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発達障害の私が思う、「責任がいや」は「仕事がいや」じゃない【就労移行支援・立川】

〜責任の重さに緊張してしまうとき、自分を責めないための考え方〜

「任されたけど、失敗したらどうしよう」「責任が重くて、仕事のことを考えると気が重い」。仕事の責任に押しつぶされそうになる。そんな経験はありませんか?

こんにちは!ディーキャリア立川オフィス/ITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

仕事を重ねていくと、少しずつ任されることが増え、そこには「責任」というものがついてきます。私は、それがとても重く感じます。人より緊張してしまうほうなので、責任のある場面では、なおさら気持ちが張りつめてしまいます。

実は、以前もっと自信がなかった頃、いきなり責任の重い仕事を任されたことがあります。そのときは一人で抱え込んでしまい、体調を大きく崩してしまいました。

そんな経験もあって、「責任がいやだ」と思う自分は、仕事に向いていないのかなと感じることもありました。でも、あるとき気づいたんです。「責任がいや」と「仕事がいや」は、イコールではないということに。

この記事では、責任が重く感じる理由を整理したうえで、責任との向き合い方と、気持ちを軽くする工夫をお伝えします。

1. なぜ、仕事の責任が重く感じるのか?

仕事を重ねるほど、責任が増えていくから

仕事に慣れてくると、任される範囲が広がり、判断を求められる場面も増えていきます。最初は「言われたことをやる」だけだったのが、「自分で決める」「結果を求められる」ことが増える。成長の証でもありますが、そのぶん責任の重さを感じやすくなります。

責任の「範囲」が見えないから

「どこまでが自分の責任なのか」がはっきりしないと、責任は際限なく大きく感じられます。範囲が見えないと、「全部自分がやらなきゃ」「何かあったら全部自分のせい」と思い込みやすくなるのです。

緊張しやすいと、責任がさらに重く感じるから

私のように人より緊張しやすいと、「失敗できない」という場面で、気持ちがさらに張りつめます。緊張が責任を重く感じさせ、責任が緊張を強める。この繰り返しで、どんどん苦しくなってしまうことがあります。

自信がないときほど、責任が重くのしかかるから

自分に自信が持てていない時期に、急に大きな責任を任されると、「できなかったらどうしよう」という不安が一気に膨らみます。私が体調を崩したのも、まさにそういう時期でした。責任の重さは、仕事の内容だけでなく、そのときの自分の状態によっても大きく変わるのです。

2. 「責任がいや」は「仕事がいや」じゃない

責任が重くてつらいとき、「こんなふうに思う自分は、仕事が嫌いなのかも」「働くことに向いていないのかも」と考えてしまうことはありませんか?

でも、責任が重くてつらいことと、仕事そのものが嫌いなことは、別のものです。

仕事の中身にやりがいを感じていても、責任の重さに緊張することはあります。むしろ、「ちゃんとやりたい」「迷惑をかけたくない」と思っているからこそ、責任を重く感じるのかもしれません。責任がいやだと感じるのは、仕事に真剣に向き合っている証拠とも言えます。

だから、「責任がいや」と感じたときは、自分を責める必要はありません。見直すべきなのは、仕事への気持ちではなく、責任の持ち方です。

3. 仕事の責任は「全部を背負うこと」ではない

仕事の責任とは、「何があっても自分一人で結果を出すこと」ではありません。私は、次の3つだと考えています。

  • 引き受けた範囲のことに、きちんと取り組むこと
  • できないとき、困ったときに、早めに伝えること
  • 一人で抱えず、困ったら人に頼ること

特に2つ目は大切です。「できない」と伝えるのは無責任なことではありません。むしろ、問題が大きくなる前に共有することこそ、仕事の責任を果たすことにつながります。

責任の感じ方や仕事との向き合い方を一人で整理するのが難しいときは、ディーキャリア立川オフィスの無料相談で、スタッフと一緒に考えることもできます。

4. 責任の重さを軽くする4つの工夫

工夫① 「自分の責任の範囲」を書き出して確認する

任された仕事について、「自分がやること」「自分ではないこと」を書き出してみましょう。はっきりしない部分は、上司や担当者に「ここまでが私の担当で合っていますか?」と確認します。範囲が見えるだけで、責任の重さはぐっと小さくなります。

工夫② 「困った」は早めに、小さいうちに伝える

問題が起きてから報告するより、「少し遅れそうです」「ここが分かりません」と早めに伝えるほうが、周りも助けやすくなります。小さいうちに伝えることが、結果的に自分も周りも守ります。

工夫③ 緊張していることを「そのまま認める」

責任のある場面で緊張するのは、自然なことです。「緊張してはいけない」と思うほど、緊張は強くなります。「今、責任を感じて緊張しているな」とそのまま認めるだけで、少し落ち着けることがあります。緊張は、真剣に取り組もうとしているサインでもあります。

工夫④ 困ったら人に頼る。それは「人任せ」とは違う

以前の私は、責任を一人で抱え込んで、体調を崩してしまいました。その経験があるから、今は困ったときに人に頼るようにしています。

「頼るのは、人任せにしているみたいで申し訳ない」と感じる方もいるかもしれません。でも、頼ることと人任せにすることは違います。

  • 人任せ:自分の仕事を投げ出して、相手に押しつけること
  • 頼る:自分の仕事に向き合ったうえで、一人では難しい部分を相談し、助けを借りること

困ったときに頼るのは、仕事を最後までやり遂げるための方法です。「この部分を手伝ってもらえますか?」「判断に迷っているので相談させてください」。そう声をかけることも、立派な仕事の責任の果たし方なのです。

まとめ:責任との向き合い方は変えられる

仕事を重ねるほど、責任は増えていきます。それを重く感じたり、緊張したりするのは、あなたが弱いからではありません。

そして、「責任がいや」は「仕事がいや」とイコールではありません。責任の範囲を確認し、困ったら早めに伝え、一人で抱えずに人に頼る。頼ることは人任せではなく、責任を果たすための方法です。責任の持ち方を変えれば、仕事そのものへの気持ちを大切にしたまま、働き続けることができます。

もし責任の重さによるつらさが長く続いたり、眠れない・食欲がないなどの状態が続いたりする場合は、一人で抱えず、身近な人や支援機関、医療機関に相談してください。

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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