空腹や満腹に気づけない摂食障害セルフモニタリングが苦手な発達障害|2つの関係と対策
ついつい食べ過ぎてしまったり
食べたい衝動にかられてしまい
ご飯を食べた後になっても食べてしまう
ダメだとわかっているのだけれど
気が付いたら食べてしまっていて
食べた後に自分を責めてしまったりや罪悪感を感じてしまう
今度こそはそうならないように
やらないと決めていたはずなのに……
もしかしたら
発達障害が起因して摂食障害になってしまっているかも
そんな時にどのように改善や対策を取っていけばいいのか
発達障害の視点でみた時の
セフルケアについてもお伝えします
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ディーキャリア柏オフィスの責任者で社会福祉士の高野です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害のある方などが多く在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
1.摂食障害と発達障害の関係性
2.摂食障害とはなんなのか
3.どうやって治療していくといいのか
4.治療した人の事例紹介
5.空腹や満腹に気づけない摂食障害セルフモニタリングが苦手な発達障害のまとめ
1.摂食障害と発達障害の関係性
摂食障害の原因というと人によってことなりますが
いくつかの傾向があります
3つの傾向を紹介します
食べることに関する症状
体重や体型、食事への不安
心の症状
原因に関しては人によってさまざまですが
上記の3つの傾向の中に原因が潜んでいることが多いです
発達障害との関連性については
さまざまな見解がありますが
実は発達障害の特性が起因して
摂食障害に陥ってしまうという方も少なくはありません
発達障害の特性が起因してしまって
食べ物を食べてしまったり
食べ物が食べられなくなってしまったり意図的に吐いてしまったり
自分自身でコントロールができない状態になります
発達障害のADHD(注意欠如・多動性障害)というものがあり
主な特性として衝動性などがあります
衝動的に食べてしまったり
欲求に対してよくないなと思っていても
その時にコントロールが出来ずに
欲求に対して素直に行動してしまうなど
衝動的な行動に繋がってしまいます
頭では理解している状態でも
行動してしまうという事があります
またASD(自閉症スペクトラム障害)でも
偏食やこだわりなどが起因して摂食障害になることもあります
発達障害の二次障害として
摂食障害になってしまっていたり
その他精神障害などにもなってしまう可能性があります
2.摂食障害とはなんなのか
そもそも「摂食障害」は食事の量や
食事の食べ方など食事に関連した行動の異常が続き
体重や体型の捉え方などを中心に
心と体の両方に影響を与えてしまう病気をまとめものになります
接触障害では必要な食事を食べられない
自分ではコントロールできずに食べ過ぎる
食べたものを意図的に吐いてしまうなど
人によってさまざまな症状があります
症状の内容によって摂食障害は細かく分類されます
代表的な病気に神経性やせ症、神経性過食症、過食性障害があります
10代から20代の方かかることがおおく
女性の割合が高い傾向があります
年齢、性別、社会的、文化的背景をとわず
だれでもかかりうる病気です
日本では医療機関を受診している摂食障害患者は
年間21万人とされていますが
治療を受けたことがない、治療を中断しているなど
診断されている数よりは多いと予測されています
摂食障害の出てしまうシグナルや病状は下記の事がありえます
食べることに関する病状
絶食したり、食事の量やカロリーを制限する
また食べることが難しかったり、食欲がないこと
大量に食べてしまい自分自身ではコントロールができない
食べたものを自分で嘔吐するなどがあります
体重や体型、食事への不安
体重や体型への不満がある
周囲からは痩せてると言われるが自分自身ではそう思わない
痩せる事への願望、体重が増える事への恐怖心がある
食べ物のことが頭から離れないなど
心の症状
自尊心が低い
精神的な苦痛がある
抑うつ気分、不安、気分の変化が大きい
性欲が低下している
周りの人は心配するが病気とは思っていない
周囲や社会から孤立している
体の症状
さまざまな身体症状がある
極端な体重の増加や減少がある
