発達障害の私が思う「身の丈に合わない」と言われる夢——夢見がちは悪いことじゃない【就労移行支援・立川】
〜大きな夢を、現実の一歩につないでいくすべ〜
大きな夢や目標を語ると、「それはあなたには無理」「もっと身の丈に合ったことを」と言われる。そのたびに、傷ついたり、「自分は夢を見ちゃいけないのかな」と落ち込んだりする——そんな経験、ありませんか?

こんにちは!ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
私は昔から「夢見がち」だと言われてきました。大きな理想を語ると、「身の丈に合っていない」「現実を見なさい」と返される。その言葉に、何度も傷ついてきました。「夢を持つことすら、自分には許されないのかな」と。
でも今は、こう思っています。夢見がちなことは、悪いことじゃありません。 大きな夢を描けるのは、あなたの素敵な力です。ただ、その夢を現実につなぐ「橋」があると、もっと生きやすくなる。この記事では、なぜ「身の丈に合わない」と言われやすいのかを整理したうえで、夢を現実につないでいく、具体的な方法をお伝えします。
1. なぜ、「身の丈に合わない」と言われやすいのか?
夢見がちだと言われるのは、あなたが現実を見ていないからでも、身の程知らずだからでもありません。いくつかのごく自然な理由があります。
- 発達障害のある方は、豊かな発想やイメージを描く力が強いことがあるから。
発達障害のある方の中には、頭の中で壮大なイメージや理想を、鮮やかに描ける方が多くいます。これは本来、素晴らしい力です。ただ、そのイメージがあまりに大きいと、周りからは「現実離れしている」「身の丈に合っていない」と見えてしまうことがあります。発想が豊かだからこそ、そう言われやすいのです。
- 「夢」と「今の一歩」の間の道のりが、見えにくいから。
大きな夢は描けても、「そこにたどり着くまでの具体的な道のり」を描くのは、また別の力が必要です。発達障害のある方は、ゴールは鮮明に見えても、そこまでの中間ステップを組み立てるのが苦手なことがあります。すると周りには「夢だけ大きくて、現実の行動が伴っていない」ように見えてしまうのです。
- 周りが「無難な範囲」を基準にしているから。
「身の丈に合わない」という言葉は、多くの場合、言う側の「無難な基準」から出てきます。相手が心配して言ってくれている場合もありますが、それはあくまで相手の基準です。あなたの夢の大きさが間違っているわけではありません。
2. まず知っておく!夢見がちは、否定すべき欠点じゃない
「夢見がちな自分は現実が見えていない」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。
大きな夢を描けることは、才能です。 多くの人は、そもそも大きな夢を描くことすらできません。あなたが夢見がちだと言われるのは、それだけ豊かなイメージを描ける力を持っているからです。この力は、否定すべき欠点ではなく、大切にすべき強みです。
問題は「夢が大きいこと」ではありません。問題があるとすれば、夢と現実の間に「橋」がかかっていないことです。夢という遠いゴールと、今の自分。その間に、小さな一歩を一つずつ並べていく——この「橋づくり」ができると、夢見がちは「実現に向かう力」に変わります。
だから、夢を小さくする必要はありません。夢はそのまま大切に持ったまま、その夢と今の自分をつなぐ橋を、少しずつかけていけばいいのです。
3. その場で試せる!夢を現実につなぐ具体的な方法
大きな夢を、現実の一歩につないでいくための方法を紹介します。
【対策①】夢は小さくせず、「最初の一歩」だけを小さくする
「身の丈に合わせて夢を小さくしなさい」——これに従う必要はありません。夢はそのままでいいのです。小さくするのは、夢ではなく「最初の一歩」です。ハードルを地面まで下げて、「その夢に向けて、今日できる一番小さなこと」を1つだけ決めましょう。夢は大きいまま、一歩は小さく。これが橋づくりの基本です。
【対策②】夢と今の間に「中間の目標」を置く
夢と今の自分が離れすぎていると、「身の丈に合わない」と感じられます。そこで、夢と今の間に「中間の目標」を置いてみましょう。「最終的な夢」→「1年後の目標」→「今月の目標」→「今日の一歩」——こうして段階を作ると、遠かった夢が、手の届く道のりに変わります。中間の目標が、夢への橋の”橋げた”になります。
【対策③】「身の丈に合わない」と言われたら、相手の基準だと切り分ける
夢を否定されたとき、「やっぱり自分の夢はおかしいんだ」と受け取らないでください。「それはこの人の基準であって、自分の夢が間違っているわけではない」と切り分けましょう。相手の言葉を全部受け入れる必要はありません。心配してくれている気持ちだけ受け取って、夢そのものは自分の手に残しておいていいのです。
【対策④】夢を「語る相手」を選ぶ
夢は、誰に話すかで受け取られ方が変わります。「身の丈に合わない」と否定してくる相手にばかり話すと、傷ついて夢をしまい込んでしまいます。夢を応援してくれる人、一緒に橋のかけ方を考えてくれる人に話しましょう。就労支援の場も、その一つです。夢を安心して語れる相手がいるだけで、夢は現実に近づきます。
■ まとめ:夢は小さくしなくていい。橋を、少しずつかけていこう
「身の丈に合わない」と言われて一人で夢をしまい込むのをやめて、「夢は大きいまま最初の一歩を小さくする」「中間の目標を置く」「夢を語る相手を選ぶ」という道具を使いながら、自分の夢とちょうどいい距離でスマートに橋をかけていこう。
夢見がちなことは、悪いことではありません。大きな夢を描けるのは、あなたの豊かな力です。夢を小さくする必要はありません。必要なのは、夢と今の自分の間に、小さな一歩を一つずつ並べて、橋をかけていくこと。その橋があれば、「身の丈に合わない」と言われた夢も、あなた自身の手で現実に近づけていけます。
最後に:ディーキャリア立川オフィスで「夢と現実をつなぐ橋」を一緒にかけよう
ディーキャリア立川オフィスでは、あなたの「こうなりたい」という思いを大切にしながら、そこに向かう具体的な一歩を一緒に組み立てていくサポートに取り組んでいます。「大きな夢はあるけど、何から始めればいいかわからない」「身の丈に合わないと言われて自信をなくした」「夢を応援してくれる場所が欲しい」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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