雨の日や天気が崩れる前に、頭が重くなるあなたへ|体調と天気を記録する小さな工夫

朝、カーテンを開けると空がどんよりしている。起きたときから頭が重く、なんとなく体もだるい。「今日は休みたいな」と思いながら支度をして駅へ向かうけれど、電車の中でも頭の奥がぼんやりしたまま。
夜になって天気予報を見ると「明日は雨」。それだけで、少し気持ちが沈んでしまう。
11月は、雨の日と晴れの日が入れ替わりやすく、気温も日によって大きく変わる時期です。天気が変わるたびに体調が揺れて、「自分は体が弱いのかな」「気にしすぎなのかな」と感じている人もいるかもしれません。
この記事では、天気と体調の関係を知り、自分の傾向を記録して予定を立てる工夫を紹介します。
天気の変化で体調が揺れるのは、珍しいことではありません
気圧や気温、湿度の変化によって起こる体の不調は「気象病」と呼ばれることがあります。そのうち、頭痛や関節の痛みなど痛みの症状が出るものは「天気痛」と呼ばれます。
医学的にまだ分かっていない部分もありますが、耳の奥にある「内耳(ないじ)」という部分が気圧の変化を感じ取り、それが自律神経(体の働きを自動で調整している神経)のバランスに影響するのではないかと考えられています。
出やすい不調には、たとえば次のようなものがあります。
- 頭が重い、頭痛がする
- 体がだるい、眠い
- めまいやふらつき
- 首や肩がこる
- 気分が落ち込みやすい、やる気が出にくい
気圧が下がるときだけでなく、上がるときに不調が出る人もいます。どれくらい影響を受けるかは人によって大きく違います。
「気のせい」とも「天気だけのせい」とも決めつけない
天気で体調が崩れることを、周りに「気のせいでしょう」と言われてつらい思いをした人もいるかもしれません。感じ方には個人差があり、怠けや気持ちの弱さで起きていると決めつける必要はありません。
一方で、不調の原因が天気だけとは限りません。睡眠不足、疲れのたまり方、寒さによる冷え、ほかの病気などが関わっていることもあります。だからこそ、「天気のせい」「自分のせい」と決める前に、まず記録して確かめてみることが役に立ちます。
今日から試せる、天気と付き合う小さな工夫
全部やる必要はありません。できそうなものをひとつ選んでみてください。
① 天気と体調を「1行」だけメモする
寝る前に、その日の天気と体調を1行で書きます。続けやすいように、項目はできるだけ少なくしておきます。
| 日付 | 天気 | 体調(5段階) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 11/4 | くもり→夜に雨 | 2 | 朝から頭が重い |
| 11/5 | 雨→くもり | 3 | 昼すぎから楽になった |
| 11/6 | 晴れ・暖かい | 4 | 特になし |
2週間ほど続けると、「雨の前の日のほうがつらい」「雨が降り出すと楽になる」「急に暖かくなった日もだるい」など、自分なりの傾向が見えてくることがあります。毎日書けなくても大丈夫です。
② 前の晩に、翌日の天気を確認する
天気予報や、気圧の変化を知らせるアプリなどで、翌日の天気を確認する習慣をつくります。崩れそうな日が前もって分かれば、準備や予定を調整する余裕が生まれます。
③ 崩れそうな日の「軽めプラン」を先に決めておく
体調が悪くなってから「今日はどうしよう」と考えるのは、それだけで負担になります。元気な日のうちに、崩れそうな日のプランを決めておきましょう。
- 頭を使う作業は、調子のよい日に回す
- 崩れそうな日は、見直しや整理など比較的軽い作業を中心にする
- 用事や外出は、雨が降る前の時間に済ませる
- 帰ったら何をして休むかを決めておく
④ 体を冷やさず、睡眠と水分を意識する
これからの時期は朝晩が冷えます。首元や足元を冷やさないこと、水分をこまめにとること、睡眠時間を確保することは、天気の影響を受けやすい人にとって体調を支える土台になります。不調を感じたら、無理をせず早めに休むことも大切です。
⑤ つらいときの連絡の仕方を決めておく
どれだけ工夫しても、休んだほうがよい日はあります。そのときに「誰に」「何で」「どう伝えるか」を元気なうちに決めておくと、当日の迷いが減ります。連絡の型については、体調が悪いのに「休みます」と言えないあなたへでも紹介しています。
医療機関に相談する目安
