声の大きさと発達障害は関係している?~影響や調整方法について~
目次
【声の大きさを調整できるようになるには】
・声の大きさを調整することが苦手な事に気が付く
場面に応じた声の大きさを合わせていく習慣を身につけるためには、
夢中になる、好きな話をしているとだんだんと声が大きくなる、
感情が高まると大きくなる、逆に小さく聞こえないことが多いなど、
傾向は様々あるのでまずは自身の傾向に気が付く、自覚することが大切です。
また現在の場面と声の大きさがあっているのかを
自身で考える場面を定期的に設ける事も重要です。
・声の大きさを可視化する
視覚的に声の大きさがわかる事で、
理解しやすいくなる為、アプリを使うことも有効です。
スマートフォンのアプリでは
無料で音の大きさであるデシベル(dB)を
測ることができるものがあります。
・場面に応じた最適な声の大きさを伝える
自身を客観的に見ることが苦手なため、
今の声の大きさが「適切」なのか、「できている」かどうかを、
周囲の方が日常的に伝えていく事も大切です。
就労移行支援事業所では、朝終礼や、ディスカッションの発表時、
面談時などさまざまな場面で伝えていきます。
・場面に応じた声の大きさを決める
あいまいな表現や判断が苦手なため、
「2人」や「隣の人との雑談」場面や
「自分の意見を共有する」場面、
「会議室で話をする」「緊急時」など話す場面を定義し、
場面に合わせ声の大きさを設定することで、
調整しやすくなります。
・周りの人の声の大きさに合わせる
周囲の人を見て声の大きさを合わせることも有効です。
定期的に周囲と自身の声の大きさを
合わせる習慣をつけることができれば、
様々な場面を自身で判断し
声の大きさを調整する負担が減ります。
【まとめ】
以上が、発達障害のある方と声の大きさの関係です。
障害の有無に関わらず、自身を振り返り、客観的に見ることは難しいです。
特に日常が忙しかったり、もっと他の大きな問題を抱えていた場合は
特に振り返る事はおろそかになると思います。
しかしこの自身を振り返らないことで、
忙しさや、大きな問題が起きているのかもしれません。
発達障害のある方の中には、特性上客観的に自身を見ることが苦手な方や、
失敗を多く繰り返したことで自信が持てず、
できていることも「できていない」と捉えてしまうことがあります。
ディーキャリアワーク柏スタジオでは、
精神、発達、知的障害の方に実務訓練、座学を通して自己理解を促し、
自分の強み/苦手を整理しています。
強みを伸ばすことで自信をつけ、苦手には一緒に対策を考える事で
働きやすさや生活のしやすさにつながる事がありますので、
興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。
【執筆】
管理者/サービス管理責任者
氏名 高野 翔平
保有資格:社会福祉士、精神保健福祉士
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ディーキャリアワーク柏スタジオは、
大人の発達障害の方を中心とした
「作業体験型・就労移行支援事業所」です。
就職に向けての訓練や、
就職活動の支援をおこなっています。
「また仕事に復帰したい…」
「仕事がなかなか続かない…」
「働くことに自信がない…」など、
就職に向けて何かお悩みのことが
あれば、お気軽にお問合せください。
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