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自分は怒りやすい?ASDの特性と“怒り”の関係、いっしょに考えてみよか(やきう民解説)
🤔「自分って怒りっぽいかも…?」って悩んでる人、おらんか?
ちょっとしたことでイライラしてまう、
急に感情が爆発してもうて、あとで自己嫌悪……。
「なんで自分はこんなに怒ってしまうんやろ」って思ったこと、ある人もおるかもしれんな。

特にASD(自閉スペクトラム症)の特性を持ってる人やと、
“怒りの感情”との付き合い方がむずかしい場面があるんや。
せやけどそれは、“我慢が足りん”とか“性格が悪い”とか、そんな話とちゃうで。
この記事では、
ASDの特性と怒りの関係を、やきう民風にやさしく・わかりやすく解説していくで!
😤怒りやすく見えるのは、特性や困りごとが絡んでるだけかもしれん
ASDのある方は、こんな困りごとを抱えがちやねん:
- 普通に話してるつもりやのに、「怒ってる?」って言われる
- 思い通りにいかんときに混乱して、感情がドカンと出る
- 環境の変化や、予定外の出来事にパニックになりやすい
- 音、光、匂い…いろんな刺激に過敏で、しんどくなりやすい
- 相手の気持ちや空気を読み取るのが難しくて、すれ違いが起きる
👉 これらが積み重なると、**周囲からは「怒ってるように見える」**こともある。
でも本人にしてみれば「困ってるだけ」「必死なだけ」ってこと、めっちゃ多いんや。

😔「感情コントロールが苦手」ってだけやないんやで
たとえば、他の人にとって“なんでもない音”が、ASDのある方には「拷問レベル」に感じることもある。
また、曖昧な言葉やルールが不安になって、イライラしてまうこともあるんや。
それはもう、怒りたくて怒ってるんやなくて、環境や刺激がキャパ超えてまうってことやな。
🧨「怒りっぽさ」には、経験が関係してることもあるんや
子どもの頃から否定されたり、誤解されて怒られ続けてたら、
「もう先に怒って自分守るしかないやんけ!」ってなる人もおる。
- 自己肯定感が下がってる
- 「どうせわかってもらえんやろ」って気持ちが強い
- 攻撃的にふるまうのが“防衛”になっとる
これ、誰にでも起こりうるし、ASDの方は特にリスク高いんやで。
🧠アンガーマネジメントで、“怒りとうまく付き合う”
自分の怒りをうまく扱うには、こんな方法があるで:
- 自分が“どんなときにイラッとくるか”を知る
- 「6秒ルール」でとりあえずひと呼吸
- 刺激の強い環境を避ける/整える(イヤーマフとか)
- 「これが苦手です」って伝える練習をしておく
怒ることは悪いことちゃう。
大事なんは、「怒りをどう扱うか」やで。
🙋♀️周りの人にできることも、あるんやで
ASDのある方が怒ってるように見えたら、
- 「この人、困ってるんかな?」って視点を持ってみる
- 怒ってる理由を、本人の視点で考えてみる
- 「怒ってる=嫌われた」って早とちりせんこと
- 音や予定変更など、環境面のしんどさも配慮する
これだけで、だいぶ関係性変わってくるで。
“怒り”をきっかけに、わかりあえる可能性もあるんや。
⚾まとめ:「怒りやすさ」は“特性のSOSサイン”かもしれへん
ASDの方が「怒りっぽい」と思われる裏には、
- 感覚のしんどさ
- 環境とのズレ
- 誤解されやすさ
- 過去の経験
いろんな要素が重なってるんや。
せやから、ASDのある方は、自分の怒りの感情についてよく知り対処法を練ることが大切やし、周りの人はまずは**「怒ってる」やなくて「困ってる」って見てみること**が、第一歩やで!

ディーキャリア宇都宮オフィスでは、お一人おひとりの障がい特性に合ったセルフケアを見つけるサポートをおこなっとるで。また、随時見学・体験も承っとる。お気軽にご連絡してやで!!
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