大人のADHD 脳内の多動とは
こんにちは!
ディーキャリア町田オフィスです。
今回のテーマは「ADHD 脳内の多動」です!
【普段の生活においてこんな困りごとはないですか?】
・部屋の片付けができない・・・
・悩み事が整理できない・・・
・話したいことを相手に端的に伝えることができない・・・
など
ADHDのある方は障害特性上、一つのことに集中して取り組むことが苦手とされています。
例えば、部屋の片付けですと
①Bの部屋を片付けたいが、物が多いため、一度荷物をAの部屋に移す必要がある
②しかし、Aの部屋も物が多いため、まずAの部屋のものを断捨離したい
③なのでまずはAの部屋のもので「いるもの」と「いらないもの」に仕分けをする必要がある
以上のように部屋の片付け一つにしても
実は一つの流れに沿って、整理して思考しないとできないのですね。
それが脳内が多動状態になっていると
②を考えているときに、最近あった悩み事を考えてしまったり
③で仕分けをしたいのに、明日のやらなければいけないことを考えてしまったりしてしまう
など
一つの流れを集中して考えることに、困難を抱えている場合があります。
それではとても部屋の片づけに集中はできないですよね。
しかも部屋が片付いていないのに、脳内は活発に動いているので
謎の疲労感やストレス状態だけは感覚として残ってしまう可能性があるわけですね。
実際、ディーキャリア町田オフィスに通われている利用者の方でも
「頭の回転が止まらなくて苦しい・・・」
とおっしゃる方がいました。
ここでポイントなのが、
〇回転を自力で止めること
〇回転の方向性を制御すること(仕事なら仕事、部屋の片付けなら部屋の片付け)
上記2項目が自力だと難しいということです。
こういったことが発達障害特有である、他人からは見えづらい「生きづらさ」の一つであると考えられます。
【どんな対策があるのか】
それではディーキャリア町田オフィスではどのような対策を一緒に実践しているか記します。
①ノートや付箋に書き出して整理する
言葉や思考が、浮かんでは消える脳内だけでは、とてもじゃないけれど整理はできません。
それは定型発達の方でも同じです。書き出すことで整理している方はたくさんいらっしゃいます。
自分の頭の中の情報をノートや付箋などに書き出すことを「外在化」といいます。
これにより、優先順位や行動だけでなく、悩み事の整理、相手に伝えるときの文言の整理などに役立つ可能性が大いにあります。
②周りの人間に相談し、整理してもらう
実際にディーキャリア町田オフィスに通われている方は支援員によく声をかけられます。
そこで、自分だけでなく他者からの視点を取り入れることで
「客観的」
「現実的」
「効率的」
な思考の整理ができる可能性があります。
周りに声を掛けられる方がいない場合は私たちがお話お伺いしますので
一度ディーキャリア町田オフィスにお越しください^^
③医療機関に相談する
発達障害の中でも、ADHDは多動・衝動・不注意といった中核症状への効果が
承認されている薬物もあります。
但し、症状を根治させるものではなく、一時的に軽減するものです。
例を挙げると、コンサータ、ストラテラなどがあります。
支援をしている立場としては、確かに薬物治療は有効ではあると思うのですが
それだけで100%安定的に働けるわけではないということです。
・周りの人間(家族、同僚など)の障害への理解があるか
・ご本人の障害特性への自己対処はあるか
・ご本人で自身の障害を他者に伝えられるか
など
目的を「安定的な就労」としたときにやらなければいけないことはたくさんあると感じております。
【まとめ】
「発達障害」と検索をすれば、様々な対処法などが出てくると思いますが、
本当に大事なのはその人に合った方法を見つけるということです。
インターネットで答えがすぐ見つかるような障害であれば、
私たちの支援は成り立たないなと日々感じております。
是非私たちと一緒に安定就労を目指しませんか??
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