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得意と苦手と【できるを見つける】│大人の発達障害(ASD/ADHD)の方に知って欲しい自己理解の視点

ディーキャリア郡山オフィスは、大人の発達障害に特化したコンテンツで、あなた本来の力を発揮し、長期的に就職・就業し続けるためのサポートをおこなっています。

先月も就職のために卒業された方がいらっしゃいます。就職された方からのメッセージも投稿していますので、是非ご覧ください。メッセージはこちら

「就職はゴールではありません。社会で活躍し続けること」
これを目指すための就労移行支援として、私たちが何よりも大切にしているのが「自己理解」です。

「自分に向いている仕事が分からない」
「苦手なことばかりが目について、落ち込んでしまう」

そんな風に考えすぎてしまい、眠れない夜を過ごしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、過去にそのような経験がある方、そして「つい他人と比べてしまう」「できないことばかりに目がいきがち」という方に、ぜひ知っていただきたい自己理解の視点をお届けします。

得意と苦手と【できるを見つける】大人の発達障害(ASD/ADHD)の方に知って欲しい自己理解の視点|笑顔で両手のサムズアップをする女性の画像


大人の発達障害のある方に”自己理解”が必要な理由

「特性」「客観性」「こだわり」のトライアングル

なぜ、大人の発達障害(ASD/ADHD)の就職活動において、これほどまでに「自己理解」が必要と言われるのでしょうか?

それは、長く安定して働くためには「自分の取扱説明書(トリセツ)」が不可欠だからです。

もしかすると、自分を他者に知ってもらうための「トリセツ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではなく、自分の人生の主人公である自分自身を上手に導いていくためにつくるものです。

大きな枠では、以下の視点で自分自身を見ていくとよいのではないでしょうか?

特性の把握: 発達障害の特性は、目に見えにくいものです。「なぜか仕事がうまくいかない」の背景にある、自分の脳のくせや凸凹(デコボコ)を正しく知ることからすべてが始まります。
客観性(メタ認知): 「自分からはこう見えているけれど、周囲からはどう見えているか?」という客観的な視点を持つことで、職場でのコミュニケーションエラーを未然に防げるようになります。
こだわりとの付き合い方: 強すぎるこだわりは、時に「ブレない強み」になりますが、時に「柔軟性を欠く原因」にもなります。自分のこだわりがどこに向いているかを理解することが大切です。

こう見てみると、苦手なことや至らない点を見ることが多くなってしまいますが、自己理解は自分を責めるためではなく、「対策を立てるため」に客観的に自分を知るためにおこなうということを忘れないでください。


自己理解の基本:得意と苦手

「できないこと」を「できる」に変える魔法はないけれど

自己理解を進める際、まずは「得意」と「苦手」の棚卸しから始めることがオススメです。

得意なこと(ストレングス): やっていて苦にならないこと、人よりスムーズにできること。
苦手なこと(ウィークネス): 注意力や集中力の維持、マルチタスク、急な予定変更への対応など、努力だけではカバーが難しいこと。

ここで重要なのは、「苦手なことを克服してゼロにしようとしない」ということです。
苦手なことにばかりエネルギーを注ぐと、疲弊してしまいます。
「これは苦手だから、こういう工夫(メモを取る、アラームを使うなど)でカバーしよう」と割り切るための整理なのです。

「また苦手なことじゃないか」と思った方にこそ知っていただきたいのが、リフレーミングという捉え方です。

「できない」を「工夫すればできる」へ

リフレーミングとは、ある出来事や状況に対する「視点の枠組み(フレーム)」を組み直し、別の発想から捉え直すことで、物事の意味づけや受け止め方を広げる心理学の手法です。

ディーキャリア郡山オフィス『苦手や失敗から特性の見方を拡げコツを紹介。大人の発達障害(ASD・ADHD)のリフレーミングとは?』より https://dd-career.com/blog/koriyama_20260502/

リフレーミングについてもっと知りたいという方は是非、上記のブログをご覧ください。
ちなみにそのブログは、ディーキャリア郡山オフィスを卒業し、郡山市内で働いている方に作成していただきました。

