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なぜ不安は消えないのか? ~ その仕組みとは?|( 大人の発達障害・精神障害 )

【松戸市/JR新松戸駅/徒歩4分】の就労移行支援 ~ ディーキャリア新松戸オフィスです。
 今回は、なかなか消えない不安についてのお話です。

― 不安に「とらわれる」仕組みを知ろう ―

「何となく落ち着かない」

「特に何か起きているわけではないのに、不安を感じる」

「一度不安になると、なかなか頭から離れない」

そんな経験はありませんか?

不安な状態は決して気持ちのいいものではありません。

できることなら、不安なんて感じずに毎日を過ごしたいと思うのは当然です。

でも実は、不安そのものは、私たちが生きていくために必要な感情です。



例えば、目の前に危険なものがあったとします。

「危ないかもしれない」と感じることで、私たちは、

  • 逃げる
  • 距離をとる
  • 身を守る
  • 準備する
  • 誰かに相談する

といった行動を取ることができます。

つまり、不安は私たちを苦しめるために存在しているのではありません。

「危険かもしれないから、備えておこう」

と教えてくれる、いわば心の警報装置です。

だから、不安が生まれること自体を完全になくすことはできません。

大切なのは、

「不安にならないこと」ではなく、「不安になった後、どう行動するか」

なのです。



「不安になる」と「不安にとらわれる」は違う

ここが、今回もっともお伝えしたいポイントです。

不安になること自体は、自然な反応です。

しかし、

不安になる → 不安を何とか消そうとする → さらに不安について考える

という状態が続くと、不安にとらわれてしまうことがあります。

では、なぜ不安はどんどん大きくなってしまうのでしょうか?

大きく分けると、そこには「回避」と「備えすぎ」という2つのパターンがあります。




① 不安を「避ける」ほど、不安が強くなる

不安を感じたとき、

「こんな気持ちは嫌だ」

「不安になるから、やらないでおこう」

と、その状況を避けたくなるのは自然なことです。

例えば、仕事でミスをして怒られた経験があるとします。

すると、

「また怒られるかもしれない」

「怖いから、できるだけその仕事を避けよう」

「また失敗したらどうしよう」

「そもそも新しいことに挑戦するのはやめておこう」

というように、少しずつ避ける範囲が広がっていくことがあります。

避けることで、その瞬間の不安は軽くなります。

しかし、「不安を感じても、やってみたら大丈夫だった」という経験をする機会も減ってしまいます。

すると脳は、

「やっぱり、あれは危険だったんだ」

と学習してしまうことがあります。

その結果、まだ何も起きていない段階から、

「また何か起きたらどうしよう」

と未来の不安まで考えるようになってしまうのです。



② 「安心するための備え」が、逆に不安を増やすことも

もう一つは、不安に対して備えすぎてしまうことです。

不安になると、

「もっと調べておこう」

「念のため確認しておこう」

「万が一に備えておこう」

と、情報を集めたくなることがあります。

もちろん、必要な準備は大切です。

しかし、「不安をなくすため」に調べ続けるようになると、少し注意が必要です。

例えば、

「病気だったらどうしよう」

「症状について調べる」

「怖い情報が見つかる」

「もっと調べなければ」

「さらに不安になる」

という状態です。

調べれば一時的に安心できることもあります。

その経験があると、次に不安になったときも、

「もっと調べれば安心できる」

と考えるようになります。

ところが、調べれば調べるほど、世の中にはさまざまな「不安になる情報」があることにも気づいてしまいます。

こうして、不安から逃れるために始めた行動が、かえって不安を意識し続ける行動になってしまうことがあります。



不安を「ゼロ」にする必要はない

ここまで読んで、

「じゃあ、不安になったらどうすればいいの?」

と思った方もいるかもしれません。

大切なのは、不安を完全になくそうとしないことです。

不安が出てきたときに、

「不安をなくさなければ」

と考えるのではなく、

「今、自分は不安を感じているんだな」

と気づいてみる。

そして、

「今できることは何だろう?」

と考えてみる。

不安そのものを消そうとするのではなく、不安があっても必要な行動を少しずつ選べるようになることが大切です。



「何となく不安」の背景には、
何か理由があるかもしれない

もしあなたが、

  • いつも何となく落ち着かない
  • まだ起きていないことまで心配してしまう
  • 失敗することを考えて行動できなくなる
  • 不安になると、情報を調べ続けてしまう
  • 過去の失敗を何度も思い出してしまう
  • 頭の中で同じことをぐるぐる考えてしまう

という状態なら、

「自分は心配性だから」

「考えすぎる性格だから」

と片付けなくてもいいかもしれません。

これまでの経験や環境、ストレスの蓄積、物事の捉え方、そして場合によっては発達特性など、自分では気づいていない特徴が関係していることもあります。

まずは、「なぜ自分は不安になりやすいのか」を知ること。

それが、不安との付き合い方を変える第一歩になるかもしれません。


不安は、誰にでも起こります。

だからこそ、

「不安にならない自分」を目指す必要はありません。

「不安になったとき、自分はどんな行動をしているのか?」

「その行動は、本当に不安を解決しているのか?」

そこに目を向けてみましょう。

不安を避け続けるのではなく、必要な準備と「備えすぎ」を区別する。

そして、自分の特徴や疲れ方を知り、自分に合った対処方法を身につけていく。

それが、不安に振り回されずに生活していくための大切な一歩になります。

「何となく不安なのだけれど、理由がよく分からない」

そんな方こそ、一度、自分の感じていることを誰かに話してみてください。

一人では気づかなかった「不安のパターン」が見えてくるかもしれません。

■ディーキャリア新松戸オフィスでは、

このようなお役立ち情報を、日々プログラムの中でお伝えしています。

上記のような「発達障害」や「精神疾患」に関する内容のほか、


就労移行支援【ディーキャリア新松戸オフィス】では、上記のような
困りごとについて対策を考えたり、トレーニングをおこなっています。

就職に対して悩みがある人、ネガティブに考えてしまう人、自分の課題を克服したい人、
障害について知りたいと思っている人、不安をかかえている人 etc…
相談をお伺いしたり、解決する方法を一緒に考えていきます。

【 就職に関するご相談 】や【 事業所の見学 】【 プログラム体験会 】など、
 随時おこなっております。
「 TEL 」 または、「 メール 」にてお気軽にご連絡ください。


ディーキャリア新松戸オフィス

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