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太る原因は「意志の弱さ」ちゃう!超加工食品の罠とメカニズムを解明するで!
彡(゚)(゚)「ワイのウエストが年々太くなるんやが、なんでや…食い過ぎか?夜中にラーメン食うてるからか?」

「頑張っても痩せへんのは意志が弱いから」とか「自分は食いしん坊だから」って、自分を責めとるやつは多いやろ。そして、また失敗して自己嫌悪に陥る。この悪循環を断ち切りたいんやろ?
でも、朗報やで。世界でも有数の研究者、ケビン・ホール博士が「原因はあんたの意志やなくて、食料供給、つまり超加工食品にある」って断言しとるんや!
1. NIHの厳格な実験が暴いた「超加工食品の魔力」
ホール博士は、栄養学の分野で「ゴールドスタンダード」と呼ばれる、非常に厳格な臨床試験をNIH(米国国立衛生研究所)で実施したんや。被験者を実質的に隔離して、何を食べたかごまかせへん環境で徹底的に調べたんや。
その実験で、超加工食品を食うグループと、自然食品(未加工・低加工食品)を食うグループを比較したら、衝撃的な事実が判明したんや!
- 超加工食品を食うグループは、自然食品を食うグループと比べて、1日あたり平均500kcalも多く摂取しとったんや。
- さらに、別の実験の中間分析では、なんと1000kcalも多く食うてしまうというデータが出とる。
たった2週間で、超加工食品グループは体脂肪が増加して体重が増加し、自然食品グループは体脂肪が落ちて、体重が減少するという明確な差がついたんや。
過食させる食品の共通の特徴と食環境
あんたらを太らせる食品の共通の特徴はこれや!
- エネルギー密度が高い(一口あたりのカロリーが高い)
- 非常に美味しい(依存症に似た症状を生むほどの過嗜好性)
ホール博士は、この過食の原因が「単においしいから食べ過ぎる」という単純な話では片付けられないことを指摘しとる。超加工食品は、腸から脳へのシグナルを阻害するような栄養素の組み合わせや添加物で配合されとるらしいんや。
昔はたまのごちそうやった贅沢な食べ物が、今はいつでも、どこでも、安く手に入る。この食環境が、私たちの食物摂取を生物学的に制御するシステムをハックしとるんや。だから、正しい選択が難しいのは当然なんや。自分を責める必要はないんやで。
2. ダイエットの迷信をぶっ壊す「フード・インテリジェンス」
ホール博士の新著『フード・インテリジェンス』は、世の中に溢れる矛盾した栄養情報に対して、「何をすべきか」を説くより、科学がどのように進歩してきたかを理解してもらうために書かれとるんや。情報に惑わされず、誇大広告と真実を自分で判断できるようになることが重要なんや。
科学的に反証されてる主な迷信やで!
- 低脂肪VS低炭水化物論争:体脂肪の減少量は、摂取カロリーが同じなら、低脂肪でも低炭水化物でもほとんど差がないことが科学的に検証されとる。どちらか一方の陣営が熱心に主張しとるけど、本質はカロリーなんや。
- 代謝アップ神話:代謝を促進すれば痩せるという考え方は、科学的に反証されとる。「ザ・ビゲスト・ルーザー」という過激な減量コンテストの参加者を追跡調査した結果、代謝の低下と体重のリバウンドに科学的なエビデンスはなかったんや。代謝促進を謳うサプリに頼るのは危険やで。
- 精密栄養学の誇大広告:腸内細菌や遺伝子、血糖値モニタリングに基づいて「あなたに最適な食事」を提供する精密栄養学は、今まさに時期尚早な商業化が進みすぎとるらしい。これらの高額な介入が、「野菜、果物、全粒穀物をもっと食べ、飽和脂肪と砂糖を控える」という標準的で退屈なアドバイスより優れているという強力な証拠はまだないんや。
3. 【実生活の対策】「超加工食品」を味方につける賢さなのだ
食環境全体をすぐに変えることはできへん。せやから、超加工食品を全て避けるんやなくて、賢く付き合うことが、長期的に健康を維持する秘訣や。
- 賢い選び方:製品が超加工されとるかどうかにこだわりすぎず、栄養価が高く、塩分、砂糖、飽和脂肪酸が少ない超加工食品を選ぶことが重要や。例えば、忙しい時に全粒穀物や野菜がたっぷり含まれた市販のすぐに食べられる食事を選ぶことは、全体的な食生活をヘルシーにするのに役立つんや。
- エネルギー密度の把握:現在の食品ラベルでは分かりにくいけど、カロリーを1食分の量で割って、エネルギー密度を意識するだけでも賢い選択に繋がるんや。
ホール博士のアドバイスは、情報に惑わされず、科学に基づいた知恵を持って、自分に有利な食料を選ぶことなんや!
【おまけ】やきう民のあんたらに
彡(゚)(゚)「よし、高額なサプリや遺伝子検査に頼るのやめて、野菜と全粒穀物を食うで!食料に支配されず、賢く選ぶ頭と、健康でパワフルな体を維持して、野球観戦も全力で楽しむんや!」
あんたらの健康は、あんたら自身の賢い判断にかかっとるで!
ディーキャリア宇都宮オフィスでは、発達障がいがある方が、無理な擬態から卒業し、本来の自分を活かして社会と繋がるサポートを提供しとる。随時見学・体験を承っとるから、気軽に連絡してやで!
オフィスページ :就労移行支援事業所 ディーキャリア宇都宮オフィス
電話:028-611-1080
メールアドレス : utsunomiya@dd-career.com
この記事を書いた人
植平 悠史(就労移行支援サービス管理責任者/福祉サービス在職歴13年)
専修大学文学部心理学科卒。在学中から児童相談所やグループホームなどでボランティアをおこない、「家庭環境や障がいの有無で人生の選択肢が狭まることのない社会」をぼんやりと志す。
とはいえ、初めての就職は「スノーボードがしたい!」という理由で新潟・十日町のリゾートホテルへ。5年の勤務後に福祉の道へ戻り、入所施設6年、グループホーム2年、放課後等デイサービス5年を経て、現在は就労移行支援事業所でサービス管理責任者として日々奮闘中。
モットーは「人生って、面白い」。支援の現場で見えてきた“リアルな困りごと”と、“今できる工夫”を発信中。サブカル大好き。


