「社会的な幸せ」を追いかける前に。まずは足元の小さな「満たされなさ」と向き合おう
こんにちは!ディーキャリア岐阜駅前オフィスのワークスキルコース訓練生です。
皆さんは、「幸せになりたいな」と思う時、頭の中にどんな景色が浮かびますか?
仕事で成功すること、安定した生活を送ること、幸せな家庭を築くこと。
それとも、好きなことをして、ゆっくり過ごせることでしょうか。
「自分にとっての幸せって何だろう?」と考えていくと、幸せには大きく分けて「社会的価値観の幸せ」と「自分軸の幸せ」の2つの種類があるのではないかと感じます。
今回は、就労移行支援に通っている私自身の生活を例にしながら、「幸せ」について考えてみたいと思います。

社会的な幸せとは?
一つは、「社会的な価値観で測る幸せ」です。
例えば、
- 仕事で成功する
- 就職して自立する
- 自分の力でお金を稼ぐ
- 幸せな家庭を築く
- 周囲から尊敬される
といったものです。
もちろん、こうしたことを幸せだと感じるかどうかは人それぞれです。
ただ、社会の中では「仕事をしている」「経済的に自立している」「家庭を持っている」といったことが、幸せや成功の一つの目安として語られることがあります。
そのため、「自分もそうならなければ」と焦ってしまうことがあるのではないでしょうか。
自分軸の幸せとは?
一方で、「自分軸の幸せ」は、もっと個人的なものだと思います。
例えば私の場合、
- 毎日、読書をする時間が確保できる
- 毎日8時間程度の睡眠が取れる
といったことが、自分にとっての幸せです。
いま、わたしは就労移行支援に通所中の身です。
就労移行で過ごす時間は基本的に10時から16時なので、訓練以外の残りの時間は「読書をしたり」「早めに休んで8時間ほど寝る」ことに充てています。
こうして考えてみると、私の「自分軸の幸せ」は、今の生活の中ですでにかなり満たされているのです。
けれど、「社会的な幸せ(就職して自立する、自分の力でお金を稼ぐなど)」は、まだ満たされていないと感じています。
「満たされていない=不幸せ」ではない
心が「満たされなさ」を抱えている時、わたしたちは「自分には何かが足りない」と考えてしまいがちです。
そんなときこそ、「今、自分は何を持っているんだろう?」「逆に、何を持っていないんだろう?」と考えてみることが大切だと思います。
そして、その「満たされなさ」は、何によって生まれているのかを考えてみる。
社会的な幸せが足りないからなのか。
それとも、自分軸の幸せを十分に感じられていないからなのか。
ここを整理しておかないと、「幸せになりたい」という気持ちだけが大きくなって、自分にとって本当に必要なものを見失ってしまうかもしれません。
「満たされていない」ということは、決して不幸と同義ではありません。
むしろ「もっとこうなりたい」「こう生きたい」という「満たされなさ」の気持ちこそが、次の幸せへ向かうための大切な原動力になり得るからです。
二つの幸せを大切に
就労移行に通っている人や、これから通おうか悩んでいる人の中には、「今働いていないこと」に対して強い焦りや不満、将来への不安感を抱えている人がほとんどだと思います。
周囲と比べてしまって、落ち込むこともあるかもしれません。
でも、その「社会的な幸せ」を求めることに精一杯になってしまうと、今すでに持っている「自分軸の幸せ」を見失ってしまうリスクがあります。
幸せを感じながら生きていくためには、社会的な幸せも、自分軸の幸せも、どちらも大切なのではないでしょうか。
「まだ持っていないもの」に目を向けるだけでなく、「今、自分が持っている幸せ」にも目を向けてみる。
今、もしあなたが「働けていない」「社会から取り残されている気がする」と不安になっているなら、まずは「自分軸の幸せ」が今どれくらい手元にあるか、ゆっくり確認してみませんか?
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