天気による不調は、医療機関で相談することもできます。次のような場合は、早めの受診を考えてみてください。
- 頭痛やめまいが何日も続く、繰り返し起きる
- 市販薬を飲む回数が増えている
- いつもと違う痛み方をする
- 不調のために、通勤や仕事、家事などに支障が出ている
また、突然の激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない、意識がぼんやりするといった症状がある場合は、天気のせいと考えずに、すぐに医療機関を受診してください。
記録したメモは、受診するときに症状を伝える材料としても役に立ちます。
一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢
就労移行支援は、障害や病気、働きづらさを抱える人が、就職や働き続けることを目指して通う福祉サービスです。
「天気によって体調が変わるので、働き続けられるか不安」という悩みは、働くうえで大切なテーマのひとつです。ディーキャリア橋本オフィスでは、次のようなことを一緒に進められます。
- 通所しながら、体調の記録を一緒にふり返る:決まった時間に通う中で、天気や体調の記録をスタッフと見返します。「この天気の日は午後に疲れが出やすい」など、一人では気づきにくい傾向を、具体的な場面をもとに整理していきます
- 崩れやすい日の予定の組み方を考える:記録をもとに、調子を崩しやすい日にどんな作業なら取り組めるか、どう休むかを一緒に考えます
- 休むときや遅れるときの連絡を練習する:通所の中で体調の連絡をすることも、職場での連絡の練習になります。うまく伝えられなかったときは、伝え方を一緒に見直せます
- 就職スキルチェックで、作業のペースを確かめる:実際の作業を通して、無理なく続けられるペースや得意なことを確かめます。就職スキルチェックは随時受け付けています
- 求人票を一緒に確認する:勤務時間や休日などの条件を一緒に読み、「この働き方なら体調の波と付き合っていけそうか」を一人で判断しなくてよい形で考えます
- 職場に伝えたいことを整理する:「体調が崩れやすい日がある」ことを、どう伝え、どんな配慮があると働きやすいかを言葉にする準備ができます。配慮の伝え方は合理的配慮とは?働く前に知っておきたい意味と伝え方の準備でも紹介しています
橋本・相模原エリアで探している方へ
ディーキャリア橋本オフィスは、JR橋本駅の改札からすぐの場所にある就労移行支援事業所です。発達障害や精神障害のある方、診断はないけれど働きづらさを感じている方の「働く」をサポートしています。
駅から近いので、雨の日でも通所しやすい環境です。「天気が悪い日は外に出るのもつらい」という段階でのご相談も大丈夫です。
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よくある質問
天気で体調が崩れるのは、気のせいでしょうか?
天気の変化によって不調を感じる人は少なくありません。感じ方には個人差があるため、周りと比べる必要はありません。記録してみると、自分の傾向が見えてくることがあります。
体調に波があっても、就労移行支援を利用できますか?
体調の波があることは、利用できない理由にはなりません。通所のペースや体調との付き合い方も含めて、今の状況を一緒に整理するところから始められます。
診断を受けていなくても相談できますか?
はい、ご相談いただけます。就労移行支援の利用は、診断名だけで決まるものではなく、医師の意見書などをもとにお住まいの自治体が判断します。
就労移行支援についての補足
- 就労移行支援は、障害者総合支援法にもとづく福祉サービスです。利用にはいくつかの条件があります
- 利用できるかどうかは、お住まいの自治体が判断します。障害者手帳がなくても、医師の意見書などで利用できる場合があります
- 利用期間は原則2年間です
- 利用料は前年の収入などによって決まり、自己負担がかからない場合もあります
まずは、無料相談・見学から
「話を聞いてみたいだけ」「まだ利用するか決めていない」という段階でも大丈夫です。見学や相談は無料で行っています。
アクセス:JR橋本駅改札より徒歩0分
電話:042-703-3915
問い合わせページ:https://dd-career.com/office_data/hashimoto/


