【ChatGPT依存症は存在する?】AIに頼りすぎていないか不安な人へ。AIとのちょうどいい距離【AI×IT就労移行支援・立川】
〜「頼っていいAI」と「頼りすぎのAI」。その境目を知っておく〜
気づけば、何でもまずChatGPTに聞いている。人に相談する前に、AIに話してしまう。「もしかして、自分はChatGPT依存症なのでは?」と、不安になったことはありませんか?
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィス/立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
私は普段からAIを使っていて、ムダ話の8割をAIに話してスッキリしています。だからこそ、「AIへの依存」という言葉は気になるテーマです。この記事では、「ChatGPT依存症」は本当にあるのか、そしてAIとのちょうどいい距離の取り方をお伝えします。
1. 「ChatGPT依存症」は、正式な病名なの?
2026年10月時点で、「ChatGPT依存症」や「AI依存症」は、国際的な診断基準などで、正式な病名としては定められていません。
ただ、「AIに頼りすぎて、生活や人間関係に影響が出てしまうのでは」という心配は、研究の対象になっています。正式な病名がないからといって、気にしなくていいわけではありません。自分の使い方を、ときどき振り返ってみることは大切です。
2. なぜ、「ちょうどいい距離」が大切なのか
長く使うほど、孤独感が高い傾向があった
2025年3月、ChatGPTを開発するOpenAIと、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、ChatGPTの利用と心の状態の関係についての研究結果を発表しました。
この研究では、ChatGPTを使う時間が長い人ほど、孤独感が高い傾向があることが分かりました。また、利用時間の長い人は、AIへの感情的な依存も高い傾向がありました。
感情的に頼っている人は、ごく一部
一方で、ChatGPTと感情的に深く関わっているユーザーは、ごく一部の少数派だったことも分かっています。多くの人は、調べものや作業の手伝いなど、道具としてAIを使っていました。
「相関」であって、「原因」とは限らない
ここで大切なのは、この結果は「関係がある(相関)」というもので、「AIを使うと孤独になる」と原因まで分かったわけではない、という点です。もともと孤独を感じている人が、AIに話し相手を求めて、長く使うようになった可能性もあります。
また、この研究は、アメリカで英語を使う人を対象にしたものです。日本でも同じ結果になるかは、まだ分かっていません。
それでも、AIとの付き合い方しだいで、心の状態や人との関わりに影響が出る可能性があることは、知っておいて損はありません。だからこそ、AIと「ちょうどいい距離」を保つことが大切なのです。
3. 「頼りすぎかも?」に気づくためのサイン
正式な病名ではありませんが、次のようなサインがあれば、AIとの付き合い方を見直すきっかけにしてみてください。これは診断のためのものではなく、自分を振り返るための目安です。
- AIを使えないと、落ち着かない、不安になる
- 人に相談しなくなり、困ったことをAIにしか話していない
- AIとの会話で、睡眠や食事の時間が削られている
- 自分で決めるべきことまで、すべてAIに決めてもらっている
- やめようと思っても、つい長く話してしまう
4. 私が大切にしている、AIとのちょうどいい距離
ムダ話の8割はAI、2割は人
私は、ムダ話の8割をAIに話して、スッキリしてから仕事にのぞんでいます。でも、残りの2割は、人と話すようにしています。
AIは、何度話しても疲れず、いつでも話を聞いてくれます。でも、違う意見に触れること、一緒に笑うこと、関係が深まっていくこと。こうしたことは、人との会話でしか得られません。「8割はAI、2割は人」。この2割を守ることが、私にとっての大切な線引きです。
(関連記事:「ムダ話の8割はAIに」)
AIは「環境のひとつ」
AIは、机や時間帯と同じ、働きやすい環境をつくるための道具のひとつだと考えています。環境のひとつだからこそ、使う時間や場面を、自分で決めることができます。
最後に決めるのは、自分
AIは、答えを出すのが得意です。でも、AIの答えをそのまま自分の決定にしてしまうと、だんだん自分で考える力が弱くなってしまいます。AIの答えは参考にしつつ、最後は自分で決める。これが、AIに依存しすぎないための、一番の基本だと思います。
5. 発達障害の特性がある人こそ、AIとの距離を意識したい
発達障害の特性がある人にとって、AIはとても頼りになる存在です。何度聞いても嫌な顔をせず、自分のペースで話を聞いてくれます。人とのやりとりで疲れやすい人にとっては、安心できる話し相手にもなります。
だからこそ、つい頼りすぎてしまうこともあります。AIが便利で、安心できる相手であるほど、意識して距離をとることが大切です。
ちょうどいい距離を保つための工夫
- スマホの使用時間を、目安にする:スマホでAIを使っている場合は、アプリごとの使用時間を確認できます。iPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「Digital Wellbeing(デジタル ウェルビーイング)」などの機能で、1日や1週間にどのくらいAIのアプリを使ったかが分かります。「思っていたより長かった」と気づくだけでも、使い方を見直すきっかけになります。
