オフィスブログ
うつで休職を考えているキミへ。失敗しないための準備と復職へのロードマップなのだ!
「もう仕事が限界なのだ…。休職したいのだ…。」
「休職中、金銭面で生活が不安なのだ…。」

そんなキミは、心も身体も悲鳴を上げている状態なのだ。でも大丈夫なのだ!休職は甘えなんかじゃなくて、心の病気を治すための適切な「治療の一環」なのだ。
休職制度は法律で義務づけられたものではないけど、多くの会社で就業規則に定められたルールなのだ。まずは会社のルールを確認して、焦らずに準備を進めるのだ。
1. 【休職までの流れ】まずは診断書をもらうのだ!
休職は、医師が「休養が必要」と判断することがスタートなのだ。
① 心療内科・精神科を受診するのだ!
症状が継続しているなら、心療内科や精神科を受診するのだ。
- 医師に正直に今の状態(睡眠、食欲、仕事での支障)を伝えるのだ。
- 休職が必要と判断されたら、医師に診断書の発行を依頼するのだ。診断書には、「〇ヶ月の休養を要する」など、休職の必要性と期間が明記してもらう必要があるのだ。
② 会社へ報告・相談するのだ!
診断書を準備できたら、会社に休職の意思を伝えるのだ。
- 誰に伝える?:一般的には直属の上司だけど、人事・労務担当の部署に直接相談してもよいのだ。
- 伝え方:「医師から診断書を受け取り、〇ヶ月の休養が必要と言われました」と、事実を簡潔に伝えるのだ。症状の詳細を話す必要はないのだ。
- 就業規則の確認:休職期間、給与(無給が一般的)、復職の手続きの条件などを就業規則で確認するのだ。
③ 休職の手続きをおこなうのだ!
会社の規定に従って、休職願などの必要な書類を提出するのだ。会社によって異なるから、人事の指示に従うのだ。
2. 【休職後の流れ】治療と生活の安定なのだ!
休職が始まったら、一番の仕事は「心身を回復させること」なのだ。焦りや罪悪感は症状の一つだから、何もしないでゆっくり休むことが大切 なのだ。
① 回復期の過ごし方とやってはいけないこと
- 休養期(初期):治療と休養に徹底して専念するのだ。規則正しい生活リズムを整えることが大切 なのだ。睡眠を確保し、散歩などの軽い運動を取り入れるのだ。スマホやSNSは見過ぎないように注意なのだ。
- 回復期・リハビリ期(中期):症状が落ち着いてきたら、医師に相談して活動を段階的に増やすのだ。趣味や好きなこと、外出などを通じて体力と集中力を戻していくのだ。
② 公的制度を利用して経済的不安を解消するのだ!
休職中は給与が支給されないケースが多いから、不安を解消するために公的制度を利用するのだ!
| 制度名 | 受給できる人(主な条件) | ポイント |
| 傷病手当金 | 健康保険に加入している人が、病気で連続3日間以上働けなかった場合(最長1年6ヶ月支給) | 休職中の生活費の基本となる給付金なのだ。会社を通して申請するのだ。 |
| 自立支援医療制度 | 精神疾患の治療を継続している人 | 医療費の自己負担額が原則3割から1割に軽減されるのだ。市区町村に申請するのだ。 |
| 障がい年金 | 病気や怪我で生活や仕事に著しい支障がある人(一定の加入期間や初診日の要件がある) | 症状が重い場合に受給の可能性がある制度なのだ。医師に相談して検討するのだ。 |
3. 【復帰に向けた対応】再発を防ぐための準備なのだ!
復職はゴールじゃないのだ!再休職を防ぐことが一番の目的なのだ。うつ病の再休職率は5年以内で47.1%にも上るというデータがあるから、焦りは禁物なのだ!
① 復職のGOサインを得る手続き
- 担当医に相談:医師に「復職可能」の判断をもらい、診断書を作成してもらうのだ。
- 産業医との面談:会社の産業医と面談し、会社側からも就業が可能か判断してもらうのだ。
- 職場との調整:会社と復帰の条件(時短勤務、残業制限、配置転換など)を調整するのだ。段階的な復帰(リハビリ出勤や通勤訓練)を活用するのがおすすめなのだ。
② 復職や再就職を安定させるサポートの利用
「心身が回復してきたけど、仕事の不安が大きいのだ…」と感じたら、リワークや就労移行支援のサービスを検討するのだ。
就労移行支援(リワーク含む)の効果
就労移行支援は、障がいや病気のある人の就職や復職をサポートするサービスなのだ。
- セルフケアとストレスコーピング:心身の不調に気づく方法や、自分に合うストレスへの対処法を実践的に学べるのだ。
- 体力と集中力の回復:毎日の通所を通じて、通勤訓練や規則正しい生活リズムを再構築するのだ。
- 障がいの自己理解:再発の原因となったストレスの要因を分析し、自分の特性と合わせた仕事の進め方を身につけるのだ。
再休職の原因は、焦りによる不十分な回復と、休職の原因への対処が不十分なことなのだ。この準備を怠ると、再発の可能性が高まるのだ。
キミの再出発を確かなものにするために、まずは事業所の見学やプログラム体験で、専門的な支援に触れてみることをおすすめするのだ!
ディーキャリア宇都宮オフィスでは随時見学・体験を承っているのだ。気軽に連絡して欲しいのだ!
オフィスページ :就労移行支援事業所 ディーキャリア宇都宮オフィス
電話:028-611-1080
メールアドレス : utsunomiya@dd-career.com
この記事を書いた人
植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアをおこない、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」を志す。
とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。
モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。クマに襲われてもワンチャンあると思ってる勢。


