発達障害の私が思う「自己受容」って何?——ありのままの自分を受け入れる5つのポイント【就労移行支援・立川】
〜「また失敗した、自分はダメだ」を手放して、自分に優しくなるライフハック〜
「なんでこんなこともできないんだろう」「みんなはできているのに、どうして自分は……」「また失敗した。自分はダメだな」——頭の中で、こんな言葉を自分に投げかけていませんか?

こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
私も長いあいだ、自分を責める言葉を頭の中で繰り返してきました。「もっとこうあるべき」「なんでできないんだろう」——この言葉たちは、頑張るための燃料になるどころか、自分をじわじわ消耗させるだけでした。
そんな私が少しずつラクになれたきっかけが、「自己受容」という考え方です。受容とは、ありのままの自分を否定せずに受け入れること。 良いところも、苦手なところも含めて、「それが自分なんだ」と認めてあげることです。この記事では、自己受容がなぜ難しいのかを整理したうえで、私が大切にしている、受容のための5つのポイントをお伝えします。
1. なぜ、「ありのままの自分を受け入れる」のがこんなに難しいのか?
自分を受け入れられないのは、心が弱いからでも、ネガティブな性格だからでもありません。いくつかのごく自然な理由が重なっています。
- 「できなかった経験」の積み重ねが、自分への見方を固定してしまう。
発達障害のある方の多くは、学校や職場で「なんでできないの?」と問われ続けてきた経験を持っています。その積み重ねによって、「自分はダメだ」という見方が当たり前になってしまい、できたことよりできなかったことに自動的に目が向くクセがついています。
- 「みんなと同じようにできること」が基準になってしまっている。
「みんなはできているのに」という比較は、自分を苦しめる一番の原因です。でも冷静に考えると、人にはそれぞれ得意・不得意があります。他人を基準にする限り、自分の小さな成長は永遠に見えません。
- 「受容=あきらめ」だと誤解している。
「ありのままを受け入れる」と聞くと、「成長をあきらめること」のように感じる方がいます。でも実際は逆です。自分を受け入れられると、安心してチャレンジできるようになります。自分を責めるエネルギーが、前に進むエネルギーに変わるからです。
2. まず知っておく!自己受容すると、何が変わるのか
「自分に厳しくしないと成長できない」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。
自分を受容できるようになると、こんな変化が起きます。
- 自分に優しくなれる——頭の中の責める声が減り、消耗が減る
- 安心してチャレンジできる——失敗しても「次に活かせばいい」と思えるから、一歩が出やすくなる
- 人との比較が減る——「人それぞれ得意・不得意がある」と受け止められる
- 心がラクになる——「こうあるべき」のプレッシャーから解放される
- 自分らしく生きやすくなる——無理に誰かのふりをしなくてよくなる
自分を受け入れることは、あきらめではなく、自分を大切にする第一歩です。
3. その場で試せる!受容のための5つのポイント
私が大切にしている、自己受容のポイントを紹介します。
【ポイント①】完璧を目指さない
できない自分も含めてOK。まず「完璧じゃなくていい」と自分に許可を出しましょう。完璧を基準にすると、どんなに頑張っても減点法になります。「今日はここまでできた」という加点法に切り替えるだけで、同じ一日の見え方がまったく変わります。
【ポイント②】比べるのは過去の自分
他人ではなく、「昨日の自分」と比べて小さな成長を感じてみましょう。「先月は通所が週2日だったけど、今月は週3日通えている」「前は言えなかった一言が、今日は言えた」——他人と比べたら見えない成長が、過去の自分と比べるとちゃんと見えてきます。
【ポイント③】感情を否定しない
不安、イライラ、落ち込み——これらはすべて自然な感情です。「こんなことでイライラしちゃダメだ」と感情を否定すると、二重に苦しくなります。「今、自分は不安を感じているんだな」と、そのまま受け止めるだけでいいです。感情は、否定せずに認めたほうが、早く通り過ぎていきます。
【ポイント④】自分の良いところに目を向ける
「やさしいところ」「がんばり屋」「真面目なところ」「責任感がある」——小さなことでもOKです。自分の長所や努力を、意識的に見つけて認めてあげましょう。寝る前に「今日の自分の良かったところ」を1つだけ書き留める習慣は、ハードルが地面まで低いのに、続けると確実に効いてきます。
【ポイント⑤】自分を大切にする行動を増やす
休む、好きなことをする、誰かに相談する——自分をいたわる時間を意識的につくりましょう。自己受容は、頭の中だけで完結するものではありません。「自分を大切に扱う行動」を積み重ねることで、「自分は大切にしていい存在なんだ」という感覚が体に染み込んでいきます。
■ まとめ:自分を受け入れることは、自分を大切にする第一歩
「また失敗した、自分はダメだ」と一人で抱え込んで責め続けるのをやめて、「完璧じゃなくていいと許可を出す」「昨日の自分と比べる」「良いところを1つ見つける」という道具を使いながら、自分とちょうどいい距離でスマートに毎日を過ごしていこう。
「なんでこんなこともできないの」を、「今日はうまくできなかったけど、よくがんばったよね」に。「みんなはできているのに」を、「人にはそれぞれ得意・不得意があるよね」に。言葉が変わると、自分への見方が変わります。焦らなくて大丈夫。少しずつ、自分に優しくなっていきましょう。
最後に:ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで「自分を受け入れる練習」を一緒にしよう
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、自己理解を深めながら、ありのままの自分を受け入れて自分らしく働くためのサポートを、一人ひとりに合わせて行っています。「自分を責めるクセが抜けない」「自己肯定感が低くて一歩が踏み出せない」「自分の良いところがわからない」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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