【ADHDと遅刻】なぜ時間が守れない?原因別の対処法と「自分に合った」対策の見つけ方
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
「出発しなければいけない時間なのに、なぜか別の作業をしてしまう」
「毎日気を付けているのに、仕事や待ち合わせにいつも遅刻してしまう」
大人の発達障害の中でも、ADHD(注意欠如多動症)の診断を受けている方にとって、
「遅刻」は非常に多く見られる悩みの一つです。
職場での信用に関わったり、友人との約束を破ってしまったりすることから、
本人も強い罪悪感を抱えているケースが少なくありません。
この記事では、ADHDのある方が遅刻をしてしまう原因と、
生活の中で取り入れられる具体的な対処法について解説します。
大人の発達障害(ADHD)と遅刻の深い関係
ADHDの主な特性である「不注意」と「衝動性」は、時間の管理や計画的な行動に大きな影響を与えます。
・不注意の特性:
気が散りやすく、今やるべき活動から注意が逸れてしまう。また、予定そのものを忘れてしまう傾向があります。
・衝動性の特性:
目についた興味のあることに、後先考えずに飛びついてしまう。
・時間感覚のズレ:
時間の経過を正確に把握する感覚が弱く、「あと5分あるから大丈夫」という見積もりが甘くなりやすい特徴を持っています。
こうした脳の機能的な理由が絡み合い、結果として
「準備が間に合わない」「到着時間に遅れる」
という事態を引き起こしてしまうのです。

【ケース別】遅刻のパターンと具体的な対処法
遅刻を防ぐためには、自分がどのパターンでつまずいているのかを理解することが必要です。
よくある原因と対処法をセットで紹介します。
【睡眠の課題】夜更かしをして朝起きられない
・原因:
ADHDの方は、夜になると目が冴えてスマホや趣味に没頭してしまう(過集中)ことが多く、慢性的な睡眠不足から寝坊するケースがあります。
・対処法:
寝る1時間前にはスマホを別の部屋に置く、就寝用のアラームをセットして作業を終わらせる流れを作るなど、強制力のある方法で夜の環境を整えることが最優先です。起床時間を早めに設定し、目覚まし時計を手の届かない布団から遠い場所に置く、朝自身の食べたいものを朝食で用意するのも有効です。
【時間の見積もりが甘い】ギリギリになって焦る
・原因:
「駅まで10分で着くはず(信号待ちや混雑を考慮していない)」というように、理想的な最短時間で計画を立ててしまう傾向があります。
・対処法:
常に15〜30分の「余裕(バッファ)」を持たせたスケジュールを組むこと。到着時間から逆算し、「家を出発する時間」にアラームをセットし、時間になったら多少の準備が終わってなくとも出発してください。

【支度中の脱線】準備の途中で別のことをしてしまう
・原因:
着替えている最中に目に入った雑誌を読んでしまったり、部屋の片付けを始めてしまったりする衝動性が原因です。
・対処法:
前日の夜に、着る服やカバンなどの準備をすべて済ませておくこと。朝は「顔を洗う→着替える」といったルーティンを崩さず、テレビやスマホなど注意を奪うものを視界に入れない環境を作ります。
【予定忘れ・忘れ物】取りに帰って遅刻する
・原因:
ワーキングメモリ(一時的に情報を記憶しておく機能)の弱さから、忘れ物に気づいて家に戻り、結果的に遅刻してしまいます。
・対処法:
玄関のドアに「鍵・財布・定期」のチェックリストを貼る、必ず持っていくものは同じカバンに入れっぱなしにする、それ以外の持ち物は忘れてもあきらめるなどの対策が有効です。