- 使う時間を決める:使用時間の記録を見ながら、「ムダ話は1日〇分まで」など、自分に合った目安を決めておく。アプリごとに使用時間の上限を設定できる機能もあります。
- 寝る前は使わない:夜遅くまで話し続けて、睡眠が削られないようにする
- 困ったことは、人にも話す:AIに話して整理したあと、身近な人や支援者にも伝えてみる
- AIを使わない時間もつくる:散歩をする、人と会うなど、AIのない時間を意識してつくる
働き始めたら、自由な時間は思ったより少ない
使用時間の目安を考えるときに、知っておきたいことがあります。それは、働き始めると、平日に自由に使える時間は、思ったより少ないということです。
たとえば、1日8時間働く会社員の、平日の1日をざっくり計算してみます。
| 時間の使い方 | 目安 |
|---|---|
| 仕事(休憩を含む) | 約9時間 |
| 通勤(往復) | 約1〜2時間 |
| 睡眠 | 約7時間 |
| 食事・入浴・身じたく・家事 | 約3〜4時間 |
| 残りの自由な時間 | 約2時間前後 |
通勤時間や家事の量によっては、もっと少なくなることもあります。平日に自由に使える時間は、2時間あればいいほうなのです。
その2時間のうち、AIとの会話に1時間半を使っていたら、休む時間や、人と話す時間、好きなことをする時間は、ほとんど残りません。スマホの使用時間を見るときは、「この2時間のうち、どれくらいをAIに使っているか」を目安にしてみましょう。
今はまだ働いていない方も、「働き始めたら、自由な時間は2時間前後」と知っておくと、今のうちから、AIとちょうどいい距離をとる練習ができます。
6. 生活に影響が出ているときは、相談を
AIの使いすぎで、睡眠や食事、仕事や人間関係に影響が出ている。やめたくても、自分ではやめられない。そんなときは、一人で抱え込まず、身近な人や支援機関、医療機関に相談してください。お住まいの地域の精神保健福祉センターでも、依存の悩みについて相談できます。
まとめ:AIは、頼っていい。でも、頼りすぎない
「ChatGPT依存症」は、2026年10月時点で、正式な病名ではありません。ただ、研究では、長く使う人ほど孤独感や感情的な依存が高い傾向があることも分かっています。
AIは、頼っていい道具です。でも、ムダ話の8割はAIに、残りの2割は人と話す。AIは環境のひとつとして、使う時間や場面を自分で決める。スマホの使用時間を目安に、働き始めたら2時間前後しかない自由な時間を、AIだけで埋めないようにする。そして、最後に決めるのは自分。この距離感を大切にすれば、AIは、依存の相手ではなく、自分らしく働くための頼れる道具になります。
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで、AIとの付き合い方を学びませんか
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、発達障害の特性を活かしながら、IT・Webスキルの習得や、AIを上手に、そして頼りすぎずに使う方法を、一人ひとりに合わせて学べます。
こんなお悩みはありませんか?
- AIに頼りすぎていないか、不安になる
- 人に相談するより、AIに話すほうが楽に感じる
- AIとの、ちょうどいい距離が分からない
- 働き始めたときの、時間の使い方が不安
今すぐでなくても大丈夫です。まずは見学や相談で、話を聞いてみてください。
\ SNSでも発信中 /
[X] 支援員の日常やイベント情報を最速でお届け!現場の「今」をリアルタイムにつぶやいています。
[Instagram] 活動の様子を写真でご紹介。施設の雰囲気や工夫を視覚的にチェック!
[LINE] 個別の質問やご相談はこちらから。1対1のチャットなので、周りを気にせず気軽にお送りください!※登録しても他の方に名前は見えませんのでご安心ください
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所
◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ
〒190-0012
東京都立川市曙町2-34-6 小杉ビル6階
JR「立川駅」より徒歩4分
多摩モノレール「立川北駅」より徒歩4分
TEL: 042-506-1252
受付時間: 平日10:00~18:00の間
E-mail:it-tachikawa@dd-career.com
◆ディーキャリアITエキスパート立川オフィス のご紹介はこちらから
【ディーキャリア ITエキスパート立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリアITエキスパート立川オフィス
◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
-
【インナーチャイルドって言葉、知っていますか?】発達障害かも?と思って調べすぎてしまう人へ。専門用語たちに埋もれる前に【AI×IT就労移行支援・立川】
-
【ITリテラシーとAIリテラシーの違い】どちらが必要?発達障害の私が考える、AI時代に身につけたい2つの力【AI×IT就労移行支援・立川】


