発達障害「声の大きさ」①
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
皆さんは声の大きさを注意された、
またはその場にそぐわない声量で
独り言を言っている人がいて
困った経験はありますか??
発達障害のある方の中には、声の大きさの調整や、
その場に応じた声の大きさを使い分けることが
難しいと感じる人がいます。
今日はそんな発達障害と声の大きさの
話をしていきたいと思います😊
声の大きさは、本人も自覚しにくい、
周囲も注意しにくいことや、
明確な判断の基準もないという面もあり、
見逃されやすい問題のため、
知らず知らずのうちに周りが困っている、
コミュニケーションがとりずらくなるなど
「働く」以外の生活面でも影響を与えかねません💡
【声が大きくなる原因】
・コミュニケーションの苦手
コミュニケーションには話すことや表現する「表出」と
聞くことや相手の表情やしぐさから情報を読み取る「理解」があり、
発達障害のある方は、これらに苦手や偏りがあるため、
周囲の反応から判断し、その場に応じた行動をとる、
周囲に合わせて調整をすることが難しいことで、
声が大きくなることが考えられます。
・選択的聴取に苦手がある
これは、自身に必要な情報のみを拾うことで、
話をしている時に話相手の声以外の音(店内のBGMや他の話声)を
脳は無意識に調整するのですが、
発達障害のある方はこの調整が難しいことがあり、
声が大きくなってしまうことが考えられます🤔
・シングルレイヤーによる影響
シングルレイヤーとは、物事のさまざまな背景や、
物事を同時並行で考えることに苦手があることで、
会話の中でも、
自分の話したい話題/話の組み立て/
相手の反応を読む/会話をしている環境を意識するなど、
同時に考えなくてはいけないことがあり、
声の大きさの意識が少なくなり、
声が大きくなってしまうことが考えられます。
・客観的な視点を持つことが苦手
心理学の用語では「メタ認知」とも言われますが、
自分がどう見られているかを考えることに苦手があり、
「この声の大きさで話をしたら相手はどう感じるかな」
などの視点が無いため、声が大きくなることが考えられます。
また、自身の気持ちを言葉にしてしまう
「独り言」として現れることがあります💬
今回は「声が大きくなる原因」
についての内容でしたが、次回のブログでは、
「なぜ声の大きさの調整が必要か」
「声の大きさを調整できるようになるには」
についてお伝えしたいと思います!
お楽しみに♪
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
ディーキャリアワーク柏スタジオは、
大人の発達障害の方を中心とした
「作業体験型・就労移行支援事業所」です。
就職に向けての訓練や、
就職活動の支援をおこなっています。
「また仕事に復帰したい…」
「仕事がなかなか続かない…」
「働くことに自信がない…」など、
就職に向けて何かお悩みのことが
あれば、お気軽にお問合せください。
お問合せフォームはこちら↓
https://dd-career.com/ad/dcwork/#dcareer_contact
◇ディーキャリアワーク柏スタジオ ◇
住所:柏市中央町6-19 コープビル柏7階
T E L: 04-7160-1170
メール: k.job_info@happy-terrace.com
営業日: 月~金 (土・祝は不定期開所)
営業時間: 9:00〜18:00
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
ディーキャリアワーク 柏のブログ一覧
オフィス情報
ワーク柏スタジオ
- アクセス
- JR常磐線「柏駅」より徒歩7分
- 電話番号
- 04-7160-1170