストレスを避ければ良いというわけではなく、ストレスとの向き合い方、付き合い方を学ぶことが大切です。
なぜならストレスの無い生活というのはそもそも実現が難しいからです。
ストレスの少ない職場を選ぶも自己理解ですが、残念ながら職場環境は少しずつ変化します。
業務が変わる、増える、担当者が異動になるなどです。
その為私たちは、ゼロにならないストレス下でもどのように対処していくのかを
自己理解していく必要があり、自己理解ができると自己対処も見つかります。
自己理解をするには自分だけでなく客観的なアドバイスをくれる、
一緒に就職やその先の人生を考えてくれる
就労移行支援事業所を利用することも一つの選択肢になります。
【最後に】
今日は適応障害に関して話をしました。
自己理解は自身の弱点やネガティブを見つける行為ではなく、自身の活躍できる環境や、
自身の「なりたい」を実現するための過程の一つだと思います。
働いているときは日常に追われ中々、考えるタイミングはないと思います。
それでも自身の安心できる「生活」や「働く」には必要不可欠なことだと思いますので
ぜひそれを就労移行支援を活用して考えてみませんか。
見学や体験はいつでも受け付けておりますので気になった方はぜひ一度お問い合わせください。
【執筆】
管理者/サービス管理責任者
氏名 高野 翔平
保有資格:社会福祉士、精神保健福祉士
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ディーキャリアワーク柏スタジオは、
大人の発達障害の方を中心とした
「作業体験型・就労移行支援事業所」です。
就職に向けての訓練や、
就職活動の支援をおこなっています。
「また仕事に復帰したい…」
「仕事がなかなか続かない…」
「働くことに自信がない…」など、
就職に向けて何かお悩みのことが
あれば、お気軽にお問合せください。
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