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彡(゚)(゚)「体温が人と違う気がする…」発達障がいと体温の不思議な関係
「ワイ、いつも熱っぽい気がする…?」 「クーラーが苦手で体調不良になるんや…」
そんな体温や温度に関する悩み、抱えている発達障がいがある方も多いんちゃうか?
「発達障がいだから平熱が低い・高い」という明確な研究はないんや。でも、特性が体温の感じ方や調節に影響を与えている可能性があるんや。今回はその理由と、身体とこころをケアする方法を一緒に見ていくで!
体温が違うと感じる4つの理由や!
1. 自律神経の乱れ
自律神経は、体温や心臓の動きを調節する大切な役割があるんや。発達障がいのある方の中には、自律神経の乱れがある方も少なくないんや。 この自律神経が乱れると、汗をかきすぎたり、逆に熱が身体にこもりやすくなったりして、体温調節がうまくできなくなるんや。
2. 感覚特性
ASD(自閉スペクトラム症)の特性である感覚の偏りが、体温の感じ方に影響を与える可能性があるんや。
- 感覚鈍麻:暑さや寒さを感じにくく、気づかないうちに熱中症になったり、風邪をひいたりすることがあるんや。
- 感覚過敏:気温の変化に過敏だったり、ウール素材や長袖の服装が苦手で、季節に合った対応が難しいことがあるんや。
3. ストレスによる心因性発熱
発達障がいのある方は、日常生活でストレスを感じやすい傾向があると言われとるんや。そのストレスが原因で、体温が上昇する「心因性発熱」という症状があるんや。 精神的なストレスが交感神経を活発にして、身体の機能に影響を与えるんや。
4. 発熱時の不思議な行動改善
これは体温の感じ方とは少し違うんやけど、ASDのある方で、発熱時に行動が落ち着くといった行動改善がみられることがあるんや。 これは発熱による神経活動が、何らかの影響を与えるためと考えられとるんや。まだ明確な研究結果はないけど、興味深い現象やな!

体温の悩みを改善する方法や!
1. 身体と心のケアや!
ストレスを減らすことが、体温の調節を助ける重要な鍵なんや。
- 運動:適度な運動は自律神経を整える効果があるで。
- 質の良い睡眠:睡眠は心身の機能を改善してくれるんや。
- ストレスマネジメント:ストレスを感じた時に、音楽を聴いたり、好きなことをしたりして、こころを落ち着かせるんや。
2. 感覚特性への対応や!
服装や環境を工夫して、身体に負担をかけない対応をすることが大切や!
- 暑さ対策:暑さを感じにくい方は、こまめに水分補給をしたり、涼しい環境に移ったりする工夫が必要やで。
- 寒さ対策:寒さを感じにくい方は、意識的に厚着をしたり、温かい飲み物を飲んだりするんや。
- 温度変化への対応:温度の変化に過敏な方は、カーディガンなどで温度調節をすると良いで。
ワイらがサポートしたるで!
体温の悩みや身体の不調は、生きづらさにもつながってしまうんや。
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、発達障がいがある方の特性を理解した上で、心身の調子を整えるプログラムなどを提供しとるんや。
「体調を崩しがち…」 「生活習慣を改善したい」
そんな悩みがある方は、ぜひワイらに相談してほしいんや。
あなたに合ったサポートを見つけていくで!
ディーキャリア宇都宮オフィスでは随時見学・体験を承っとる。気軽に連絡してやで!
オフィスページ :就労移行支援事業所 ディーキャリア宇都宮オフィス
電話:028-611-1080
メールアドレス : utsunomiya@dd-career.com
この記事を書いた人
植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアをおこない、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」を志す。
とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。
モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。サブカル大好き。


