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【卒業生インタビュー#3】「人生をやり直すなら今しかない」――趣味もプライドも一度手放し、掴んだ再就職への道

【今回のストーリー】 ADHDと軽度のASDを抱えるHさん。かつては「大企業へのこだわり」や「趣味への投資」を優先し、生活が立ちゆかなくなる寸前まで追い込まれたこともありました。 そんな彼が、なぜ「不要なプライド」を捨て、上場企業の社内SEとして自立できたのか。就労移行支援の「リアルな厳しさ」とその先にある希望について伺いました。


1. 背中を押したのは、あまりにも率直な言葉

支援員: まずは、ディーキャリアITエキスパート田町オフィスに通おうと思った「きっかけ」を教えてください。

卒業生Hさん: 体験通所時の面談で言われた言葉が、すべての始まりでした。「人生をやり直すなら今しかない。このままでは東京で暮らせなくなり、大好きなアイドルのライブにも行けなくなるが、それでいいのか」と。あまりにも率直で、でも本質を突いた言葉に、「自分の人生と本気で向き合おう」と決意が固まったんです。


2. 理想と現実のギャップを埋める「自己分析」

支援員: 訓練の中で、特に重要だと感じたスキルは何でしたか?

卒業生Hさん: ズバリ、「自己分析とキャリアプランニング」です。これをどこまで深くおこなえるかで、就職後の選択肢の広さが変わると何度も叩き込まれました。「なりたい自分に100%近づくための土台作り」という言葉は、今でも金言として心に残っています。

支援員: ライフスキルコース訓練(基礎訓練)からワークスキルコース訓練(実践訓練)へ進む中で、変化はありましたか?

卒業生Hさん:ライフスキルコース訓練では「他者の視点」を学び、ワークスキルコース訓練では「仕事のリアル」に直面しました。正直、自分が描いていた理想と、現実のスキル不足のギャップに苦しむ時期もありましたね。


3. 「不要なプライド」を捨てて見えた、本来の目的

支援員: 以前は「大企業へのこだわり」が強かったとお聞きしました。

卒業生Hさん: はい。でも、リクルート訓練(就活)に入る頃には金銭的にも追い込まれ、趣味のものを手放し、不本意ながら「推し活」を一度卒業する決断もしました。 そのどん底の時期に、徹底的に「譲れない条件」を洗い出したんです。ステータスへの固執をやめ、「自分のやりたい仕事」を最優先にする。そう決めてからは、道が開けました。結果として、現在は上場企業の社内SEとして、納得のいく待遇で働けています。


4. 就労移行支援は「優しくない」ほうがいい?

支援員: 訓練中、スタッフからの指摘が「厳しい」と感じることはありませんでしたか?

卒業生Hさん: 正直、「優しくないな」と思うこともありました(笑)。でも、それが良かったんです。実際の会社は、自分の要望をすべて聞いてくれる場ではありません。 障害者雇用枠であっても、健常者の方と一緒に働く場面は多い。だからこそ、訓練のうちに「現実的な厳しさ」を教えてもらえる環境は、非常に有意義だったと実感しています。


5. 最後に:現在訓練に励む皆様へ

支援員:最後に通われている方にメッセージをお願いします。

卒業生Hさん:「悩みはありません」と言いたいところですが、それは嘘です(笑)。今は辛い時期かもしれませんが、その経験が活きる時は必ず来ます。 将来への不安も大きいと思いますが、自分なりの工夫で適度に息抜きをしながら進んでください。その先には、きっと納得できる形でのスタートが待っています。

【担当スタッフ・岡本より】

Hさんは、事業所内でも周囲の皆さんを引っ張っていけるような、素晴らしい明るさを持っていらっしゃいました。中でも、模擬業務に積極的に取り組む姿は、事業所内でも一際光っていました。

就職活動では難航することもありましたが、それでも決してめげずに振り返りを行い、最後まで諦めずに進んでこられました。ご自身の「プライド」と上手に折り合いをつけ、真摯に自分と向き合われたことが、今回の大きな結果に繋がったのだと感じています。

これからも持ち前の積極性を活かして、新しい職場で自分らしく輝いてください!応援しています。

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ディーキャリアITエキスパート田町オフィス

電話:03-6811-5818

メール:tamachi@dd-career.com

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【卒業生インタビュー#2】大学生の再出発。『大学』と『就労移行支援』の併用を選んだ理由