適応障害の人は仕事が続かない・・?
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
皆さんは「適応障害」という障害を知っていますか。
今日はこの「適応障害」と「仕事」の関係についてします。
この適応障害があるために、
「長く働きたいのにうまく行かないのはなんで…」
「働きたい気持ちはあるけど体調が悪くて動けない…」}
と悩まれてれるという方は少なくありません。
この適応障害のポイントはズバリ、自己理解です。
「職場でのコミュニケーションがいつもうまくいかない」
「特性による苦手で同じ失敗を繰り返す」に加え
普段の「業務過多」「うまく体や心を休めることができない」などが重なる事で
「適応障害」になってしまったという体験談を多く聞きます。
ではどうすれば自己理解が深まるのか、今後同じ事を繰り返さなくて済むのかを考え、まとめました。
その前にまずは「適応障害」の症状や治療について、
実際に適応障害の診断を受けた方の体験談にも触れながらお伝えしていきます。
目次
【適応障害とは】
適応障害は、過度なストレスとなるできごとや状況下に置かれることで、
「気分」や「行動面」に影響がでる、短期間の不適応反応とされています。
通常、ストレスになる出来事や状況に置かれてから3ヶ月以内に症状が現れ、
仕事だけでなく、日常生活全体に影響を与えます。
適応障害の場合はストレスとなる状況やできごとがはっきりしているため、
その原因となるできごとや状況から離れる、解消されると6ヶ月以内に症状は
次第に改善されるとされており、例えば職場や学校がストレスの場合、
家では体調が良いように見えるというようなことも起こります。
適応障害の主な症状は以下になります。
- 感情面の症状
抑うつ感 :涙が出たり、憂鬱とした気分、悲しみや絶望感が強くなり、気分の落ち込み。
過度の不安:慢性的に漠然とした不安感があり、その影響から集中力低下、
思考がまとまりにくくなることがある。
過敏さ :些細なことでも過剰に反応してしまう大きくとらえてしまう、イライラしやすい、
怒りっぽくなる。
無力感 :何をしても効果がないと感じ、活動量が減る。 - 身体的症状
疲労感 :だるさ強く、常に疲労感があり、エネルギーが枯渇しているような状態。
不眠 :睡眠の質の低下、寝つきが悪い、途中で起きる、
寝たい時間まで寝ることができない。
食欲の変化:食欲無くなる、過食になる。 - 行動面の症状
日常生活への影響:集中力の低下や無気力から、仕事や学校でのパフォーマンスが低下する。
社交的な回避 :他者との交流を避け、孤立感が強くなる、衝突や誤解が生じやすくなる。
自己破壊的な行動:ストレスを和らげるために、アルコールや薬物の使用が増える場合がある。
どうでしょうか。ここまで適応障害の症状をご紹介しました。
すべてが該当するわけではありませんが、どれも「仕事」には大きく影響を与えそうなものばかりですよね。
ここからは適応障害の治療に関して簡単に触れていきたいと思います。
【適応障害の治療について】
適応障害の治療は、障害の理解やストレスへの対処法を学ぶこと、
服薬を通しての症状の緩和に大きく分けられます。
- 心理療法(カウンセリング)
カウンセラーや心理士とともに、自身を振り返り、ストレスの原因を考えそれに対しての
リラクゼーション方法や対処法を学ぶことで、ストレスの軽減を図ったり、
認知行動療法を用いて自身にとって合理的な考え方を身に着けるなどしていきます。 - 薬物療法
薬物療法は、特に症状が重い場合におこなわれます。
しかしあくまで薬物は一時的なサポートとしての役割で、
心理療法と併用されることが一般的とされています。 - その他
生活習慣の改善や、家族や友人に話を聞いてもらうなど社会的なサポート、
職場や学校生活から一度離れ休養をとる等の環境調整も効果的とされています。
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