BLOG

【障害者雇用】オープン就労とクローズ就労の違いは?そもそも名前を知っていますか|定着率のデータで比較【就労移行支援・立川】

〜就職活動で必ず出会う選択。まずは言葉の意味から知っておこう〜

「オープン就労」と「クローズ就労」。この言葉、聞いたことはありますか?

障害のある方が就職活動を始めると、多くの場合、この2つのどちらを選ぶかを考えることになります。でも、就職活動を始めるまで、この言葉自体を知らなかったという方も少なくありません。

こんにちは!ディーキャリア立川オフィス/ITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

【かまちさんの体験:オープン就労・クローズ就労という言葉を初めて知ったときのことや、自身の働き方の経験があれば一言。なければこの段落ごと削除】

この記事では、オープン就労とクローズ就労の意味と違いを、公的なデータも交えながら分かりやすくお伝えします。

1. オープン就労・クローズ就労とは?

オープン就労とは

オープン就労とは、自分の障害を会社に伝えたうえで働くことです。

オープン就労には、大きく2つの形があります。

  • 障害者雇用枠で働く:企業が障害のある方を対象に出している求人に応募して働く形です。原則として、障害者手帳が必要です。
  • 一般枠で、障害を伝えて働く:一般の求人に応募し、障害のことを会社に伝えたうえで働く形です。

クローズ就労とは

クローズ就労とは、自分の障害を会社に伝えずに働くことです。

一般の求人に応募し、障害のことは伝えずに、ほかの社員と同じ条件で働きます。

3つの働き方の違い

働き方求人の種類障害を伝えるか
オープン就労(障害者雇用枠)障害者求人伝える
オープン就労(一般枠)一般求人伝える
クローズ就労一般求人伝えない

2. データで見る違い:働き続けられる割合

オープン就労とクローズ就労では、就職したあと、働き続けられる割合に違いがあるというデータがあります。

障害者職業総合センターの調査(2017年)では、ハローワークの紹介で就職した障害のある方の、就職から1年後に同じ職場で働き続けていた割合(職場定着率)が、次のように報告されています。

働き方1年後の職場定着率
障害者求人で就職(オープン)70.4%
一般求人で、障害を伝えて就職(オープン)49.9%
一般求人で、障害を伝えずに就職(クローズ)30.8%

障害者求人で就職した方の定着率は、障害を伝えずに一般求人で就職した方の、2倍以上でした。

ただし、この差は、障害を伝えたかどうかだけで決まるものではありません。仕事の内容や職場の環境、就職前の準備や支援の有無など、さまざまな要因が関係しています。また、このデータは2017年の調査のものです。「クローズ就労だから続かない」と決めつけるのではなく、選ぶときの参考の一つとして受け止めてください。

(参考:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター「障害者の就業状況等に関する調査研究」2017年 https://www.nivr.jeed.go.jp/research/report/houkoku/houkoku137.html )

3. オープン就労とクローズ就労のメリット・デメリット

オープン就労クローズ就労
メリット合理的配慮を相談しやすい。特性を理解してもらったうえで働ける。体調の波を伝えやすい求人の数や職種の選択肢が多い。給与などの条件が高い求人も選びやすい
デメリット障害者雇用枠は、一般枠に比べて求人の職種や給与の幅が限られる場合がある配慮を受けにくい。特性による困りごとを一人で抱えやすい。体調が悪くても言い出しにくい

どちらが良い、悪いということではありません。大切なのは、自分にとって働き続けやすいのはどちらかを考えることです。

4. どちらを選ぶ?考えておきたい4つのポイント

① どのくらい配慮が必要か

指示をチャットで残してほしい、休憩をこまめに取りたいなど、働くうえで必要な配慮があるかどうかを考えてみましょう。配慮が必要な場合は、オープン就労のほうが相談しやすくなります。

② 体調や気分の波があるか

体調や気分に波があり、休むことがある場合は、そのことを理解してもらえる環境のほうが、安心して働き続けやすくなります。

③ 希望する仕事や条件は何か

希望する職種が障害者雇用枠の求人では少ない場合や、給与などの条件を優先したい場合は、一般枠も含めて検討することになります。一般枠でも、障害を伝えて働く「オープン就労(一般枠)」という選択肢があります。

④ 障害者手帳を持っているか

障害者雇用枠で働くには、原則として障害者手帳が必要です。手帳を持っていない場合は、取得するかどうかも含めて考える必要があります。

5. 迷ったときは、一人で決めなくていい

オープンにするか、クローズにするか。これは、働き方を左右する大きな選択です。だからこそ、一人で決めなくて大丈夫です。

前の調査でも、就職前に訓練を受けたり、支援機関と連携したりした方のほうが、職場定着率が高い傾向が報告されています。就労移行支援事業所では、自分の特性や必要な配慮を整理し、どちらの働き方が合っているかを一緒に考えることができます。

また、一度選んだ働き方を、あとから変えることもできます。クローズ就労からオープン就労に転職した経験を持つピアスタッフの体験談も、ディーキャリアのブログで紹介されています。
(リンク先:https://dd-career.com/blog/tokorozawa_20250316/ )

オープン就労とクローズ就労については、立川オフィスのブログでもこれまでにご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
(リンク先:https://dd-career.com/blog/tachikawa_20240428/ )

こうした選択を一人で考えるのが不安なときは、ディーキャリア立川オフィスの無料相談で、スタッフと一緒に考えることもできます。

まとめ:まずは言葉を知ることから

オープン就労は、障害を会社に伝えて働くこと。クローズ就労は、障害を伝えずに働くこと。どちらにもメリットとデメリットがあり、正解は一人ひとり違います。

データでは、障害を伝えて働いた方のほうが、働き続けられる割合が高い傾向がありました。ただ、大切なのは、数字だけで決めることではなく、自分に必要な配慮や希望する働き方をふまえて、働き続けやすい道を選ぶことです。

まずは言葉の意味を知ること。そして、迷ったときは、一人で抱えず、支援機関の力を借りながら考えていきましょう。

ディーキャリア立川オフィスで、自分に合った働き方を一緒に考えませんか

ディーキャリア立川オフィスでは、自己理解のプログラムや、配慮事項の整理、オープン就労・クローズ就労の選択、応募書類の作成、面接練習など、一人ひとりに合わせて就職活動をサポートしています。

こんなお悩みはありませんか?

  • オープン就労とクローズ就労、どちらが自分に合うか分からない
  • 障害のことを、会社にどう伝えればいいか不安
  • 自分に必要な配慮を、うまく言葉にできない
  • 就職しても、長く働き続けられるか心配

ひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。

\ SNSでも発信中 /


[LINE] 個別の質問やご相談はこちらから。「相談したいです、質問したいです」と打ってください。1対1のチャットなので、周りを気にせず気軽にお送りください!※登録しても他の方に名前は見えませんのでご安心ください

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

○ディーキャリア立川オフィスお勧めブログ

1.「ディーキャリア ひどい」という言葉を見て、卒業生で発達障害当事者の私が思うこと

2.発達障害当事者の独白。メサイアコンプレックスを乗り越える3つの問い

3.発達障害:勝ち負け思考について

○ディーキャリア立川オフィスのブログ記事一覧はこちら

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

就労移行支援事業所

【ディーキャリア立川オフィス】

◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ

〒190-0012
東京都立川市曙町2-22-20立川センタービル9階

TEL: 042-595-8163

受付時間: 平日10:00~18:00の間

E-mail:tachikawa@dd-career.com

◆ディーキャリア立川オフィス のご紹介はこちらから

【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス

◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから

【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