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大人に必要な「プライド」の取扱説明書。邪魔な頑固さを手放し、しなやかな自分軸をつくる方法

〜なぜ人は『過去の栄光』にすがるのか?自分を責めずに、今の自分をアップデートする心の道具〜

「職場でアドバイスされると、ついムッとして言い訳してしまう」 「『プライドが高い』と言われて傷ついたけれど、プライドを捨てるってどういうこと?」

働く中で、自分の「こだわり」や「譲れない気持ち」が邪魔をして、周りとうまくいかずに悩んだことはありませんか? こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

プライドという言葉は、少しややこしい言葉です。でも、プライドは無理に「捨てるもの」ではなく、上手に「乗りこなすもの」。今日は、自分を苦しめる頑固さの正体を解き明かし、明日から心がラクになる「プライドのハック術(道具)」をお話しします。

1. 自分を苦しめる「邪魔なプライド」の正体

職場での人間関係や、新しい仕事への挑戦を止めてしまうプライドには、いくつかの特徴があります。

  • 「間違えたくない」: ミスを指摘されると、自分そのものを否定されたように感じて言い訳してしまう。
  • 「人に頼れない」: 「助けて」と言うことが負けだと思い込み、仕事を抱え込んで自爆してしまう。
  • 「過去の栄光にすがる」: 「前の職場ではこうだった」「昔はこれだけ評価されていた」と、今の自分ではなく過去の実績に固執してしまう。

このような状態は、自分を守っているようで、実は周囲との繋がりを閉ざしてしまう壁になってしまいます。

💡 人はなぜ、過去の栄光にすがってしまうの?

ここで少し立ち止まって、「なぜ過去の話ばかりしてしまうのか」を考えてみましょう。実はこれ、あなたが格好悪いからではなく、脳が「今の自分の安全」を守るために必死に起きている防衛反応なのです。

  1. 「今の自分」に自信が持てないから 新しい環境に飛び込んだばかりのときや、仕事がうまくいっていないときは、今この瞬間に誇れるものが手元にありません。そんなとき、脳は手っ取り早く自分を安心させるために、一番輝いていた「過去の成功データ」を引っ張り出してきて、心の穴を埋めようとするのです。
  2. 「本当の自分はこんなもんじゃない」と思いたいから 「昔はこれだけできた」という経験がある人ほど、それが自分の心の支え(輪郭)になっています。環境が変わって「何もできない新人」としての扱いを受けると、自分の価値が壊されるような強い不安を感じます。そのため、「本当の私は違う!」と、過去のヨロイを身にまとって自分を守ろうとするのです。
  3. 新しいやり方を受け入れるのが「怖い」から 以前「やる気」の記事でもお話しした通り、私たちの脳は「変化」がちょっぴり苦手で、「今まで通り」が一番安全だと感じやすい性質を持っています。「過去のやり方でうまくいった」という強い成功体験があると、新しい道具や今の職場のルールを提示されても、過去の正解に固執するほうが、頭を使わずに済むのでラクなのです。

過去の栄光にすがるのは、あなたがそれだけ過去の場所で「誠実に、命がけで頑張ってきた素晴らしい実績がある証拠」です。決して恥ずかしいことではありません。

2. 自分を支える「本物のプライド」へ切り替える

プライドを完全にゼロにする必要はありません。これからは、他人と戦うための頑固さを手放し、自分を大切にするための「本物のプライド(こだわり)」という道具に切り替えていきましょう。

  • 「自分の仕事への誠実さ」: 誰が見ていなくても、丁寧な作業を心がけるという自分との約束。
  • 「納得感を大切にする姿勢」: 周りにただ流されるのではなく、「なぜこれをおこなうのか」の本音を、相手を尊重しながら誠実に対話して確認する強さ。
  • 「変化を受け入れるしなやかさ」: 過去のやり方に縛られず、新しい便利な道具(AIやデザインツールなど)や、他人のアドバイスを素直に受け入れられる心のゆとり。

本物のプライドとは、他人を見下すための武器ではなく、自分の軸をハッキリさせるための道具です。

3. プライドを正しく乗りこなす2つのコツ

明日から職場で実践できる、プライドに振り回されないための具体的な工夫です。

  • 【仕事】と【自分の価値】を切り離す 職場でミスや手順を指摘されたとき、天秤の片方に「仕事への指摘」を乗せて、もう片方の「自分の人間性としての価値」まで一緒に引きずり下ろさないようにしましょう。指摘されたのはあくまで「仕事の仕組みのエラー」であり、あなたの価値が一ミリでも減るわけではありません。
  • 「教えてください」と言ってみる 「知りません」と言うのが恥ずかしいときは、「私はこの部分が初めてなので、ぜひアドバイスをいただけますか?」と伝えてみましょう。自分の状況を少しだけ見える化して周囲にパスを出すことで、お互いの掛け算が始まり、仕事がグッとスムーズになります。

過去の体験は、あなたを支える土台

過去の栄光は、あなたを縛る頑固なヨロイにするのではなく、ここまで歩んでこれた「自信の土台」にすればいいのです。

頑固さという重いヨロイを脱ぎ捨てたとき、初めて本当に自分を大切にできる、しなやかな軸が顔を出します。

「他人の目を気にして自分を大きく見せるのをやめて、素直に周りに頼るという道具を使いながら、今の環境に合わせて自分を新しくアップデートしていこう」

ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで「しなやかな自分軸」を育てよう

過去の職歴や、「普通にできなきゃいけない」というプライドが邪魔をして、新しい環境に飛び込んだり、人に質問したりするのが怖いと感じる方も多いと思います。

ディーキャリアITエキスパート立川オフィスは、失敗しても誰もあなたを責めない、安全な練習の場所です。 オフィスでのグループワークやスタッフとの面談を通じて、少しずつ「人に頼る練習」「アドバイスを素直に受け取る練習」を始めてみませんか?過去の頑張りを土台にしながら、今ここから、新しいあなたらしい働き方を一緒に作っていきましょう!

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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