非日常の空間で自分の感覚を取り戻す
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
上野にある国立西洋美術館、
美的感覚に疎い私は一度も中に入ったことが無かったのですが、
今回初めて入館して様々な絵画を楽しむことができました。

エントランス前の広場にあるロダンの彫刻は有名で、
自分は子どもの頃から意識して眺めていましたが、
その先にある美術館の中には疎遠な空間が広がっていると
ずっと思っていました。

ところが3年前くらいから月1回ペースで
川崎重工協賛による常設展無料の日曜日があることを知り、
それならば一度入ってみようという気になりました。
https://www.nmwa.go.jp/jp/experience-learn/detail/event_146.html

常設展だけでも多くの逸品が展示されていて
じっくりと鑑賞して回ると1時間はかかると思います。
印象的だったものを幾つか抜粋して紹介します。
① 宗教画の世界
聖書に描かれている有名なシーンを絵で再現した作品が多数ありました。
カトリック教会のボランティアをしていた学生時代を思い出しました。

② 現実の人間・自然を描いた世界
作品テーマも様々でひと括りにはできないのですが、
神や聖人を描く世界から、現実の人や物を描く世界に遷移しています。

③ クロード・モネの世界
目に見える景観が作者にどう写っていたかを感じる作品でした。
「睡蓮」はフランスの美術館で展示されている認識でしたが、
実はいくつも描かれていて、
ココに展示されているのはその一つであることも 初めて知りました。

④ 自由な表現の世界
グレースやピカソは見た物をそのまま描かなくていい、
自分の視点から表現すればいいという自由な発想が伺えました。

【非日常の空間で自分の感覚を取り戻す】
絵画の知識を殆ど持ち合わせていないにも関わらず、
今回は絵画鑑賞を存分に楽しむことができました。
なぜだったのでしょうか?
思い当たる点をあげると以下の通りです。
・各作品の知識を学ぼうとしない
この作品はいつどこの誰が描いたもので一般評価は?等は
全て頭から外して率直に感じたことを言葉にすることにしました。
・最初は何も考えずにひたすら見て感じる
「自分は今、この絵を見てどう感じるか」
好き、嫌い、落ち着く、落ち着かない、明るい、暗い、よく分からない
―― 何でもOKとします
・次に自分が注目する1点をあげてみる
「この絵で一番目に入ってくる色は何だろう?」
一番明るいところ、暗いところは?
人の視線はどこに向いている?
遠くから見たときと近くで見たときで違う?
自分が一番好きな部分は?
ーーー何でもOKとします。
これらを通して感じた事をメモしただけで、
普段は意識していないものに目をむけることになって
メンタルのリフレッシュになったような気がします。
皆さんは美術館でどんな鑑賞の仕方をされていますか。
美術の知識や感覚を自分は持ち合わせていないという方、
普段は周囲に適応するために自分の感覚を封印しているという方、
「美術を勉強する場所」とだけ考えず、
「頭を休めながら、自分の感覚を取り戻す場所」として
美術館を利用するのがお勧めです。

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