2022年01月07日

【実習体験記】利用者さんが企業実習へ参加されました

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こんにちは、支援員の渡部です。

このブログを編集している本日（1/6（木））は雪の予報です。

とても寒いです🥶🥶🥶🥶🥶🥶

皆さん体調管理いかがされていますでしょうか？

私は大きな１Lの水筒に大好きなお茶を入れて常にあったかいものに触れられるようにしています。

今年は一段と寒さを強く感じます。

日々お気をつけてお過ごしください。

さて、今回のブログは昨年実習へ参加された利用者さんへインタビューした記事になります。

当時初めて実習へ参加された際の内容になります。

感じ方は人それぞれですが、参考にして頂ければと思います。

以下インタビューになります。

■実習期間・日数：2021年9月22日(水)・9月30日(木)：合計2日間

Q,今回の実習について感想を教えてください。
A,
初めての実習でしたが（9/22回）、説明会に出席して場所や雰囲気を知っていたこともあり、落ち着いて参加することができました。
自分が実習や企業選びなどでなにを大事にしたいか、相手のどういった点に信頼を寄せるのか、などについて理解するきっかけをもらえました。

Q,実習ではどんな目標を立てていましたか？
A,
・がんばりすぎない
・「自分をよく見せよう」としすぎない
・企業についての理解を深める

Q,実習ではどんな作業を行いましたか？
A,
【第一回（9/22）】
・データ入力
・事務作業適性検査

【第二回（9/30）】
・自己理解ワーク
・上記を基にした面談
・書類仕分け
（わたしは参加できませんでしたが、第三回は「Excelの関数を使った資料の作成」「基本的なビジネススキルの確認」を予定していたようです）

Q,実習先はどんな雰囲気でしたか？
A,
【第一回（9/22）】
・与えられた課題を黙々とこなす形式でした。
・他の実習生と話すこともほぼありません。
・社員の方は気さくで話しやすかったです。
・企業の雰囲気を知りたい、事務作業の経験をしてみたい、という方も体験的に参加しているようでした。

【第二回（9/30）】
・部署の上長の方々（第一回担当者の方々の上司と思われる）がとりまとめとして出ていたこともあり、前回よりピリッとした雰囲気でした。
・ただ、気さくで親しみやすい空気は出してくださっていたので、話や質問はしやすかったです。
・第一回よりも明確に「採用実習」感が出ていました。

Q,実習を通して今後の仕事のイメージに対して何か見えてきましたか？
A,
・データ入力については、これまでの職務経験やd-careerでの訓練内容である程度対応できることがわかりました。
・軽作業や未経験の業務については、採用試験の色が濃く、あまり具体的なイメージに近づけられませんでした。

Q,実習を通して見つけた自分の強みはありますか？
A,
・素早く、正確にデータ入力を行えること
・作業時に物の置き方や手順などを工夫できること
・自己理解が進んでいること

Q,今回の実習で反省点や課題はありますか？
A,
・面談時、やや気がはやり、多弁になったこと（その流れで、適切でない話題を口にしてしまうことも）
・手先の不器用さで封入用書類を多く取ってしまい、そのままWチェック時にも気づけなかったこと
・初めての不慣れな作業時、自信のなさやフラッシュバックなどで作業に集中しきれないときがあったこと

Q,その課題を次にどう活かしますか？
A,
・緊張を自覚して、口にする前にワンテンポおいて発言する
・指サックなど、自分に合うものを吟味し、活用する
・自分にとっての適性な時間のさらに二割増し程度を意識して、ゆっくり作業を行う
・慣れることと内容の理解を意識して集中する

Q,他の利用者さんへのアドバイスはありますか？
A,
・実習というより採用試験の一部です。全三回のカリキュラムですが、先方の規定に達さなければ次の回には参加できません。
・スピードではなく正確性を求められるので、それを意識して事業所での訓練時に住所や電話番号などのデータ入力を練習しておくとよいかもしれません。見直しの習慣もつけましょう。
・第二回の面談では、１時間ほど使って一対一でかなり細かくいろいろと聞かれました（強み弱み、家庭環境、家庭の金銭状況など）（ただし、話せる範囲で、との配慮はありました）。
・月給が額面で16万円台なので、給与面はやや厳しいです（資格などで若干の昇給はあるかも）。
・障害者雇用の理念やサポート体制はしっかりしています。事務と軽作業をどちらもほどよく仕事にしたい方におすすめです。

ありがとうございます、お疲れ様でした。

今回参加させて頂いた企業さんは特例子会社という種類の企業で『障害のある方の雇用の促進、認定を受ければ親会社およびグループ全体の障害者雇用分として実雇用率を算定することができる会社の事』です。

障害を持つ従業員に対し特性に応じて作業をお願いする等、障がいへの配慮に慣れた様子を感じました。

実習には「採用前提での実習」や「実習のみの実習」と企業によって対応が違います。

経験を積むという前提で実習へ参加して頂く事はもちろんですが、採用も検討して頂ける機会があるのはうれしくおもいます。

実際に実習へ参加された利用者さんで、実習後にうちの会社で働いてみませんか？とお話を頂いた方もいらっしゃいます。

当事業所の利用を考えている方は実習もご検討いただければと思います。

それではまた次回のブログでお会いしましょう。

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