未経験でも仕事ができるの?——就職がゴールじゃない、自分を知って人生の幅を広げる話【就労移行支援・立川】
〜「経験がないから無理」をやめて、自分の得意を見つけていくライフハック〜
「未経験の仕事に就くなんて、自分にできるんだろうか」「経験もスキルもないのに、就職なんて無理な気がする」「やったことがないことに挑戦するのが怖い」——そんな不安を抱えていませんか?
こんにちは!ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
就労移行支援でよくいただく質問のひとつが、「未経験でも仕事ができるんですか?」というものです。この不安、とてもよくわかります。私自身も、「経験がない自分に何ができるんだろう」とずっと思っていました。
まず、結論からお伝えします。未経験から就職する人は、います。 そして、もうひとつ大切なこと。就労移行支援が目指しているのは、「就職すること」だけがゴールではありません。自分の得意・不得意を明確にして、人生の幅を広げておくこと——それこそが、本当に大切なことだと私は思っています。
1. なぜ、「未経験だと無理」と思い込んでしまうのか?
未経験への不安が強くなるのは、あなたが臆病だからでも、能力が低いからでもありません。いくつかのごく自然な理由があります。
- これまでの失敗経験が、「新しいこと=失敗する」と思わせるから。
発達障害のある方の多くは、これまで「新しいことに挑戦してうまくいかなかった」経験を持っています。その積み重ねが、「未経験のことは、どうせまた失敗する」という思い込みを作ります。挑戦する前から怖くなるのは、これまで真剣に頑張ってきたからこそです。
- 「経験がある=できる」「経験がない=できない」と単純に考えてしまうから。
実際には、経験の有無だけで仕事のできる・できないは決まりません。大切なのは「その仕事が自分の特性に合っているか」「自分に合った工夫ができるか」です。でも不安が強いと、「経験がないからダメだ」と単純に結論づけてしまいがちです。
- 「就職=ゴール」だと思い込んで、プレッシャーを大きくしているから。
「就職しなきゃ」「働かなきゃ」という気持ちが強すぎると、一歩がとても重くなります。就職を「人生を決める一発勝負」のように捉えると、未経験への不安はますます大きくなってしまいます。
2. まず知っておく!就職はゴールじゃない。大切なのは「自分を知ること」
「就職できるかどうかがすべて」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。
就労移行支援が本当に目指しているのは、「とにかく就職させること」ではありません。自分の得意・不得意を明確にして、人生の選択肢を広げておくことです。
経験がないことは、マイナスばかりではありません。未経験の仕事に触れることは、「自分はこれが意外と得意だった」「これは思ったより苦手だった」と、自分を知る貴重な機会になります。そうやって自分の得意・不得意がはっきりしてくると、「自分に合う仕事はこういう方向かもしれない」という人生の地図が描けるようになります。
だから、就職は「終わり(ゴール)」ではなく、「自分を知りながら人生を広げていく過程の一部」です。この見方に立てると、「未経験だから無理」というプレッシャーが、「未経験だからこそ、自分を知るチャンス」に変わっていきます。
3. その場で試せる!未経験の不安とつきあう対策
未経験への不安とつきあいながら、一歩を踏み出すための対策を紹介します。
【対策①】「経験の有無」より「自分の得意・不得意」に注目する
「経験がないからできない」と考える代わりに、「自分は何が得意で、何が苦手か」に注目しましょう。「細かい作業が得意」「一人で集中するのが好き」「決まった手順を守るのが得意」——こうした得意が見えてくると、「経験はないけど、この特性が活きる仕事はあるかもしれない」と考えられるようになります。
【対策②】小さく「やってみる」経験を積む
未経験のことは、頭で考えるほど怖くなります。ハードルを地面まで下げて、まず小さく「やってみる」ことから始めましょう。就労移行支援では、訓練や実習を通じて、いろいろな作業を「試す」ことができます。「やってみたら意外とできた」「これは向いていなかった」——この小さな実験の積み重ねが、自分を知る一番の近道です。
【対策③】「向いていなかった」も、立派な収穫だと考える
未経験のことを試して「向いていなかった」とき、それは失敗ではありません。「自分にはこれは合わない」とわかったのは、立派な収穫です。得意を見つけるのと同じくらい、「苦手を知る」ことも、人生の幅を広げてくれます。合わないものを一つ知るたびに、合うものへの道が絞られていきます。
【対策④】一人で抱え込まず、支援者と一緒に「試す」
未経験への挑戦を一人でやろうとすると、不安が大きくなります。就労移行支援では、支援者と一緒に「何を試すか」「どう振り返るか」を相談しながら進められます。「うまくいかなかったらどうしよう」を、「うまくいかなかったら一緒に振り返ればいい」に変えられる——この安心感が、一歩を踏み出す力になります。
■ まとめ:未経験は「無理」じゃなく、「自分を知るチャンス」
「経験がないから無理だ」と一人で抱え込んで一歩を止めるのをやめて、「得意・不得意に注目する」「小さく試してみる」「向いていなかったも収穫と考える」という道具を使いながら、自分のペースで人生の幅を広げていこう。
未経験から就職する人は、います。でも、それ以上に大切なのは、自分の得意・不得意を知って、人生の選択肢を広げておくことです。就職はゴールではなく、自分を知りながら前に進んでいく過程の一部。未経験は「無理」の理由ではなく、「自分を知るチャンス」です。焦らず、少しずつ試していきましょう。
最後に:ディーキャリア立川オフィスで「自分の得意・不得意」を一緒に見つけよう
ディーキャリア立川オフィスでは、就職そのものだけをゴールにするのではなく、訓練や実習を通じて自分の得意・不得意を明確にし、人生の幅を広げていくサポートに取り組んでいます。「未経験の仕事に挑戦できるか不安」「自分に何が向いているかわからない」「まず自分の得意を知りたい」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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