ここで少し、リフレーミングの例を紹介します。
「せっかち (短所)」⇒「行動力がある(長所)」
「心配性  (短所)」⇒「慎重に考える(長所)」
「おおざっぱ(短所)」⇒「おおらか  (長所)」

一見、屁理屈のようにも思えますが、多くの物事には良い面・悪い面があります。
視点を少し変えるだけで、自分の「短所」が状況によっては「長所」にもなり得ます。


「できない」と諦めるのではなく、「どうすれば、自分に無理のない形で『できる』に変えられるか」。
その視点の引き出しを増やしていくことが、自己理解です。

疑問や問題を象徴するクエスチョンマークから、解決策としてのひらめき・電球へと、手のひらで受け渡されるように繋がるアイソメトリックイラスト


得意なことを仕事にできるのか?

「やりたいこと」と「できること」の交差点

「得意なことを仕事にしたい」と思うのは自然なことです。しかし、「得意=すぐにお金になる仕事」とは限らないのが難しいところですよね。

可能性を広げるために【得意 = あなた本来の強みが活きる環境】と捉えてみることも自己理解の方法です。

例えば、「データ入力が得意」なのであれば、それは単にタイピングが早いということだけでなく、「静かで集中できる環境なら、高いパフォーマンスを発揮できる」という強みかもしれません。

筆者自身は得意なことを仕事にしているとは言い切れません。もちろん、業務の中に得意なものもあれば、苦手意識のあることもあります。

あなたの「得意」が、企業の「求めること」とどこで交わるか。そこを見極めることが、長期就労への近道です。


自分のキャパを広げるためには心技体

これは根性論ではなく、実は誰にでも必要なものになります。

心=メンタルの安定
技=スキルアップ
体=健康管理・体力増進

生活リズムの安定がメンタルの安定に繋がり、仕事のパフォーマンスの安定に繋がります。
不調時が少なければ体力の消耗を抑えることも出来ます。

自分自身の本来持っているチカラを発揮するためには心技体が必要になります。

現在の自分の限界(キャパシティ)を知った上で、支援員と一緒に「もう少しだけやってみる」「新しい方法を試してみる」というスモールステップを積み重ねていきます。

時には失敗することもありますが、模擬オフィスという安全な環境だからこそ、いくらでも練習が可能です。
少しずつ打たれ強さ(ストレスコーピングの力)を身につけ、自分のキャパシティを健やかに広げていきましょう。

白いスニーカーを履いた人が、太陽の光が差し込むコンクリートの階段を一段ずつ上っていく足元のクローズアップ写真。一歩を踏み出すイメージ。


今回の最後に

一人で悩まず、一緒に「できる」を見つけませんか?

自己理解は、一人で鏡をじっと見つめていてもなかなか進まないものです。
信頼できる第三者の目があって初めて、「あ、これが自分の強みだったんだ」と気づくこともたくさんあります。

ディーキャリア郡山オフィスでは、社会であなたらしく輝くための「自己理解」を全力でサポートします。

「まずは自分の得意・苦手を知ることから始めたい」そう思った方は、ぜひ一度、オフィスの見学や体験にいらしてください。

あなたの「できる」を、一緒に見つけていきましょう。


▶ 見学・相談について(無料・要予約)
ディーキャリア郡山オフィスでは、無理な勧誘は一切ありません。
利用を迷っていても大丈夫です!

Q. まだ利用するか決めていませんが、相談してもいいですか?
A. もちろん大丈夫です。半数以上の方が「まずは話だけ」のご相談です。

Q. 一人で行くのが不安です。家族と一緒でも良いですか?
A. 問題ありません。ご家族や支援者の方の同席も歓迎しています。

ひとりで抱え込まず、よければ一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

就労移行支援事業所 ディーキャリア郡山オフィス
就労支援員/社会福祉士:石黒 千春
〒963-8004 福島県郡山市中町5−19 みづとくビル 2F
電話番号:024-973-5305
公式HP:https://dd-career.com/office_data/koriyama/
メール:koriyama@dd-career.com