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集中力が続かない~ADHDの特性とマインドフルネスについて~
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
今日は集中が続かずに困っている方に向けて集中力の改善や維持、アップにおすすめな
マインドフルネス(瞑想)の話をしていきたいと思います。
特に注意欠如多動性障害(ADHD)のある方は仕事や生活の中で集中力が切れてしまい
困っている事があるかと思います。
就労移行支援事業所の訓練中でも座学だと
集中力が持続しない事や、
気になる事があり注意を向けないといけない事に注意を向ける事が出来ず困っていたり、
それによりミスが出る事で、自信を失ったり、さらにはそのミスがストレスになって
心身に影響が出る事があります。
そのような事を減らすために、自己理解と集中力を回復させたり維持するような
対策を持つ必要があります。
【ADHDとは】
ADHDは「注意欠如多動性障害」といい、
「多動」「不注意」「衝動性」
が主な特性とされている発達障害の1つです。
ADHDは統計により、若干差がありますが、世界保健機構(WHO)の調査によると、
大人(成人)のADHDの世界的有病率は「3.4%」とされており、
30人中、1人の方がADHDという事になります。
発達障害は、あくまで先天的なもの、生まれついたものであり、
主に前頭葉と呼ばれる部位の「ドーパミン」という脳内の情報を伝達する
物質の機能障害が原因とされ、遺伝的要因も関連しているとされています。
それに加え、障害からくる特性はストレスや、環境によっても影響を受けるため、
その点を踏まえた自身に関する理解や、環境の設定が大切とされています。
ADHDには以下の特性(特徴)が挙げられます。
多動性
多動性は「動きが多くなる」特性で、
じっとしている事ができない、多弁になるなどが挙げられます。
その為、そわそわと落ち着きがなく貧乏ゆすりをしたり、
社内を行ったり来たりすることや、周囲の環境が気になり、
業務に集中できず、ほかのことに興味が移ってしまう事があります。
衝動性
先の見通しを持った計画的な行動ではなく思い付きで行動してしまう傾向があります。
さまざまな背景を踏まえ、頭で計画を立て実行することに苦手を感じ、
自分の意見や思いついたことを唐突に話し出すことがあるため、
人の話を最後まで聞けずない、取捨選択が早すぎ後々後悔する
ということが起こる傾向があります。
上記は大まかな特性になり、さらに
「不注意優勢型」「多動・衝動性優勢型」「混合型」
に分類される事があります。
上記の特性は困り事を想定しお伝えしましたが、場面や環境により特性が
ポジティブな役割果たすことも多くあります。
ADHDのある方は物事を進める力、推進力があり、進めていく中でも
いろいろなアイディアを思いつく事で、建設的な仕事ができます。
会議中も、沈黙に臆することなく発言をしてくれることで、
周囲の人も意見を出しやすくなる、さらに職場内でも明るくふるまう事ができる性格なら、
業務以外でもムードメーカーな存在にもなり得ます。



