発達障害の種類「注意欠如・多動性障害(ADHD)」編
皆さんこんにちは!
ディーキャリア豊橋オフィスの中野です。
今回は、大人の発達障害の種類「自閉症スペクトラム障害」編の続きです。
発達障害は、大きく分けると3種類に分類されます。
・自閉症スペクトラム障害(ASD)
・注意欠如・多動性障害(ADHD)
・限局性学習障害(SLD)
これらは、特性や傾向を三つの種類にはっきり分類できるものではなく、
それぞれの傾向を併せもったり、人によって特性や傾向の強さが異なったりします。
本日は3種類のうち、注意欠如・多動性障害(ADHD)についてご紹介します。
【注意欠如・多動性障害(ADHD)】
特徴としては主に「不注意」「多動性」「衝動性」の3つがあります。
具体的には、
・対象への注意・集中を保持することが難しい
・ケアレスミスが多い
・気が散りやすい
・複数の指示を理解できない
・好きなこと、興味があることに過剰に集中しすぎてしまう
・物の置き忘れや失くし物が多い
・片付けや整理整頓が苦手
・約束や時間を守ることが苦手
・落ち着きがなく、じっとしていられない
・衝動的、計画的な行動の実行を中止したり我慢することが難しい
・気がつくと別の事をしている
これらの特性は、こんな風にも捉えることができます。
・物事の優先順位を他者につけてもらうことで働きやすくなる
・具体的に一つずつ指示してもらうことでできることが増える
・動き回る作業の方が得意な可能性が高い
・活動力や発想力に長けている
大人の注意欠如・多動性障害(ADHD)は
子どもの注意欠如・多動性障害(ADHD)とは症状が少し異なります。
一般的な子どもの注意欠如・多動性障害(ADHD)は多動性が目立ち、
大人になるにつれ相対的に不注意が目立つことが多いようです。
また、注意欠如・多動性障害(ADHD)のある人は
感情が表に強くでやすい場合もあり、
大人になってもこの症状はおさまらず、
職場や家庭内で衝動的に暴言を吐いてしまったり、
時には暴力的になってしまうこともあります。
好きなことに集中しすぎる、のめり込む、依存する傾向もあるので、
大人の場合はアルコールや薬物、買い物やギャンブル(パチンコなど)
への依存が問題になることもあります。
まずはご自身の特性や状況を冷静に理解することが大切ですね!
お悩みのある方、自分の場合はどうなんだろう…と思われる方は、
お気軽にディーキャリア豊橋オフィスにご相談ください。
限局性学習障害(SLD)については、また次回。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!
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