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このコンクリートジャングルで集中力を持続できない僕は食生活について考えてみることにした(ADHDの特性を鑑みて)
集中ができない
私は集中ということができない人間だ。これは何も仕事に限った話ではない。趣味に於いてもその傾向が邪魔をすることがある。私はスノーボードが大好きで、週末ごとに雪山に出かけている。スノーボードはただ滑るだけでなく飛んだり跳ねたり回ったりするのだが、なかなかテクニックの習得は難しく、また漫然と練習をすると怪我の元となり、集中力が必要なのである。そして私は集中力が続かず漫然と練習してしまい怪我をするのである。

ADHDの特性としても「集中力の持続が難しい」というキーワードは聞く話である。
特性としてある場合は周囲の配慮が必要になってくる場合もあるが、集中力の低下・集中持続力の低下は睡眠不足や疲労、栄養の偏りなどで起こっている可能性もある。私は食事に気を遣った生活を全くしていないため、栄養面で集中力の改善を図れるのではないか?と思い調べてみることとした。
集中力アップに効果的な食べ物とは
上記したように、集中力の低下の原因には様々な要因が存在する。食事の面で言えば「栄養不足によって脳のエネルギー産生のために必要な栄養素」が足りていないことによって起こると言われている。では脳にとって一番重要なエネルギー源とは何なのだろうか?ここからは脳の働きに有用な栄養素を紹介していく。
何はともあれ「ブドウ糖」
まず何はなくとも「ブドウ糖」らしい。
脳が上手く機能するには1日120g程度のブドウ糖を摂取する必要があるということ。
単純計算すると1時間に5gのブドウ糖が必要ということになる。
量までしっかり考えると面倒で続かなそうなため、行動中に適宜摂取するのが良さそうだ。

分解役の「ビタミンB1」
摂取したブドウ糖をエネルギーに変換する役割をビタミンB1が担っているとのことだ。
ビタミンB1が摂取できる食べ物と言えばブタミンパワーでお馴染みの豚肉である。
しかしこれはお手軽ではないので、私は海苔で行こうと思う。毎食意識的に海苔を食べてみよう。

集中力界隈のバイプレイヤー「チロシン」
チロシンから合成される物質にアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンがあり、それらには集中力・意欲を向上させる効果があるとのこと。チーズや納豆、ナッツ類に多く含まれているらしい。

集中力を高める食生活を一週間続けた
①就業中1時間~2時間にひとつ生ラムネを口に放り込む
②同様に海苔を2枚パリパリ食べる
③9時 12時 15時に落花生を5個食べる
以上3点を1週間実践した。生ラムネが本当に美味しく、我慢するのに苦労した。
結果は…
集中力がめちゃくちゃ上がった
…気がした。1週間程度では効果が出るものではなく、プラセボ効果なのかもしれない。
しかし実際に1週間の間に今まで思いつかなかったナイスアイディアが出てきたり、いつも悩まされている眠気についてもかなり軽減されていたように思う。そして生ラムネが美味しい。
落花生がやや高価なため、チロシンについては朝の納豆ご飯で代替するとし、ブドウ糖とビタミンB1の摂取については継続して行っていくことにした。いや、今まで食べ物のことなんてせいぜい肉だけじゃなく野菜も摂らなきゃ、くらいにしか考えていなかったけどすごく大事なことなのかもしれない。
もちろん採りすぎはNG
いくら集中力アップに役立つからといって採りすぎては当然良くない。ブドウ糖の摂りすぎは高血糖、チロシンの摂りすぎは血圧上昇やシミ・そばかすの原因となるらしい。用法・容量を守って摂取していきたい。
セルフケアに思いを馳せる
今回は集中力の改善という題目で、食生活からのアプローチを試してみた。前述したように集中力には睡眠不足など他の要因もある。お読み頂いている諸兄の中で同じように集中力に課題をお持ちだけど食生活は大丈夫…という方もいらっしゃるかもしれない。そんな方は睡眠やスマホの使い方など、ぜひ別のアプローチからまず「セルフケア」ができないか試してみて頂きたい。今は幸いにしてPCやスマホでなんでも調べられる時代である。適切に情報の取捨選択(これが難しいんだけどね)をしながら自分に合うものを探してみてはいかがだろうか。
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、お一人お一人の障がい特性に合ったセルフケアを見つけるサポートを行っております。また、随時見学・体験も承っております。
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