「嫌われているかもしれない…」発達障害のある方が自己肯定感を下げてしまう理由
「相手の反応が気になってしまう」
「何も言われていないのに、迷惑をかけている気がする」
「少し注意されただけで、自分はダメだと思ってしまう」
そんな悩みはありませんか?
発達障害のある方の中には、必要以上に自分を責めてしまい、自己肯定感が下がってしまう方が少なくありません。
実際にディーキャリアでも、
「周りから悪く思われている気がする」
「自分なんていない方がいいのではないか」
と悩みを抱えて相談に来られる方がいらっしゃいます。

「自己肯定感が低い」のではなく、自己肯定感を下げてしまっていることもある
自己肯定感が低いと聞くと、
「自分に自信がない人」
というイメージを持つかもしれません。
しかし、実際には、
- 過去に注意された経験
- 人間関係で傷ついた経験
- 失敗を繰り返した経験
などから、
「また失敗するかもしれない」
「きっと嫌われている」
と考えるクセがついてしまっていることがあります。
そして、その考えによって、自分で自分の評価を下げてしまっている場合も少なくありません。
こんな経験はありませんか?
上司の返事が短かった
「何か怒らせてしまったかもしれない」
「自分のことを悪く思っているのではないか」
と考えてしまう。
ミスをした
「自分は仕事ができない」
「もう信用されていない」
と感じてしまう。
雑談に入れなかった
「嫌われている」
「自分だけ浮いている」
と思い込んでしまう。
しかし、実際には、
- 相手が忙しかっただけかもしれない
- たまたまタイミングが悪かっただけかもしれない
- 一度のミスで評価が決まるわけではないかもしれない
ということもあります。
実際にあったご相談例
「周囲に迷惑をかけている」と思い込んでいたHさん
Hさんは、少し注意を受けたり、相手の反応がいつもと違ったりすると、
「自分は迷惑をかけている」
「嫌われているのではないか」
と考え込んでしまうことがありました。
また、一度ミスをすると、
「自分は仕事ができない」
「周りから悪く思われている」
と何日も落ち込んでしまうこともありました。
そこで、スタッフと一緒に、
「本当にそう言われたのでしょうか?」
「他の可能性はありませんか?」
と考える練習を始めました。
最初は、
「でも、やっぱり迷惑をかけていると思います」
と話されることも多かったそうです。
しかし、毎日少しずつ振り返りを続けていく中で、
- 相手が忙しかっただけかもしれない
- 自分が思っているほど周りは気にしていないかもしれない
- 一度の失敗で自分の価値が決まるわけではないかもしれない
と、別の見方ができる場面が増えていきました。
ご自身でも捉えなおしに取り組み、毎日約1か月ほど続けた頃には、
「前よりネガティブに考え込むことが減りました」
「意識しなくても、別の考え方ができるようになってきました」
と話されていました。
「リフレーミング」という考え方
このように、今の考え方とは別の見方を探してみることを「リフレーミング」といいます。
リフレーミングは、
「無理やりポジティブに考えること」
ではありません。
例えば、
「嫌われている」
と思った時に、
「本当にそうだろうか?」
「他の可能性はないだろうか?」
と一度立ち止まって考えてみることです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで、少しずつ考え方の幅が広がっていくこともあります。
一人で考えていると、思い込みが強くなることもある
不安が強い時や落ち込んでいる時は、どうしても悪い方向に考えてしまいがちです。
そして、一人で考え続けていると、
その考えが「事実」のように感じられてしまうこともあります。
だからこそ、
- 信頼できる人に相談する
- 自分の考えを言葉にしてみる
- 別の見方がないか一緒に考えてみる
ことが役立つ場合があります。
一人で抱え込まず相談してみてください
「自分はダメな人間だ」
「きっと嫌われている」
そう感じている時ほど、自分一人では別の可能性に気づきにくいことがあります。
ディーキャリアでは、
- 自分の特性理解
- 考え方のクセの整理
- ストレスとの付き合い方
- 自分に合った対処法の練習
などを通して、自分に合った働き方を一緒に考えています。
自己肯定感の低さに悩んでいる方も、その背景を整理してみることで、少し気持ちが楽になることがあるかもしれません。
一人で抱え込まず、まずは相談してみてください。
ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に応じたプログラムの就労移行支援事業所です。
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