【発達障害あるある】ADHD特性による燃え尽き症候群(バーンアウト)とは
今回の記事では、「ADHD特性による燃え尽き症候群(バーンアウト)」を紹介します。
執筆にあたっては、ディーキャリアITエキスパート田町オフィスのサービス管理責任者であり、臨床心理士・公認心理師の資格を有する鈴木が、心理学的な知見に基づいた専門的な視点から解説いたします。
以前のブログで発達障害に関する「【発達障害あるある】努力できないADHD特性とは」について記載しました。
1.ADHDと燃え尽き症候群(バーンアウト)について
ADHD(注意欠如・多動性障害) とは、このブログではおなじみの不注意・多動・衝動性です。
燃え尽き症候群(バーンアウト)というのは、仕事に熱心に取り組むため、長期間にわたって強いストレスや過度な努力を続けた結果、エネルギーが消耗しきってしまった状態です。
医学的には「うつ状態」のひとつで、やる気が出ない・強い倦怠感・朝起きられないなどが見られます。
ADHD特有のやる気スイッチや過集中により、自分でも驚くくらい、満足のいくパフォーマンスを発揮できる方もいらっしゃることでしょう。
一方で、その反動によってバーンアウトしてしまうこともあり得るのです。
職場では時期によって業務量が変わること、周りの目があるので、外的刺激によって過集中を起こして「エネルギーの前借りをして走り続ける」ことや、過剰適応で「周囲に障害があることを悟られないように無理をしてまで頑張る」ことが、不安定なパフォーマンスに繋がります。
また、ASD(自閉症スペクトラム障害)特性によるこだわりによって、自分のやりたいところまで、やり続けてしまう、体力の配分が難しいこともあり得ます。
2.特性理解について
ADHD、ASD、燃え尽き症候群について、診断の有無にかかわらず、大なり小なり特性はあるものです。
上記内容で困っている自覚がある方や、場所を変えても、取り組む内容を変えても同じ困りごとが出てきてしまうことがあるのなら、自分の困りごとに一度目を向けてみましょう。
3.対処策について
過集中・過剰適応により、一生懸命頑張って働くことは、すばらしいことです。
一方で、長続きせずに体調を崩したり、体調不良から回復に至るまで多くの時間がかかる場合には、仕事への取り組み方を再考するタイミングだとも言えます。
安定した就業生活を送ること、自分自身が落ち着いて暮らすこと、この先何十年も生きていくことを考えると、自分の在り方を見直してみてもいいかもしれません。
頑張って働いてきた方には、特に知っていただきたいです。
ぜひ、私たちに過度に頑張りすぎず、無理のない働き方を見つけるサポートをさせてください。
これまで頑張ってきたからこそ、改めて自分に合った働き方を見つけていきましょう。
問い合わせは専用のフォーム、メール、お電話等で承っておりますので、自分に合った方法でお問い合わせください。
ディーキャリアでは、利用者の皆様の困りごとを解消し、自己管理を行えるよう、特性理解のプログラムを提供しています。
リフレーミング、コントロールフォーカス等、認知行動療法のカリキュラムにより、思考特性の管理方法を学ぶことができます。
皆様の苦手なことやトラブル場面において、効果的な対応方法を身につけられるように練習していきましょう。
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは、見学や体験をいつでもお待ちしています。
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ブログ担当 臨床心理士・公認心理師 鈴木
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