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発達障がいの診断を受けたら?自己理解から始めるサポート活用ガイド(やきう民解説)
はじめに
「発達障がいかもしれへん」と思って、医療機関を受診した結果、診断がついた。
——そんなとき、これからどう動いたらええんか、不安になる人も多いんちゃうかな。

この記事では、発達障がい(ASD・ADHDなど)の診断を受けたあとの流れや、利用できる支援制度、相談先などについて、実際の現場視点も交えながら丁寧に解説していくで!
診断の基本情報
✅ 診断基準は?
発達障がいの診断には、DSM-5(アメリカ精神医学会)などの診断基準が使われることが多いで。医師が問診・観察・心理検査(WAISやAQテスト等)をもとに総合的に判断するんや。
✅ 費用の目安は?
初診時には保険適用で3,000〜5,000円程度が多いけど、心理検査を含むと数千〜2万円程度かかることもある。医療機関によって異なるから、事前確認がおすすめや。
✅ どこで診てもらえる?
- 精神科・心療内科・発達障がい専門クリニック
- 子どもの場合は児童精神科、小児神経科なども
「発達障がい 診断 地域名」などで検索したり、自治体の福祉窓口でも紹介してもらえるで。

診断を受けるメリット・デメリット
💡 メリット
- 自分の特性や原因がわかって安心する
- 支援サービス(就労移行支援、福祉制度など)につながることができる
- カウンセリングや薬など治療的な対応も検討できる
⚠️ デメリット(人によって)
- 「障がい」というラベルにショックを受ける
- 職場や家族との関係性が変化することも
- 精神疾患と混同されて誤解されることも
診断を受けたあとにすべきこと
① 自己理解・自己受容を進めよう
まず大事なんは「診断がついた=自分がダメ」って考えへんことや。
特性がわかることで、自分なりの生き方・働き方を考える土台ができるんや。
② 情報収集をしよう
- 自分の診断名(ASD/ADHDなど)に関する本・サイト・YouTubeなど
- 同じような経験を持つ人のブログや事例
必要があればカウンセリングやセルフケアについても学ぼう。
③ 支援制度・サービスを知ろう
- 就労移行支援(仕事に就くための訓練が受けられる)
- 相談支援事業所(制度の使い方や生活の相談ができる)
- 障がい年金(条件によっては受給可能)
- 障がい者手帳(精神障がい者保健福祉手帳の取得で配慮や割引が受けられる)
開示と配慮は「自分のため」に選ぼう
「診断されたから職場に言わなあかんの?」と不安になる人もおる。
けど、開示するかどうかは自分で決めたらええんやで。
- 開示するメリット → 職場で配慮や合理的対応を受けられる可能性
- 開示しないメリット → 不要な偏見を避けられる
「どう伝えるか」「伝える範囲」は専門機関や支援者と一緒に考えると安心や。

まとめ:診断は「スタート地点」や
診断はゴールやない。
自分の「取り扱い説明書」を見つけて、より自分らしい生活・仕事につなげていくスタートラインや。
必要なときに支援を受けられるよう、制度やサービスにアクセスする準備を進めてみてな!
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、お一人おひとりの障がい特性に合ったセルフケアを見つけるサポートをおこなっとるで。また、随時見学・体験も承っとる。お気軽にご連絡してやで!!
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