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【大人のASD】なぜ怒りやすいの?「キレる」原因と感情をコントロールする対処法

みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋

「少し予定が変わっただけで、パニックになってキレる」
「言葉がキツく、相手を攻撃しているように見えてしまう」


大人の発達障害、特にASD(自閉スペクトラム症)のある方の中には、
怒りの感情をコントロールすることが苦手で、
周囲とのコミュニケーションに悩みを抱えている方が少なくありません。
また、ご家族や職場の方が「なぜあんなに怒りやすいのだろう」と対応に苦慮し、
ストレスを抱えてしまう状況(カサンドラ症候群など)が起きる事で、
より当事者の方が孤立してしまうという事にもなりかねません。

この記事では、ASDのある方が怒りを爆発させてしまう理由と、
特性に合わせたアンガーマネジメントなどの対処法について解説します。
当事者の方はもちろん、周囲でサポートする方にとっても理解を深めるヒントになれば幸いです。

ASDのある方が「キレやすい攻撃的」と誤解される特徴

大人のASDのある方が、周囲から「怒りっぽい」と見られやすい行動には、いくつかの場面や特徴があります。

攻撃的な口調になってしまう:
本人は事実をそのまま伝えているだけのつもりでも、相手の気持ちを想像してオブラートに包む(他者視点を持つ)ことが苦手なため、悪気なくキツイ言葉を使ってしまったり、その場に合わせた表情を作ることが苦手な事もあるため「攻撃された」と誤解されることがあります。

思い通りにいかないときにキレる:
自分のこだわりやマイルールが崩れたとき、どうしていいかわからず強い不安を感じ、それが怒りとなって表出します。

ちょっとしたことに過敏に反応して怒りだす:
周囲にとっては些細なことでも、急に大声を出したり物にあたったりする、いわゆる「大人の癇癪(かんしゃく)」を起こす状態です。

ただの癇癪ではない?怒りの背景にある特性と過去の経験

これらの行動は、単に「性格が怒りっぽい」「感情のコントロールができない」
という理由だけで起きているわけではありません。
その背景には、ASD特有のさまざまな困難が隠れています。

感覚過敏による強い苦痛:
特定の音や光、においなどの感覚過敏がある場合、定型発達の方にとってのストレスと本人にとってのストレスの感じ方は同じではなく耐え難いものとなり、脳の容量が感覚への我慢でいっぱいになり、気持ちに余裕がなくなって爆発してしまう原因になります。

イレギュラーへの強い不安:
ASDの方は見通しが立たないことへの恐怖感が強いという特性があります。定型発達の方は無意識のうちに出来事に対し100%という事はないだろうと考えているため、変更に対応できますがASDの方は100%こうだろうと思ってしまう為、それが覆されるのと同じ状態になり、脳がパニックを起こし、それが怒りの表現として外に出てしまいます。
例えば大切な外部との会議を明日と思っていたのが今日だったらとても驚き動揺しませんか?それが毎回起こっているような感覚です。

過去の失敗経験による自己防衛:
特性による失敗や、周囲から「空気が読めない」と批判された経験の積み重ねにより、自己肯定感が極端に下がっていることがあります。これ以上傷つかないための防衛本能として、後天的に攻撃的な行動をとるようになってしまう、そしてそれを繰り返すうちに失敗でない事も失敗と捉える等、出来事を事実と違う形で解釈してしまうようになるケースも少なくありません。