発達障害の私が思う、「世の中と比べてしまう自分」とのつきあい方【就労移行支援・立川】
〜劣等感の「火種」を燃え上がらせないために、まず体を整える〜
SNSで同世代の活躍を見たとき。友人の近況を聞いたとき。「それに比べて、自分は……」と落ち込んでしまう。世の中の「普通」と自分を比べて、苦しくなる。そんな経験はありませんか?
こんにちは!ディーキャリア立川オフィス/ITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
私も、周りや世の中と自分を比べて、落ち込んでしまうことがあります。仕事の中でも、プライベートでも、そんな時があります。
でも、比べて落ち込む自分と向き合う中で、一つ気づいたことがあります。それは、比べて落ち込みやすいのは、たいてい体の調子が悪いときだということです。この記事では、世の中と比べてしまう理由と、劣等感とうまくつきあうための工夫をお伝えします。
1. なぜ、世の中と比べてしまうのか?
SNSでは「良いところ」ばかりが見えるから
SNSには、楽しそうな出来事や、うまくいった話がたくさん流れてきます。でもそれは、その人の生活のほんの一部を切り取ったものです。切り取られた「良いところ」と、自分の生活全体を比べてしまうと、どうしても自分が劣っているように感じてしまいます。
世の中の「普通」が基準になっているから
「この年齢なら、これくらいできて当たり前」「普通は、こういう働き方をするもの」。そんな世の中の「普通」を基準にすると、そこから外れている自分が気になってしまいます。でも、その「普通」は、誰かが決めた一つの見方にすぎません。
自分のペースが見えにくくなっているから
周りの動きばかりに目が向くと、自分がどこまで進んできたのかが見えにくくなります。自分のペースを見失うと、「周りより遅れている」という感覚だけが残ってしまいます。
2. 劣等感という「火種」は、体調の変化で燃え上がる
比べて落ち込んでしまうとき、私がいつも思い出すことがあります。
劣等感は「火種」のようなものだということです。
劣等感の火種は、多くの人の心のどこかにあるものです。普段は小さくくすぶっているだけで、大きく燃え上がることはありません。でも、疲れていたり、寝不足だったり、体の調子が崩れていたりすると、その火種が一気に発火してしまいます。
同じSNSの投稿を見ても、元気なときは「すごいな」で終わるのに、調子が悪いときは「それに比べて自分は」と落ち込んでしまう。それは、あなたの心が弱いからではありません。体調の変化が、劣等感の火種に火をつけているのです。
だから、比べて落ち込んだときは、まず自分の体調を疑ってみる。それだけで、自分を責める気持ちが少し軽くなります。
3. 世の中と比べてしまう自分とつきあう工夫
工夫① 調子が悪いときは、早く寝る
私が一番大切にしているのは、これです。調子が悪いと感じたら、無理に考え込まず、早く寝るようにしています。
調子が悪いときに、自分のことを考えたり、SNSを見たりすると、劣等感の火種が燃え上がりやすくなります。そんなときは、考えるのをいったんやめて、体を休めることを優先しましょう。しっかり休んで体調が戻ると、同じことでも落ち着いて受け止められることがあります。
工夫② 比べる相手を「過去の自分」にする
周りや世の中と比べると、上には上がいて、きりがありません。比べるなら、「1年前の自分」「半年前の自分」と比べてみましょう。「前はできなかったことが、今はできている」と、自分の成長に気づけることがあります。
工夫③ SNSは「切り取られた一部」だと知っておく
SNSで見えるのは、その人の生活の、うまくいった一部分だけです。「これは切り取られた一場面なんだ」と知っておくだけで、自分と比べて落ち込むことが減っていきます。調子が悪いときは、SNSを見る時間を減らすのも一つの方法です。
工夫④ 「普通」は一つではないと考える
世の中の「普通」は、一つではありません。働き方も、生き方も、進むペースも、人それぞれです。「普通」に合わせることより、自分に合ったペースを見つけることのほうが、長く安定して働くことにつながります。
AIのような新しい技術に「乗り遅れてはいけない」と焦ってしまう方は、ITエキスパート立川オフィスのブログで紹介している、AIへの焦りとの付き合い方の記事も参考にしてみてください。
こうした気持ちの整理を一人でするのが難しいときは、ディーキャリア立川オフィスの無料相談で、スタッフと一緒に考えることもできます。
まとめ:比べて落ち込んだら、まず体を休めよう
世の中と比べて落ち込んでしまうのは、あなたの心が弱いからではありません。劣等感の火種は、疲れや寝不足といった体調の変化で燃え上がりやすくなります。
だから、比べて苦しくなったときは、まず体調を疑って、早めに休む。そして、比べる相手を過去の自分に変え、「普通」は一つではないと考える。そうすることで、自分のペースを少しずつ取り戻していけます。
もし、比べて落ち込む気持ちが長く続いたり、眠れない日が続いたりする場合は、一人で抱えず、身近な人や支援機関、医療機関に相談してください。
ディーキャリア立川オフィスで、自分のペースでの働き方を一緒に考えませんか
ディーキャリア立川オフィスでは、体調や気持ちの波とのつきあい方、自分のペースに合った働き方を、一人ひとりに合わせて一緒に考えています。
「つい周りと比べて落ち込んでしまう」「体調の波で気持ちが揺れやすい」「自分のペースで長く働きたい」。そんな方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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