なぜ発達障害のある方は身だしなみが苦手なのか?~原因と対策~
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
今日は発達障害のある方が身だしなみが苦手なのは
なぜなのかを理解するために、考えられる原因と、
気を付けるとよいポイントをお伝えしていきたいと思います💡
目次
【発達障害のある方が身だしなみが苦手なのはなぜか】
発達障害のある方が身だしなみが苦手な理由は
「特性」が起因していることがあります。
特性は発達障害の種類や、その人個人によって現れるもの、
そうでもないものと、さまざまあり、
いくつもの要因が複合的に影響している可能性があります。
あくまでも、発達障害のある方が困りやすいポイントを理解する、
自己理解を深めるために、お読みいただければと思います!
もちろんここに記載されていることがすべてではありません。
今日は特に影響しているであろう特性を紹介していきたいと思います。
・客観的な視点を持つことが苦手
発達障害の方で特にASDの傾向が強い方は、
特性上客観的な視点を持つことが苦手とされています。
これは相手の気持ちを察するだけでなく、
相手からどう見られているかを想像し、
行動できるかどうかにも関わっています。
その為、身だしなみに関しても、前から、後ろ、横から
自分を見たときにどう見えているのか、
自分の基準ではなく他者がどう感じるかという考え方が
わかりづらいことがあります。
・基準がわかりにくい
「いい塩梅」が苦手な発達障害のある方にとって
基準があいまいなものは判断がしにくいことが多いです。
特に身だしなみにどこまで気を遣えばいいかは、その場面によって違います。
最低限という言葉がありますが、何が最低限なのかは
人それぞれ違うためその結果自分の「基準」で服を選ぶことで、
周囲の最低限に足りておらず、指摘されてしまうということが起こります。
・興味が持てない
発達障害の中でもASDの方は、興味が限定され、
自身の興味がない事に関して取り組むことが苦手とされています。
その為、ファッションや身だしなみに興味がもてないことで、
使えれば良いからと壊れた眼鏡をテープで直して使い続ける、
穴が開いた服、汚れた服を着続けるなどをしてしまうことがあります。
・細かな違和感に気が付きにくい
ADHDの方の中には細かな事に気を配る事が苦手な方がいます。
その為身だしなみの細やかな部分に気が付けないことが
複数個所重なる事で、相手に身だしなみができていないと
印象を与えてしまうことがあります。
・感覚過敏があり着れる服が限定される
発達障害の方の中には感覚の過敏があり、
肌に触れる服の感覚に大丈夫なもの、そうではないものがある為、
着る服の素材を選ぶ必要がある方がいます。
その場合、身だしなみよりも、着れる服をが優先されてしまうことが考えられます。
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