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【やる気が出ない】焦らないで!休むことの大切さと小さな一歩の始め方(やきう民解説)
「やる気が出ない…」と悩むあなたへ
「仕事のやる気が出ない」「毎日寝てばかりで何もしたくない」「このまま社会復帰できるんやろか…」
そんな不安に押しつぶされそうになること、あるよな。

でも、まずは焦らんでええねん。しんどいときは「無理に頑張らなあかん!」と思うほど逆効果や。
ゆっくり休むことから始めよう。
うつ病・ADHD・更年期…多様な原因がある
「やる気が出ない」っていう状態、実は原因が一つやないんや。
- うつ病:気分の落ち込み、食欲・睡眠の変化、疲れやすさ、心身の不調が特徴。
- ADHDの低覚醒:脳の覚醒度がうまく上がらず、行動エネルギーが湧きにくい。
- 更年期障害:女性ホルモンの変化で、意欲や集中力が落ちることがある。
さらに「燃え尽き症候群」「自律神経失調症」「慢性疲労症候群」「認知症」「甲状腺機能低下症」など、いろんな病気や状態が関わっとる場合があるんやで。
「自分だけがおかしいんちゃうか…」と責めずに、医師や専門家に相談してな。
まずは「焦らない」「無理しない」
うつ病などで無気力が続くとき、つい「早く元気にならな!」って焦りがちや。
でも無理にやる気を出そうとしても、逆に心身の負担が増えてしんどくなるだけ。
「今はしんどい時期なんやから、焦らず休もう」って考えることが大切なんやで。
やる気が出ないときの対策:心と体を整えるヒント
やる気が出ないときに「何をしたらええんやろ?」って迷うこと、あるよな。
ここからは、具体的な対策をいくつか紹介するで。
1. まずはしっかり休む
「何もしたくない」っていうサインは、心身が「もう限界やから休んでくれ」って訴えとるんや。
睡眠時間を確保する、昼寝もええ。
とにかく「ゆっくりする」時間を意識してな。
2. 食事を整える
無気力なときは食欲も落ちることが多いけど、食事は心身を支える大事な要素や。
- できるだけ温かいものを食べる
- たんぱく質・ビタミン・ミネラルを意識する(肉・魚・卵・野菜など)
- 水分もしっかりとる
こういう小さなことが、エネルギーの回復に繋がるで。
3. 軽い運動・体を動かす
しんどいときは無理したらあかんけど、ちょっと元気が戻ってきたら散歩やストレッチがおすすめや。
血行が良くなると、脳のセロトニン(幸福ホルモン)分泌が増えて、気分も少しずつ上向きやすくなる。
「気分転換」として、体をゆるく動かすことはほんまに大事やで。
4. 小さな目標を決めてみる
「部屋の掃除をする」といっても、一気にやろうとすると挫折しがち。
- 机の上だけ片付ける
- 服を一着畳む
- コンビニでお弁当を買いに行く
こんな「できそうな小さな目標」を決めると、達成感が生まれて少しずつ意欲が戻りやすくなるんや。
5. 人に相談する・吐き出す
無気力や気分の落ち込みを一人で抱えるのはしんどい。
信頼できる友達や家族に話すだけでも、気持ちが軽くなることがあるで。
もちろん病院やカウンセリングを頼るのも立派な対策や。
「言葉にして吐き出す」ことは、心の整理にも繋がるから試してみてな。
6. 生活リズムを整える
昼夜逆転や寝不足は、無気力をさらに悪化させる要因になりやすい。
- 朝決まった時間に起きる
- カーテンを開けて光を浴びる
- 寝る前はスマホを見すぎんようにする
これだけでも体内リズムが整って、やる気が戻りやすくなるんや。
「やる気が出ない人」の実例
例えばAさん(30代・女性)。仕事でのストレスから、毎日寝てばかりで「もう復職は無理かも」と思い込んでたんや。
心療内科で相談したら、うつ病と軽い自律神経の乱れが見つかった。
まずはしっかり休養をとること、栄養バランスを見直すこと、そして「机の上だけ片付ける」など小さな行動から始めたんや。
焦らずに「小さな達成感」を積むことで、少しずつ前向きな気持ちが戻り、リワークプログラムで復職準備を進めとるで。
病院で相談するのも大切
「やる気が出ない」症状が続くときは、心療内科や精神科、内分泌内科、婦人科などで相談できる。
問診や血液検査、心理検査などで原因を探ってもらえるし、抗うつ薬や漢方薬なども選択肢になる場合があるんや。
「まだ受診するほどじゃないかな」と思っても、話すだけで安心できることもあるから気軽に受診してみてな。
まとめ:焦らず、小さな行動から始めよう

「やる気が出ない」っていう状態は、気合だけで何とかなるもんやない。
ストレス・ホルモン・脳の覚醒度など、いろんな原因が絡んでる。
焦らんこと。まずは心と体を整える。小さな達成感を積む。人に頼る。
そうやって「今できること」を見つけていくうちに、必ず少しずつ気持ちは前を向くからな。
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、お一人おひとりの障がい特性に合ったセルフケアを見つけるサポートをおこなっとるで。随時見学・体験も承っているから、お気軽にご連絡してやで!!
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この記事を書いた人
植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアを行い、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」を志す。
とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。
モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。サブカル大好き。


