自己理解が怖いあなたへ——主人公はいつも、あなた自身です【就労移行支援・立川】
〜「自分と向き合うのが痛い」のは、あなたが真剣に生きてきた証拠〜
「自己理解が大事なのはわかる。でも、自分と向き合うのが怖い」「自分の苦手なところを見るのがつらい」「掘り下げると、痛いところに触れてしまいそうで進めない」——そんな気持ち、ありませんか?

こんにちは!ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
就労移行支援では「自己理解を深めましょう」とよく言われます。私もそう伝える側にいます。でも、正直に言うと——自己理解は、怖いです。痛いです。私自身、自分と向き合うことから何度も逃げてきました。
だから今日は、「自己理解のやり方」ではなく、その手前にある「なぜ怖いのか、なぜ痛いのか」という気持ちに、正面から寄り添いたいと思います。そして忘れないでほしいのは、自己理解の主人公は、支援者でも周りの人でもなく、いつもあなた自身だということです。
1. なぜ、自己理解はこんなにも「怖くて、痛い」のか?
自己理解が怖いのは、あなたが弱いからでも、逃げ癖があるからでもありません。むしろ逆です。いくつかのごく自然な理由があります。
- これまで「見ないようにして」自分を守ってきたから。
苦手なことや失敗を直視するのは、誰だってつらいものです。特に発達障害のある方は、「できない自分」に何度も直面してきた経験があります。だからこそ、無意識に「自分の弱い部分を見ないようにする」ことで、心を守ってきたのです。自己理解が怖いのは、これまで一生懸命自分を守ってきた証拠です。
- 「向き合う=また傷つく」と体が覚えているから。
過去に自分の苦手さを指摘されたり、責められたりした経験があると、「自分と向き合う」こと自体が「また傷つく時間」だと体が記憶しています。だから自己理解をしようとすると、防衛本能が働いて「怖い」「やめたい」という反応が出るのです。これは弱さではなく、自分を守るための正常な反応です。
- 「本当の自分」を知るのが怖いから。
「向き合ったら、思っていた以上にダメな自分が出てくるんじゃないか」——この不安が、自己理解にブレーキをかけます。でも実際には、向き合った先に出てくるのは「ダメな自分」だけではありません。ただ、そう思えるまでに時間がかかるのも、当然のことです。
2. まず知っておく!怖くて当然、痛くて当然。急がなくていい
「怖がっている自分はダメだ」「みんな向き合えているのに」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。
自己理解が怖いのも、痛いのも、当然のことです。 自分の痛いところに触れるのだから、痛いに決まっています。それを「怖がらずにやりなさい」と言うほうが無理な話です。
そして、大切なことをもう一度お伝えします。自己理解の主人公は、あなたです。 どこまで進めるか、いつ進めるか、どこで立ち止まるか——それを決めるのは、支援者でも、周りの人でもなく、あなた自身です。
「早く自己理解を深めなきゃ」と急かされる必要はありません。怖いときは立ち止まっていいし、痛いときは休んでいい。自分のペースで、少しずつでいいのです。急いで無理に向き合って傷つくより、安心できるところから一歩ずつ進むほうが、ずっと遠くまで行けます。
3. その場で試せる!怖さとつきあいながら自己理解を進める対策
怖さや痛みに押しつぶされずに、少しずつ自己理解を進めるための対策を紹介します。
【対策①】「怖い」と感じたら、そこで一度立ち止まっていい
自己理解を進めていて「怖い」「痛い」と感じたら、無理に押し進めないでください。ハードルを地面まで下げて、「今日はここまで」と立ち止まることを自分に許可しましょう。立ち止まることは、後退ではありません。自分のペースを守るという、大切な自己理解の一部です。
【対策②】「弱み」からではなく「好きなこと」から始める
自己理解というと、つい「苦手なこと」から見ようとして、痛くなってしまいます。順番を変えましょう。まずは「好きなこと」「心地よいこと」「できたこと」から始めるのです。「自分はこういうときに落ち着く」「これをやっていると楽しい」——痛くない入口から入ると、自己理解はぐっと進めやすくなります。
【対策③】一人で向き合わず、安心できる人と一緒に見る
自己理解が怖いのは、一人で暗い部屋に入るような感覚があるからです。信頼できる支援者やスタッフと一緒なら、その部屋にも少し光が入ります。「自分ではダメなところに見えたけど、それって強みでもあるよね」——一人では気づけない視点をもらえると、痛みが少しやわらぎます。主人公はあなたですが、一人で背負う必要はありません。
【対策④】「痛い=真剣に生きてきた証拠」と受け止める
自分と向き合って痛みを感じたとき、「こんなに痛いなんて自分はダメだ」ではなく、「これだけ痛いのは、自分が真剣に生きてきたからだ」と受け止めてみてください。どうでもいいことなら、痛くも怖くもありません。痛いのは、それだけ大切に生きてきた証拠です。その痛みを、責める材料ではなく、自分をいたわるきっかけにしていきましょう。
■ まとめ:怖くていい、痛くていい。主人公はいつも、あなた
「自己理解が怖い自分はダメだ」と一人で抱え込んで責めるのをやめて、「怖いときは立ち止まる」「好きなことから始める」「安心できる人と一緒に見る」という道具を使いながら、自分のペースでちょうどいい距離で自己理解を進めていこう。
自己理解が怖いのも痛いのも、当然のことです。あなたが弱いからではありません。これまで一生懸命、自分を守って生きてきたからです。急がなくて大丈夫。立ち止まっていいし、休んでいい。そして忘れないでください——自己理解の主人公は、いつもあなた自身です。あなたのペースで、あなたが決めていいのです。
最後に:ディーキャリア立川オフィスで「怖くない自己理解」を一緒に進めよう
ディーキャリア立川オフィスでは、自己理解を「一人で怖い思いをしながら進めるもの」ではなく、「安心できる環境で、自分のペースで進めるもの」として、一緒に取り組んでいます。「自分と向き合うのが怖い」「自己理解を勧められるとしんどくなる」「安心できる場所で少しずつ進めたい」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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