オフィスブログ
メンタルの復調をひたすら待つこと
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
ひどく落ち込んだ方が近くにいる時、
皆さんはその方をどのように励ますでしょうか。
今回紹介する本を新聞広告で見たとき、
この中にヒントがあるかも・・・と考えて手にとりました。
NHKラジオ深夜便「絶望名言」 頭木弘樹 著 https://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864109529.php

ディーキャリア春日部オフィスの支援員を続けてきて
落ち込んでいる利用者さんに対して
自分の経験からポジティブな励ましをしても
何の役にも立たないことをこれまでずっと痛感してきました。

この新聞広告から感じたこと・・・・
落ち込んでいる方には、
同じように落ち込んだ話題とか、更に不幸な話題を振ることで
自分だけではないという共感を持って貰えるのかもしれない・・・。
内容は歴史的人物がこれまで残した作品に掲載された
ネガティブな発言が取り上げられています。
そもそも名言集とは、
ポジディブワードだったり、
希望を描ける文章が一般的ですから、
これまで目にしなかった言葉ばかりです。
<一例をあげると以下の通りです>
★あきらめとは、なんて悲しい隠れ家だろう(ブコウスキー )
★どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え(芥川龍之介)
★あの人の弱さが、かえって私に生きて行こうという希望を与える(太宰治)
★明けない夜もある(マクベス-シェイクスピア)
★人生は地獄よりも地獄的である(芥川龍之介)
うーん、これが本当に名言になるのでしょうか。
何かシックリこない、途中から読む気力も落ちてきてしまった・・・。
やはり、自分がこのような心境になった経験がなかったり、
少なくとも現在の自分がこのような心境でない場合には、
自分にも伝える相手にも全く刺さらないような気がしました。
残念ながらこの名言集から私が得られるものはありませんでした。

【メンタルの復調を一緒に待つこと】
ご利用者の方々が思い悩んでいて、
どんな慰めも通用しない状況にある時、
私ども支援員はとても辛い気持ちになります。
なんか助けになることをしたいのですが、
ただ寄り添って話を聞いていることしかできず、
支援員としての力不足を感じて とても歯がゆく感じています。

しかし、これまで様々なご利用者を相手にしてきて感じる事は、
身体で言うところの自然治癒力のようなものが、
一人ひとりのメンタルにも存在するということです。
一般的には「自己調整力」とか「自己回復力」とか
「レジリエンス」とか呼ばれているものです。
これが作用してくる時をひたすら一緒に待つことは
私どもにもできる事です。
少しでも通所しやすい環境に配慮し、
時間の許せる限り、傾聴し、共感し、リラックスしてもらうことで
自己調勢力の作用を引き出してメンタルを回復していただきたい… 。
そんなお手伝いを今後も続けていきたいと考えています。

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