月経が止まる、不規則になる
睡眠の障害があるなど
3.どうやって治療していくといいのか
摂食障害は回復する事が可能な病気です
摂食障害は体重や食事、栄養の問題だけではありません
治療では心と体の両方の問題点にアプローチしていきます
それぞれのクライアントの病状や
病状のレベル、別の病気があるかないか
背景の問題など多面的に見た上で
それぞれに応じた治療を行っていくのが一般的です
何科に治療に行けばいいのかというと
「精神科」になります
日本では現在摂食障害が適応疾患に含まれる薬剤はありません
海外では神経性過食症に対する抗うつ剤が
一定以上のエビデンスが示されています
栄養面の改善、生活リズムの改善
心理的援助と同時に進めていくことが望ましいとされています
また摂食障害は併存する精神疾患も多いため
全面的な精神面の評価を正確に行う必要があります
摂食障害の症状そのものだけではなく
中核信念にある低い自己肯定感、自己評価
完全主義などの自動思考などにも考慮し
身体的なアプローチと精神的なアプロ―チ
家族へのアプローチなども推奨されています
4.どんなケアをしていくことで改善されるのか
大切なことしてまずは状態の把握をしていくことが重要です
自分の状態を自分で認識する事が
苦手なのであれば他者の力を借りることも必要です
医師の協力が必要なのか
家族の協力が必要なのか
カウンセラーの協力が必要なのか
相談していくことで現状を理解する事が出来ます
必要に応じて相談していくほうが症状の改善につながります
発達障害が起因して摂食障害になった場合の
具体的なケア方法として3つ紹介しておきます
空腹や満腹に気づけない
ストレスをため込みやすい
自分でできるセルフケア術
空腹や満腹に気づけない
発達障害がある方はセルフモニタリングの
苦手で自分の状態を認識することが困難な場合があります
集中しすぎて空腹に気が付かないことや
食べたい衝動にかられてついつい食べてしまうということもあります
セルフモニタリングに苦手を感じる方の場合は
自身が感じる事よりも
食べている物の物量やカロリーなどで
自分の食べる量やカロリーのコントロールを行うといいでしょう
また空腹に関かんしても食べる時間を決めてアラームを使用する
ご飯などを食べ終わったあとに
次のご飯の食べる時間をリマインドする
例えば6時間後に食事をとる
といった対策を取って
コントロールできない部分にフォーカスを当てるのではなく
自分のコントロールできることにフォーカスをあてていきましょう
ストレスをため込みやすい
ストレスをため込んでしまうと
ストレスを発散させるために
食べてしまうという事があります
日々のフラストレーションを食べることによって
解消する事で感情や肉体的ストレスの
安定を維持しようとします
ストレスがたまってしまう前の
ストレスコーピング(ストレス対策)を
することで食べるという事で解消せずにしましょう
ストレスに関しては
自身の中でどのような事が
ストレスになってしまうのかを知ること
そしてストレスがたまる前に
ちいさなストレス発散を心がけましょう
ストレッチや軽い運動なんかがおすすめです
自分でできるセルフケア術
セルフケアといてもいろいろな方法があります
自身の中で何に対してのケアをすると
効果的なのかを知る必要があります
小さなケアの積み重ねで
日々の中のストレス貯金を減らしていきましょう
ストレス貯金をためてしまうばかりでは
自分自身の許容範囲を超えてしまって
精神的にも肉体的にも
負担が大きくなってしまったり
何かの病気になることもあります
病気になってしまう前の対策が
セルフケアになります
発達障害があると「ハイコントラスト思考(白黒思考)」に
なってしまう傾向があるので
気が付いたときには体や心が
うまく機能しない状態になると
回復にも時間がかかってしまう事もあります
5.空腹や満腹に気づけない摂食障害セルフモニタリングが苦手な発達障害のまとめ
・発達障害が起因して摂食障害を起こしてしまう事がある
・摂食障害の治療には自分だけではなく他者の力が必要
・まずは現状把握するために状況の整理(思考の整理整頓)
・お医者さんだけではなく頼れる方には頼ってみる
・セルフケアなどできることからやってみる
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