オフィスブログ
世間に、貸しを作る人と借りを作る人
利用者さんと、街のごみ拾いをしてきました。
こんにちは、橋本です!
先日、社内のイベントとして、ディーキャリア利用者の皆さんと一緒に、市内のごみ拾いに行ってきました。


秋晴れに紅葉した街路樹の落ち葉が道路のいたるところに舞い落ちるこの季節が僕は1年の中で一番好きです。単純に美しいのもありますし、天気も暑すぎず寒すぎず、僕の場合は花粉症もない穏やかな季節なので一番過ごしやすく感じます。食べ物もおいしいですしね。
ちなみに札幌市では、ゴミ拾いを志願する方に対してゴミ袋を無償提供しています。一口にボランティアといってもさまざまな団体がさまざまな活動をおこなっていますが、調べた限り一番手軽にやれるボランティアは、街のごみ拾いじゃないかな。
やったことありますか、ボランティア??
これまでにも積極的にやってきた方もいれば、まったく関心がない方もいると思います。二極化するんじゃないかな、きっと。
ボランティアは、何のためにやるのか??
やったことのない方々は、「無償で働くなんてバカらしい」とか、「偽善的な行為だ」などと思ってらっしゃるかもしれません。かくいう僕も昔はこのように考えるクチでした。
一般的にいわれる、ボランティア活動参加の意義は、社会貢献への意欲と自己成長の追求、またボランティア団体に所属することによる帰属や人間関係の構築などです。
どちらの言い分も間違えていないし、これはスタンスの問題なので、どっちが良いとか悪いという話ではありません。
しかし僕は会社経営者と福祉の仕事を通じて、ボランティアや無償の行為の中にもある「人生の法則」のようなものがあることに気づきました。気づいた、というよりは、もともと知識では知っていたのですが、そこには確固たる効果があることを確信した、という感じでしょうか。
【返報性の法則】と、見えない貸し借り
一般的には「返報性の法則」と呼ばれるものですが、返報性とは相手から受けた好意や敵意などのアクションに対して、「お返しをしたい」と感じる人間にとってごく自然な心理のことです。
自分が他人にした言動は、そのまま自分にも跳ね返ってくる、という当たり前と言えば当たり前のことなのですが、実際の人間関係でもそうなんですけど、自分がした善意や悪意は、必ずしもその相手から返ってくるわけではありません。巡り巡って、結局自分のところに戻ってくる感じです。
僕はこれを「見えない貸し借り」と呼んでいます。
お金や物の貸し借りは目に見えるものですが、実は人間って目に見えないものの貸し借りもおこなっているんですよね。例えば信用だったり、愛情だったり、好意だったり。
他人からの好意や善意を受け取ってばかりの人、そのお返しをしていない人は、実は見えないところで「借り」を作っています。
お金がサービスの対価の場合は分かりやすいです。良いサービスを提供すれば、それがお金になるし、良いと思っていただけたら、相手はおそらくまたそのサービスにお金を払います。
けれども世の中には、お金はないところで、見えない善意や好意もたくさん溢れかえってます。ボランティア活動もそうですし、例えば歩いている人に道を尋ねられてそれに答えるのだって、お金ではないところの善意ですよね。
あるいは大勢の方々が支払った税金によって、快適な公共サービスを受けられていることも、あなたの周囲にはたくさんあるでしょう。自分の街で受けられる公共サービスのほとんど全ては、僕やあなたが一人で納めた税金では、とてもではないですが受けられる量と質のサービスではありません。
話をゴミ拾いに戻しましょう。
そもそも、「ゴミ拾い」という活動がなぜ発生するのかというと、当たり前ですけど、街のごみ箱ではない場所に、ゴミを捨てる人がいるからです。人間以外の動物は、ゴミを捨てません。(糞をするとかはあるかもしれませんが)
公共の路上に、平気でゴミを捨てる人は、確実に世の中に「借り」を作っています。「他の誰かが掃除してくれる」って思ってるわけですので。
信用できますか、そんな人??
僕は路上にゴミを平気で捨てる人を絶対に信用しないし、万一自分の会社の社員にそのレベルの人格の人がいるなら、それによって何かを罰したりはしませんしできませんが、たぶん大きな仕事は任せないと思います。やらせても会社の信用を失うので。
平気で世の中に「借り」を作る人は、偏見もあるかもしれませんが、たぶん消費から来る借金を比較的安易に受けたり、他人との約束(=相手の信用、という借り)なども簡単に破る傾向があるのではないかと思っています。
逆に他人が捨てたゴミを拾って片付ける行為は、確実に世の中に「貸し」を作ってます。そしてその「貸し」は何かの形となって、いつか自分のもとに返ってくることでしょう。
ボランティアに参加することにハードルを感じる人がいらっしゃるなら、別にボランティアじゃなくたっていいと思います。周りの人へ親切にするとか、自分が機嫌良くニコニコしながら過ごすとか、それだって立派に世の中への「貸し」を作る行為です。
嫌じゃないですか、自分の周りにイライラしたり不愛想な人がいるの。自分の負の感情を人前に出すことも、世の中に「借り」を作ってしまうことなので、十分に気を付けましょうね。
今、あなたの人生が物心共に豊かかどうか、幸せを感じて生きられているかどうかは、この目には見えない「貸し」と「借り」の総和なんじゃないか、と僕は考えています。僕はまもなく45歳になりますが、この見えない「貸し」と「借り」を意識しだした頃から、人生が好転し、豊かで幸せに暮らせるようになってきたと確信しています。
返報性の法則、ぜひ意識してみてください。
ではまた次回!!
INFORMATION

◆スペシャルトピックス!! 弊社代表 橋本が北海道大学で講演をしてきました!

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
まずはご相談してみてください。
ディーキャリア ITエキスパート(DCIT) 札幌大通オフィスでは、無料相談会(オンライン・対面・電話可)を随時開催しています。
障害福祉サービス(就労移行支援事業所)の利用をまだ検討していない方も歓迎しています!
☑ 特性による「生きづらさ・働きづらさ」を感じている
☑ 就労移行支援にすでに通っているが不安や不満がある
☑ クローズ(障害者雇用枠以外)就労を目指したいが、特性への自己対処に自信がない
そんな不安や悩みを抱えている方は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
ディーキャリアITエキスパート札幌大通オフィスでは、障害者雇用枠を目指したい方はもちろん、一般雇用枠での就職を希望されている方へのサポートも積極的におこなっており、多くの一般雇用の就労実績を持っております。
「自分らしく働きたい」そんなあなたのサポーターになれることを、スタッフ一同、心待ちにしています!
フォームでのお問い合わせはこちら >
※ 姉妹オフィス【ディーキャリアITエキスパート札幌駅北口オフィス】の、フォームでのお問い合わせはこちら>
オフィスの紹介ページはこちら>
※ 姉妹オフィス【ディーキャリアITエキスパート札幌駅北口オフィス】のオフィス紹介ページはこちら>
お電話(0120-380-139)やメール(it-sapporoodori@dd-career.com)でのお問い合わせも受け付けております。
※ 姉妹オフィス【ディーキャリアITエキスパート札幌駅北口オフィス】の
お電話 (0120-010-758)
メール (it-sapporo-kitaguchi@dd-career.com)
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹





