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発達障害のある人こそ気をつけたい!夏の「冷房冷え」から体を守る対策

〜職場・通所先でもすぐ使える、3つの道具と座り方のライフハック〜

外は真夏日なのに、オフィスや訓練施設、電車の中に入った途端「寒い!」と感じたことはありませんか?冷房が効きすぎた室内に長時間いると、体がじわじわと冷え、午後から集中力が落ちたり、帰宅後にどっと疲れたりすることがあります。

こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

発達障害のある方は、体の感覚の感じ方に特徴があり、「気づいたら体が冷えきっていた」「暑いのか寒いのかよくわからないまま体調を崩した」というケースが少なくありません。体調が崩れると、集中力・気力・判断力にダイレクトに響いてきます。仕事や通所を安定して続けるためにも、夏の冷え対策は立派なセルフケアのひとつです。

この記事では、冷房冷えがなぜ起きるのかを整理したうえで、職場でも通所先でも今日からすぐ使える、ハードルを地面まで下げた具体的な対策をお伝えします。


1. なぜ、夏なのに「冷え」で体調を崩してしまうのか?

夏の冷え対策をさぼってしまいがちなのは、意識が低いからではありません。いくつかの、ごく自然な理由が重なっています。

  • 「外は暑い」という感覚が、室内の寒さへの備えを遅らせてしまう。 夏は「暑さ対策」を意識しやすい季節です。そのため「今日は暑いから上着はいらない」と判断して外出し、冷房が効いた室内で長時間過ごすことになりがちです。外と室内の温度差が5度以上になることも珍しくなく、体はこの温度差に対応しようとして消耗します。
  • 発達障害のある方は、体の内側からの信号に気づきにくい場合がある。 「寒い」「体が冷えてきた」というサインを感じ取るのが遅れやすかったり、作業や会話に集中しているあいだ体の感覚が後回しになったりすることがあります。気づいたときにはすでにかなり冷えていた、という状況になりやすいのはこのためです。
  • 冷房の強さは、自分でコントロールできないことがほとんど。 職場や訓練施設・電車の冷房設定は、基本的に自分では変えられません。「寒いと感じても言い出しにくい」「周りが平気そうだから我慢してしまう」という状況も重なって、対処が後手に回りやすくなります。

2. 出かける前に揃えておく!冷房冷えを防ぐ「3種の道具」

冷房の強さを自分でコントロールできない場所では、着脱のしやすさ3つの首(首・手首・足首)を冷やさないことが重要です。週の始めにカバンに入れておくだけで、一週間ずっと安心できます。

① カーディガン・薄手のストール

肩にかけるだけでなく、デスクワーク中に冷えを感じたらひざ掛け代わりにしたり、腰に巻いてお腹周りを温めるのも効果的です。カバンに入れてもシワになりにくいシアッカー素材や、肌触りがさらっとしたリネン混、吸湿速乾性のある機能性素材がおすすめです。

② レッグウォーマー・厚手の靴下

サンダルやパンプスを履いている日は、カバンにこっそりレッグウォーマーを忍ばせておきましょう。パンツスタイルの下なら、外からは見えずに足元を温めることができます。足元を温めるだけで、全身の体感温度が1〜2度変わると言われています。

③ 温かい飲み物(マグボトル)

冷たい飲み物は体を内側から冷やし、代謝を下げてしまいます。長時間冷房にさらされる室内では、白湯・温かい紅茶・ほうじ茶などを意識的に選びましょう。マグボトルに温かい飲み物を入れて持ち歩くのが、手軽で効果的なライフハックです。


3. 職場・通所先で使える!ハードルを地面まで下げる具体的な対策

事前の準備をしていても、それでも寒いときはあります。そのとき、その場で使える対策を紹介します。

【対策①】座る位置と風向きを確認する

エアコンの風が直接当たる席は、最も体温を奪われます。席が選べる場合は、風が直接当たらない位置を選びましょう。席が固定されている場合は、背中を風に向けるだけでも体への影響が変わります。どうしても寒さが我慢できないときは、ストールやカーディガンで首元や肩を先にカバーするのが一番手軽な対処です。

【対策②】1時間に1回、座ったままできる軽いストレッチをする

ずっと同じ姿勢でいると血流が滞り、冷えが加速します。難しく考えずにハードルを地面まで下げて、座ったまま足首をくるくる回すだけ、かかとを上げ下げするだけでも十分です。ポンプ機能が働いて血行が促進され、体がじんわり温まってきます。

【対策③】「今日は冷えやすい日」と自分でデータとして記録しておく

「なんとなく体調が悪い日」のパターンを振り返ると、冷房の強い場所にいた日と重なっていることがあります。手帳やメモアプリに「今日は冷えた」「ストールを忘れた」などひとことメモしておくだけで、自分の体調パターンが見えてきます。これは、職場での配慮事項を整理するときにも役立つデータになります。


■ まとめ:夏こそ「冷え」への備えを、セルフケアの一部にしよう

「外が暑いから大丈夫」と一人で抱え込んで体調を崩すのをやめて、「3種の道具をカバンに入れる」「風向きを確認する」「座ったままストレッチ」という道具を使いながら、自分の体とちょうどいい距離でスマートに夏を乗り越えていこう。

体調管理は、気合いでするものではなく、仕組みで対応するものです。小さな備えが、仕事や通所の安定に直結します。


最後に:ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで「体調管理の仕組みづくり」を一緒に考えよう

ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、就労に向けたスキル訓練と並行して、「自分の体調を知る・整える」ためのセルフケアについても一緒に考えていきます。「体調が安定しない」「自分の体のサインに気づきにくい」「職場でどう伝えればいいかわからない」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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