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通院の際に気を付けるポイント３選！
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
発達障害の診断を受けている方の多くは、定期的に精神科の病院に通院しています。通院は月に何度もあるものではないため、毎回の通院で先生としっかりコミュニケーションを取る必要があります。今回は通院の際に心掛けることをお伝えします。
話す内容は事前にまとめておくこと
基本的に病院は多くの患者の診察をおこなっているため、一人当たりの診察時間は限られています。そのため、事前に内容をまとめておかないと、先生に話しそびれてしまうなんてこともあり得ます。まずは、事前に話したいこと・相談しておきたいことを可視化し、優先順位をつけましょう。端的に伝えることが苦手な場合は、紙に書きだして、メモをそのまま先生に渡すのも手です。
話したいことだけではなく、話す内容についてもある程度まとめておきましょう。話がまとまっていない状態で会話をしても相手に伝わりませんし、必要以上に診療時間を消費してしまいます。話す内容を整理するときは、相手に対して質問したいのか、相談したいのか、お願いをしたいのかを最初に明確にすると良いでしょう。例えば障害者年金の申請をしたいから診断書を書いてほしいのであれば、先生に対するお願いになります。職場で指摘を受けたが内容がいまいち分からず、どうすべきだったか聞きたいのであれば質問になります。まずはこれらを明確化することで、先生も話がしやすくなりますし、自分の中でも話したい内容が整理されます。
診療時間には遅れないこと
予約した診療時間に遅れてしまうと、長時間待つことになったり、いつもより診療時間が短くなってしまいます。そのため、診療時間には必ず間に合うように通院しましょう。発達障害の特性上、時間に遅れてしまうことが多いケースがあります。通院にどれくらい時間がかかるかは事前に調べ、１０分程余裕を持って家を出ることを心掛けるとよいでしょう。もし、どうしても遅れてしまう場合は、病院に電話をしましょう。事前に連絡があれば、病院側が診察時間を調整してくれる場合があります。これにより、遅れたとしても、本来の診療時間がしっかりと確保されることもあります。
発達障害の方の時間に遅れてしまう詳細な内容についてはこちら
→時間にいつも遅れてしまう！ADHDの特徴とその対処法！
また、遅刻の際の連絡は仕事上でも大事な心がけです。何も連絡がない状態で遅れるのと、連絡があって遅れるのとでは、会社からの印象も異なります。連絡がないということは、日常業務において報連相が欠けてしまうのではないかというマイナス要素になります。電話連絡が苦手な場合であっても、連絡をすることは大事なことです。そのため、通院時の遅刻連絡という日々の小さな積み重ねから、就労準備性を整えることができます。仕事と違い、電話口で怒られるということはないため、まずは病院で連絡の練習をしていけるといいですね。
おくすり手帳は忘れずに
診察が終わったら、処方箋をもって薬局に行くことが多いと思います。その際に、おくすり手帳の提出を求められます。おくすり手帳を忘れてしまっても薬を処方してもらうことは可能です。ただし、処方された薬のシールだけ渡されるため、自分でおくすり手帳に貼らないといけません。通院後はだいたい気が抜けてしまい、おくすり手帳のことは覚えていないことが多いでしょう。
そのため、しっかりと通院前に、診察券・健康保険証・おくすり手帳の３点セットを持っているかを確認しましょう。自立支援医療制度を利用している方は併せて確認しましょう。おくすり手帳のシールが溜まっていくと、転院した場合や別の病院にかかる際に、薬の飲み合わせの判断ができなくなってしまいます。忘れ物はないようにして通院しましょう。
自立支援医療制度に関する記事はこちら→就労移行支援の利用には障害者手帳は必須？
いかがだったでしょうか。
通院するというだけでも意外と意識すべき点が多くあります。こういった日々の小さな積み重ねが就労準備性にも繋がっていきます。しっかりと準備を整え、通院を継続していきましょう。
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■この記事を書いた人は？■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害（ADHD）、自閉症スペクトラム障害（ASD）、限局性学習障害（SLD）、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
