障害者手帳を取得するメリットって?~当事者の方へインタビュー~
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
今回は「障害者手帳」について
お話ししたいと思います!
以前こちらのブログで公開したのですが、
今回はもう少し「障害者手帳」についての詳しい内容を追記し、
利用者の方へのインタビューを再度ご紹介したいと思います。
目次
障害者手帳について
まず障害者手帳とは、
「身体障害者手帳(身体の機能に一定以上の障害があると認められた方に交付される)」
「療育手帳(知的障害があると判定された方に交付される)」
「精神障害者保健福祉手帳(一定程度の精神障害の状態にあることを認定するもの)」
の3つの種類があります。
詳しくは厚生労働省のHPをご覧いただければと思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html
上記のHPには取得までの流れについての記載もあります。
手帳の種類によって異なりますが、
主に医師の診断書や意見書、面談をして取得の判定をします。
また、各自治体によって手続き方法や判定基準の運用方法を定めて実施しているため、
具体的な手続きの流れや方法は、お住まいの市町村の窓口に問い合わせ・相談しましょう。
障害者手帳を取得するメリットとデメリット
ここからはメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。
検索をすればいろいろと出てくるため、すでに知っている情報もあるかと思いますが、
改めて整理していただければと思います。
【メリット】
◇さまざまな免除や助成がある◇
医療費などの出費や、一時的に働けないなどの収入の問題や、
経済的に不安がある方には、手帳の取得によって支援を受けることができます。
自治体によって受けられるサービスが異なる場合もありますが、一部ご紹介します。
①税金控除
所得税や住民税、相続税などが控除されます。
また自治体によっては自動車税などの割引や免除などもあるとのことです。
②各種公共料金の割引
こちらも一部、割引についてご紹介します。
・公共交通機関の運賃
・水道料金NHK受信料
・携帯電話料金
・公共施設の入館料
その他にもいろいろあり、また、本人だけでなく一緒にいる人も
割引対象になる場合もあります。
全ての手帳や施設で利用できない場合もあるので、
事前に確認するといいでしょう。
③医療費の助成
医療費の軽減(自立支援医療費制度など)
◇障害者雇用枠での就職も選択できる◇
上記にもありますが、働けない期間があると経済的な不安が大きくなると思います。
ただ一方で「働くことへの不安」がある方もいると思います。
障害者雇用枠で就職することで、
障害への理解や配慮のある環境で働くことができる可能性が大きくなります。
ちなみに手帳を取得したからといって必ず障害者雇用枠で
就職しなければならない、ということはありません。
【デメリット】
・「デメリットは特にない」という言葉を目にした方もいると思います。
ディーキャリアワーク柏スタジオに通所されている方々も
障害者手帳を取得したことでのデメリットは思いつかないという方が多かったです。
もし挙げるなら、申請の手間や、翌日には手元に来るといったわけではないので
交付までの期間など、人によってはデメリットに感じる部分はあるかもしれません。
・メリットで紹介した障害者雇用についてですが、
一般求人に比べて給与水準が低い、求人数が少ないといったこともあります。
また、企業によっては障害者雇用枠でも就労移行支援事業所の利用者の方を
採用する方が、就職時や就職後も何かあれば支援員に相談できるから安心なんです、
といったことを以前人事の方から言われたことがありました。
そのため個人のみで就職活動をすることは少し難しい場合もあるかもしれません。
そのような理由からメリットとして感じづらいと思う方もいるかと思います。
・デメリットではないのかもしれませんが、
「そもそも手帳取得に抵抗感がある」という方もいるかもしれません。
ここで紹介したメリットが自分にとってもメリットと感じられるか、
1人で判断できないときは、医師や家族、相談できる人に相談してみたり、
お住まいの窓口に申請方法や機関、受けられるサービスを問い合わせてみながら
ゆっくり考えていけるといいかもしれません。
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