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「温泉と心の健康|うつ病予防に期待される入浴効果とは?」
🌿 温泉はうつや不安を治せるのか?
発達障がいやうつ、不安を抱えると「どうにかして少しでも気分を楽にしたい」と思うこと、ようわかるで。
「温泉がうつに効くらしい」という話も聞くけど、実際に医学的に「治療」として認められとるわけやないんや。

ただし、入浴そのものがリラックス効果や自律神経を整える効果を持つことは、広く知られとるで。
とくに「湯船に浸かる」いう行為は、脳内で**幸せホルモン(セロトニン)**の分泌を促すとも言われとる。
📊 九州大学病院別府病院の調査から見えたこと
あんたがくれた九州大学病院別府病院の調査によると、
**「毎日温泉に入る高齢者は、うつ病歴が少ない傾向がある」**いう興味深い結果が出とるんや。
この調査は直接「うつが治る」いう話やなく、毎日の入浴習慣が心身の調子を保つサポートになってる可能性を示唆しとる。
つまり、温泉や入浴は医療に代わるもんやないけど、予防的なケアの一環としてええんやないか、っていう考え方やね。
参考文献
九州大学病院別府病院「温泉入浴とうつ病歴に関するアンケート調査」
💡 温泉に書かれとる「うつへの効能」の意味
最近の温泉地では、効能として「うつ」や「ストレス緩和」と書いとるとこもある。
例えば、
✅ 別府温泉(大分県)
✅ 湯布院温泉(大分県)
✅ 草津温泉(群馬県)
ただ、これも決して「医学的に認められた治療」というわけではないんや。温泉の何の成分がうつ症状の効果がある、という科学的なエヴィデンスはまだないで。これからの研究に期待やね。

🛀 入浴の力を日常に取り入れる
実際のところ、温泉でなくても自宅の風呂でも同じように副交感神経が優位になり、緊張をゆるめる効果があるんや。
「今日はしんどいな」と感じたら、シャワーよりも湯船にゆっくり浸かるのがおすすめやで。
小さいことでも「心地よさ」を感じられる時間を作るのは、心のバランスを保つ一歩になるんやな。
🏥 それでも、治療には医療機関が大切やで
ここで大事なんは、うつ病や不安症は病気やということや。
もし「もう限界や」「生活に支障が出とる」と感じるときは、温泉や風呂だけではなく、医療機関に相談することが大事や。
一人で抱え込まんと、まずは医師に診てもらうのが一番の近道や。
温泉や入浴は、あくまで「気分転換や予防のためのサポート」と思って欲しい。
🤝 仕事の悩みには就労移行支援も味方になる
うつや不安障がい、適応障がいとかのしんどさって、仕事の面でも不安やプレッシャーに繋がること多いやろ?
「うまくいかへん…」とか「復帰できるんか不安や」って思うときは、就労移行支援を利用するのもひとつの方法や。
就労移行支援では、
🌱 仕事に向けてステップを踏む練習ができる
🌱 自分のペースを大事にできる
🌱 不安を話せる居場所にもなる
温泉や入浴のリラックスと合わせて、就労移行支援のサポートを受けることで、生活の土台をしっかり作れるかもしれへんで。
🌱 まとめ:心身を整える一歩として温泉を
✅ 温泉や入浴は「うつが治る」もんではないけど、心身をリラックスさせる力がある
✅ 九州大学病院別府病院の調査も、毎日の入浴の大切さを示唆しとる
✅ しんどいときは医療機関への相談が第一やで
✅ 仕事や生活面での不安は、就労移行支援と一緒に向き合うのもアリや
あんまり「効く!」って焦らんでええんや。
温泉や入浴はあくまで生活にちょっとした温もりをくれるもんやと思っといてな。
ほな、今日もちょっとだけあったかい時間を、大事に過ごそな。
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、お一人おひとりの障がい特性に合ったセルフケアを見つけるサポートをおこなっとるで。また、随時見学・体験も承っているから、気軽にご連絡してやで!!
オフィスページ :就労移行支援事業所 ディーキャリア宇都宮オフィス
電話:028-611-1080
メールアドレス : utsunomiya@dd-career.com
この記事を書いた人
植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアを行い、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」を志す。
とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。
モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。サブカル大好き。


