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誰もが敵に見える?ASD由来の「考えすぎ」とサヨナラする方法なのだ!

「もしかして、みんな僕の悪口を言っているのだ?」 「何も悪いことをしていないのに、また怒られる気がして怖いのだ…」 そんな風に、周囲の視線や反応をネガティブに受け取ってしまって、心がヘトヘトになっている人、いると思うのだ。

周りから「考えすぎだよ」「被害妄想だよ」なんて言われると、相談するのも嫌になってしまうのだ。でも、その「疑心暗鬼」になってしまう状態、実はキミの性格のせいだけではなく、自閉スペクトラム症(ASD)という脳の特性が関係している可能性があるかもしれないのだ。

今回は、ASDの特性がどうして「被害妄想的な思考」に繋がってしまうのか、その理由と、心を少しだけ楽にするための対処法をしっかり解説していくのだ!


1. ASDの特性と「被害妄想」の意外な関係なのだ

まず最初に伝えておきたいのは、今回お話しするのは統合失調症などの精神疾患による妄想ではなく、あくまでASDの特性からくる「思い込み」や「不安」についてなのだ。

ASDのある方には、代表的な特性として、コミュニケーションの独特さや、特定の物事への強いこだわりといったものがあるのだ。こうした特性が日常生活のストレスと結びつくと、まるで世界中が自分の敵になったかのような強い不安に襲われることがあるのだ

具体的には、こんな「あるある」に心当たりはない? 「廊下で誰かが笑っていると、自分の失敗を笑われている気がする 」「上司から『ここは直してね』と注意されただけで、人格すべてを否定されたと感じる 」「誰の視線も、自分を監視して攻撃しようとしているように見えてしまう」etc… こうした苦しみは、キミが「ネガティブすぎる」から起きるのではなく、脳の情報処理の仕方に原因があるのだ。


2. どうしてネガティブな考えに固執してしまうのだ?

ASDのある方が被害妄想的な思考を抱きやすいのには、いくつかの明確な理由があるのだ。

理由その1:ネガティブな考えへの強い「こだわり」

ASDの特性の一つに、一度気になったことから離れられない「固執」があるのだ。一度「嫌われているかも」と思うと、その考えが頭の中でグルグル回り続けて、止まらなくなってしまうのだ。

理由その2:相手の表情や冗談を読み取るのが苦手

相手が真顔でいただけなのに「怒っている」と解釈したり、冗談で言ったことを「攻撃された」と額面通りに受け取ってしまったりすることがあるのだ。情報の行間を読むのが苦手だからこそ、最悪のパターンを想定して自分を守ろうとしてしまうのだ。

理由その3:過去のネガティブな記憶が鮮明すぎる

ASDのある方は、過去の失敗体験や、いじめ・からかいといった嫌な記憶を、まるで昨日のことのように鮮明に思い出す「フラッシュバック」が起きやすいのだ。過去の経験が今の状況に重なって、「また同じことが起きるに違いない」という強い予期不安を生んでしまうのだ。

こうした要因が重なることで、本人的には「事実」として危機を感じているのに、周囲からは「考えすぎ」に見えてしまうというギャップが生まれるのだ。


4. 認知行動療法で「思考のクセ」を整えるのだ!

じゃあ、どうすればこの苦しいループから抜け出せるのだ?その有効な方法の一つが「認知行動療法」なのだ!

認知行動療法というのは、自分の考え方のクセに気づいて、それを少しずつ柔軟な視点に変えていくトレーニングのことなのだ。 例えば、「上司に注意された=嫌われた」という考えが浮かんだときに、「いや待てよ、上司は仕事の質を上げたいだけで、僕自身のことは嫌っていないかもしれないのだ」と、客観的な事実(ファクト)を確認する練習をするのだ

感情と事実を切り離す練習を繰り返すことで、根拠のない不安に振り回される時間が少しずつ減っていくのだ。


5. 一人で悩まず、ディーキャリアに相談してほしいのだ!

とはいえ、自分一人で思考のクセを直すのは、とっても難しいことなのだ。

そこで活用してほしいのが、ディーキャリアのプログラムなのだ! ディーキャリア宇都宮オフィスでは、自己理解を深めるプログラムや、先ほど紹介した認知行動療法の考え方を取り入れたトレーニングを行っているのだ。

同じような悩みを持つ仲間と一緒に、「どうしてこう考えてしまうのか」を整理して、具体的な対処法を実践的に学べるのが大きな特徴なのだ。キミが安心して働ける未来を作るために、支援員が全力でサポートするのだ!

まずは無料の体験会や相談会に来て、キミの抱えている不安を僕たちに聞かせてほしいのだ。きっと、心が軽くなるヒントが見つかるはずなのだ。

※ただし、もしも日常生活が送れないほど強い不安があったり、現実にはありえないような激しい妄想に苦しんでいたりする場合は、心療内科や精神科などの医療機関を受診することも検討してほしいのだ。適切な医療と並行して支援を受けることが、一番の近道になることもあるのだ。

キミが「誰も敵ではない」と思える、穏やかな毎日を取り戻せる日を待っているのだ!

ディーキャリア宇都宮オフィスでは随時見学・体験を承っているのだ。気軽に連絡して欲しいのだ!

オフィスページ :就労移行支援事業所 ディーキャリア宇都宮オフィス

電話:028-611-1080

メールアドレス : utsunomiya@dd-career.com

この記事を書いた人

植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアをおこない、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」を志す。

とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。

モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。中学生の頃から吉井和哉崇拝者。